みんな大好きなコーン缶を使ってパン作り!
スーパーでいつでも手に入るコーン缶!
いろんなお料理に手軽に使えて、常備しているととっても便利ですよね。
今回はコーン缶を1缶使い切りで作る、「まるごとコーン缶のちぎりパンレシピ」をご紹介します!
使用するのは、コーンの甘さとあのシャキッと食感を味わえる、お子さまも大好きなホールコーン缶♪
コーン缶の粒も汁も使って、コーンの風味たっぷりのパンを焼きましょう!
まるごとコーン缶のちぎりパンレシピ
材料(18×18cmスクエア型レシピ)
- 強力粉…250g
- 砂糖…15g
- 塩…4g
- インスタントドライイースト…5g
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コーン缶の汁+水…158g
*室温が25℃前後ある場合は常温の水、室温が低い場合はぬるい湯(40℃前後)を使用する。 - 無塩バター…15g
- 粒コーン…120g
コーン缶は粒がそのまま残ったホールコーンや粒をすりつぶしたコーンクリームなど、さまざまな形状のものがあります。
今回使用するのは、スーパーでもお馴染みの「はごろもフーズのシャキッとコーン」。
砂糖不使用でコーン本来の甘さとコーンの食感を味わえます。
下準備
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コーン缶を粒コーンと汁に分ける。
*汁気をしっかりと切っておくことで、成形しやすくなる。
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スクエア型にクッキングシートをセットしておく。
作り方
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バター・粒コーン以外の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、こねる。
8分後にバターを投入し、さらに10分間ほどこね上げる。
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こね上がったらきれいに丸め直してボウルに入れ、ラップをかぶせる。
30℃に設定したオーブンや発酵器で、生地が2倍程度の大きさになるまで一次発酵させる(40~50分間)。
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人差し指の先に粉を付けて、生地の真ん中にさして抜く(フィンガーテスト)。
指をさした穴をチェックして、跡が残ればOK。
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手で軽く生地を押し、ガス抜きをする。
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カードで生地を9等分にカットし、クッキングスケールで同じ重さになるように調整する。
*生地をあまり細かく切り刻まないように注意。
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生地を丸めて、室温に15分間ほど置く(ベンチタイム)。
生地が乾燥しないように、ラップやかたく絞ったぬれ布巾を被せておく。
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粒コーンの周りに付いた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
水気を切った粒コーンをバットに9等分に分けておく。
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パン生地のとじ目を上にして、手で生地を丸く広げる。
1個分の粒コーンのうち、半分より少し多めの量を生地にのせて包む。さらにその上に残りの粒コーンをのせて包み、とじ目をしっかりとじる。
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残りの生地にも同様に粒コーンを包み、型に並べる。
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オーブンの発酵機能を35℃に設定し、生地が2倍に膨らむまで25~30分間かけて二次発酵させる。
生地の乾燥が気になるときは、霧吹きで水をかける。*オーブンの発酵機能で発酵させる場合は、予熱時間を考慮して早めにオーブンから室温に出す。
室温で発酵させている間に、天板を入れて190℃で予熱を開始する。
天板を入れて予熱をしておかないと、型の側面の焼き色が付きにくいので、天板を入れ忘れないようにする。
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クープナイフを使って、それぞれの生地の真ん中に1本クープ(切り込み)を入れる。
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190℃に予熱したオーブンで20分間ほど焼成する。
*15分間ほど経過し、焼き色が濃くなっていたら、表面にアルミホイルを被せて焼く。
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出来上がり!
今回のコーンパンレシピのポイント
1. コーン缶の汁を使用
コーン缶の汁を仕込み水に使うことで、よりコーンの甘みと風味を味わうことができます!
焼き上がったときのコーン香りがたまりません♪
2. 粒コーンは混ぜ込むのではなく包む
コーンは水分をとても多く含んでいるため、混ぜ込むのではなく包む成形にしました。
今回のレシピでは、2回に分けてコーンを包み込んでいるのもポイント。
1回で包むより2回に分けて包むほうが、コーンが全体に行き渡って、味も見た目も◎
3. 成形はさっと丸める
成形時にコーンを包んでからグルグルと丸めすぎると、コーンの水分がどんどん出てきて成形しにくくなることがあります。
ササっと包んで、型に並べましょう!
おうちでパン屋さんに負けないコーンパンにチャレンジ!
スーパーでいつでも手に入るコーン缶。
シンプルな生地だからこそコーンの風味をたっぷり味わえる、そんな基本のレシピになっています。
主食として朝食にはもちろん、お子さまのおやつにもとってもオススメです!
スクエア型がない場合は、丸めてクープを入れて焼き上げた「簡単丸パン」にしても◎
パン屋さんに負けないコーンパン作りに、おうちでチャレンジしてみてくださいね♪