大活躍のマフィン型でケランパンを作ろう!
お菓子の型の中でもお持ちの方が多く、よく使う型の代表といっても過言ではない、マフィン型。
わたしもいろんなお菓子やパンのレシピをご紹介してきました。
今回のコラムでご紹介するのは、韓国で人気のケランパンを再現したレシピ。パンのようなスイーツのような、まさに「おやつ」というのがぴったりな一品です。
ケランパンとは
ケランパンとは、韓国の屋台で人気のソウルフードのひとつ。
「ケラン」は韓国語で「たまご」という意味。ホットケーキのような甘くてやわらかい食感の生地と、卵の組み合わせは相性抜群!
名前に「パン」とつきますが、発酵させて作るパンとはちょっと違います。
何度か韓国を訪れた時に、とってもいい香りがして惹きつけられたのをよく覚えています。
回転焼きのような目玉焼きのような、なんともいえない見た目に目を奪われました。
ケランパンのレシピ(6個分)
材料
生地
- 牛乳…100g
- 全卵…55g
- 砂糖…30g
- はちみつ…15g
- 塩…2g
- 薄力粉…110g
- ベーキングパウダー…2g
トッピング
- 卵(Sサイズがおすすめ)…6個
- 塩…適量
- こしょう…適量
下準備
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
- マフィン型に軽く油脂を塗っておく(オイルスプレーを使うと手軽にできます)。
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- ボウルに牛乳と全卵を入れ、ホイッパーで混ぜる。
- 砂糖・塩・はちみつを入れ、ホイッパーでよく混ぜる。
- 下準備でふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを一度に入れ、ホイッパーで混ぜる。
- 粉っぽさがなくなれば混ぜ終わり。
- 下準備で油脂を塗っておいたマフィン型に、レードルで4分目程度まで生地を入れる。
この分量で作れば、出来上がりの生地量を6等分でぴったり。
- 生地の上に、卵を1個ずつ入れる。
ここがポイント
直接割り入れるより、プリンカップなどに割ってから生地の上にのせたほうがきれいにできます。卵はSサイズなど小さめがベスト。
卵が大きすぎると、型から溢れ出してしまうので注意してください。大きいサイズを使う場合は、卵白を少し取り除くのがコツです。 - 竹串やつまようじを使い、卵黄に何箇所か穴を開ける。
*オーブンでの焼成中に、卵黄が爆発するのを防ぐため。
- 塩とこしょうを卵の上に適量トッピングする。
- 予熱が完了しているオーブンに入れて焼成する。
ガスオーブン、190~200℃で15~16分間。
電気オーブン、200~210℃で15~16分間。*お使いのオーブンによって火力が違います。温度・時間を調整してください。
- 型から出せば、完成。
15分間程度焼くと、写真のように卵黄にしっかり火が入ります。
半熟で楽しみたい場合は、焼き時間の調整を♪
「気軽にケランパン」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめの食べ方
おすすめは、焼きたてをすぐに食べること!
翌日に召し上がる場合は、電子レンジで少し温めたり、トースターで焼き直したりしてください。
また、メープルシロップをかけると甘じょっぱい味わいがアップ♪
アレンジも簡単
今回は卵だけで作っていますが、チーズやベーコン、ハム、ソーセージなどを入れても◎
具材を増やす場合は、卵をうずら卵にするのがおすすめです。
生地が溢れる心配をせず、たくさんの具材をトッピングできますよ。
ご家庭にあるものでアレンジしてみてくださいね。
動画でおさらい
朝食にもおやつにも♪思い立ったら作れる
短時間で簡単に作れるケランパンは、特別な材料も必要なく、思い立ったらすぐに作れるのが魅力♪
朝ごはんにはもちろん、ちょっと小腹が減ったときのおやつにもぴったりです。
ぜひ試してみてください。