お菓子作り初心者さんにもおすすめ!ベイクドチーズケーキ
定番中の定番、みんな大好きなチーズケーキ。
たくさんの種類がありますが、まずは簡単でおいしく、失敗しにくい基本的なベイクドチーズケーキを作ってみませんか。
今回は、ベイクドチーズケーキのレシピと一緒に、きれいに切り分ける方法もご紹介します。
基本のベイクドチーズケーキのレシピ
材料(18cm丸型1台分)
- クリームチーズ…200g
- グラニュー糖…90g
- 卵(Mサイズ)…2個
- 生クリーム…200ml
- 薄力粉…20g
- レモン果汁…10g
- ビスケット…90g
- 無塩バター…40g
グラニュー糖は、上白糖に変えても作れます。
ただし、同じ量だと上白糖のほうが甘味を感じやすいので、70gほどにしてください。
下準備
- クリームチーズを、指がすっと入る程度のやわらかさになるまで室温に出しておく。
- 卵を室温に30分間ほど出しておく。
- 型の底と側面に敷紙を敷く。
- 薄力粉をふるう。
- 無塩バターをレンジや湯せんにかけて溶かす。
- オーブンを170℃に予熱する。
作り方
- ビスケットをビニール袋に入れて砕き、溶かしたバターを加えて混ぜ合わせてボトムを作る。
- ビスケット全体にバターがなじんだら型底に敷き込み、生地が出来上がるまで冷蔵庫で冷やし固めておく。
- クリームチーズをハンドミキサーや泡立て器でやわらかくなるまで練り、グラニュー糖を加えて全体になじむまで混ぜ合わせる。
- 卵を1個ずつ加えてよく混ぜ合わせる。
生クリーム・薄力粉・レモン汁を順に加えて混ぜ合わせる。*材料を加える度に、ゴムベラでボウルの側面をしっかり払って、生地を均一に混ぜてください。
- 型に流す。
型を持ち上げ、底を何度か軽く台に打ち付けるようにして、空気を抜く。
- 170℃に予熱したオーブンで45~50分間焼く。
*表面にうっすらと焼き色が付き、竹串で中央を刺してみて、生っぽい生地がついてこなければOK。 - ケーキクーラーにのせ、型ごと2時間ほど冷ます。
- 冷蔵庫で一晩冷やして、型から外す。
- 完成!
おすすめの道具
ボウル
今回使用したボウルは、ポリカーボネート製。
クリームチーズが思った以上にかたく、もう少しやわらかいほうが良かったな…と思ったときには、ボウルごとレンジにかけることができます。
注意点としては、やわらかくなりすぎないよう、必ず5~10秒間ごとに様子を見ながら加熱しましょう。
型
型から出しやすいよう、今回はバネで側面が開閉できるタイプのものを使いました。
このケーキはそっと返せば崩れにくいので、共底の型でもOK。
取り出せるか心配な場合は、帯状にカットしたオーブンシートを十字に敷いてから敷紙を入れると、外しやすくなります。
コラム「作りたいお菓子に合わせたデコ型の選び方&使い方とは?」も、ぜひご覧ください。
チーズケーキのきれいな切り方
おいしくできたケーキは、きれいに切り分けたいですよね。
そのためには、包丁の刃をお湯で温めて、キッチンペーパー(または清潔な布巾など)で拭き取りながら切るのが◎
包丁の刃を温めるには、熱湯をかけたり、40~50℃くらいのお湯に刃を数十秒間浸したりすればOK。
火で直接あぶって温めると刃が傷むので、お湯を使いましょう。
刃を温めずに切ったものと、温めて切ったものの断面の違いが下記の画像。
温めていないほうは断面が荒れ、先端も不ぞろいになっています。
包丁は冷めやすいので毎回温め、それと同時に刃に付いた生地を拭き取るのが大切。
連続してカットすると、刃に付いた生地が切り口の上面に移り、より残念な見た目になってしまいます。
これは、チーズケーキだけでなく他のケーキにも共通するポイント。おもてなしや贈り物にするときには、特に意識しておきたいですね。
人気スイーツをレパートリーに加えよう
ベーシックで作りやすく、誰に出しても喜ばれるベイクドチーズケーキ。
レパートリーに加えておくと、気軽なおやつからおもてなしまで幅広いシーンで役立ちますよ。