フレンチトーストとは?
みなさん、よくご存知のフレンチトースト。
牛乳と卵を混ぜ合わせた液体に、食パンを浸してから焼いたものですよね。
硬くなったパンのリサイクルとして作られる方も多く、かなりなじみ深いものだと思います。
作る時、何に一番頭を悩ませるか?
食パンに、卵液が染み込まない!!
これが、フレンチトーストを作るにあたって一番多い悩みのように思います。
今回は、この悩みを解消する方法をご紹介します。
一晩ゆっくり浸透させる方法
フレンチトーストのオーソドックスな作り方です。
一晩時間をかけて、パンにゆっくりと液体が染み込んでいくので、焼いたときに中までふんわり。そして、しっかり味がします。
材料
- 卵…1個
- 牛乳…70g
- 砂糖…15g
- 食パン…2枚
作り方
- 卵・牛乳・砂糖をボウルに入れ、よく混ぜる。
- 食パンを適当な大きさにカットし、バットに並べる。
- 1を2の食パンに回しかける。
- バットにラップをかけて、冷蔵庫で一晩寝かせる。
- しっかりと熱したフライパンに、卵液が染み込んだパンを並べて焼く。
- 焼き色がきれいに付いたら焼き上がり。
*はじめは中火から弱火。焼き色がついたら裏返して、ふたをして弱火で焼く。
お好みで生クリームやメープルシロップなどを添えて。
ベリー類をトッピングしてもおいしいです。
短時間で染み込ませる方法
この方法で焼くと、短時間で、パンの中まで味が染み染みのおいしいフレンチトーストが出来上がります。
材料
- 卵…1個
- 牛乳…70g
- 砂糖…15g
- 食パン…2枚
作り方
- 牛乳に砂糖を入れて、混ぜる。
- 食パンを適当な大きさにカットし、バットに並べる。
- 1を2の食パンに回しかける。
- パンが牛乳を吸っていきます。
- 別のバットに卵を割ってほぐす。
- 牛乳を染み込ませたパンを卵に浸す。
- しっかりと熱したフライパンに、パンを並べて焼く。
- 焼き色がきれいに付いたら焼き上がり。
*パン全体に、まんべんなく牛乳を吸わせる。
*はじめは中火から弱火。焼き色がついたら裏返して、ふたをして弱火で焼く。
お好みで生クリームやメープルシロップなどを添えて。
ナッツ類も合いますよ。
卵と牛乳を混ぜ合わせた液体を、短時間でパンに染み込ませるのは難しいです。
でも、牛乳だけならスーッと染み込み、しっかりとパンに味が付きます。
その後、コーティングするように卵に浸します。
断面は白いですが、染み染みのおいしいフレンチトーストになります。
牛乳を使わずに、オレンジジュースや豆乳を使って味を変えるときでも同じです。コーティングのイメージで、卵には後から浸してみてください。
フレンチトーストに使うパンを変えて
実は、フレンチトーストに使うパンを変えると、卵液が染み込みやすくなるんですよ。
今では食パンだけでなく、バゲットやブリオッシュなどで作られる事もあるフレンチトースト。
時間がなく、短時間で染み込ませたい時は、バゲットのように気泡がたくさん空いていて生地の目が粗いパンをチョイスすると、比較的早く液体が染み込みます。
逆に、ブリオッシュなど生地の目が細かいものはゆっくり染み込むので、時間をかけて作れる時におすすめです。
お好みに合わせて
- 牛乳と卵を混ぜて、一晩じっくり浸す。
- 牛乳と卵を混ぜずに、順番に短時間浸す。
- パンの種類に合わせて、卵液に浸す時間を変える。
実はちょっとしたポイントで、手軽に染み染みに作ることができるフレンチトースト。
生活のリズムに合わせて、作り方やパンの種類を変えて、ぜひ楽しんでください。
「染み染みフレンチトースト」の詳しいレシピページはこちら。