余ったパンでおいしいサラダ「パンツァネッラ」を作ろう
今回は、余ったパンで作る「パンツァネッラ」というサラダのレシピをご紹介します。
彩りの良い夏野菜と酸味のあるドレッシングでさっぱり♪
夏のランチにぴったりのレシピですよ。
パンツァネッラとは
パンツァネッラとは、かたくなったパンを水分に浸して、夏の野菜とあえたサラダディッシュのこと。
イタリアのトスカーナ地方で食べられる家庭料理で、貧しい農民がかたくなったパンをおいしく食べるために考えた料理なんだそう。
「水分に浸したパンっておいしいの?」と思われるかもしれませんが、さっぱりとして意外とおいしいんですよ。
かたくなってしまったパンがあったら、ぜひ試していただきたい料理です!
パンツァネッラのレシピ(1~2人分)
野菜を準備する
材料は一例です。
お好みの野菜を使ってください。
ゆで卵・生ハム・サーモンなども合うと思います。
材料
- 紫玉ねぎ…1/3個程度
- プチトマト…4個程度
- ズッキーニ…4cm程度
- レタス…適量
- ベビーリーフ…適量
作り方
- 紫玉ねぎはスライスし、水にさらす。
- プチトマトは半分にカットする。
- ズッキーニは厚さ1cmのいちょう切りにし、1分間程度ゆでる。
- レタスとベビーリーフは、洗って食べやすい大きさにカットする。
ドレッシングを作る
材料
- にんにく…1/2片
- 赤ワインビネガー…大さじ1
- バルサミコ酢…大さじ1/2
- オリーブオイル…大さじ1
作り方
- にんにくをすりおろす。
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全ての材料をボウルに入れ、しっかり混ぜる。
仕上げる
今回は2種類の仕上げ方をご紹介します。
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パターンA…バゲットを水でやわらかくする方法
カチカチにかたくなったバゲットを使うのがポイント。
バゲットがかたくない場合は、トースターやオーブンで乾燥させるように焼いてください。 -
パターンB…水を使わない方法
バゲットがかたくない場合は、トースターやオーブンでカリッとする程度に軽く焼いておきます。
カチカチにする必要はありません。
材料
- バゲット…80~100g
- 塩…適量
- 黒こしょう…適量
作り方(パターンA)
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バゲットを一口大にカットして、水(分量外)に軽くくぐらせ、しっかりと水分を搾る。
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バゲット・紫玉ねぎ・プチトマト・ズッキーニをドレッシングの入ったボウルに入れて、あえる。
- 冷蔵庫に入れて、味をなじませる。
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3・レタス・ベビーリーフをお皿に盛り付ける。
お好みで塩と黒こしょうを振って出来上がり♪
作り方(パターンB)
サクッと焼いたパンに酸味のあるドレッシングが程よく染みていて、野菜とも相性抜群。
こちらはあえてからすぐ食べられます。
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バゲットを一口大にカットする。
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ドレッシングを半分使って、紫玉ねぎ・プチトマト・ズッキーニをあえる。
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残りのドレッシングを使って、バゲットをあえる。
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2・3・レタス・ベビーリーフをあえて、お皿に盛り付ける。
お好みで塩と黒こしょうを振って出来上がり♪
「2つの作り方で。パンツァネッラ」の詳しいレシピページはこちら。
バゲットがカチカチにかたくなっている場合はパターンA、バゲットが少しかたい場合はパターンBなど、バゲットの状態によって作り方を変えるのも良いかもしれませんね。
お好みの方法で仕上げてください。
余ったパンもおいしいランチに♪
野菜をたっぷり食べられて健康的なパンツァネッラ。
パンも入っているので、おなかいっぱいになること間違いなし!
食欲がなくなる夏に、酸味のあるドレッシングが食べやすくてぴったりかと思います。
麺類が多くなりがちの夏休みランチ。
このコラムを読んで、パンツァネッラを作ってもらえたらうれしいです。