韓国屋台の定番品・ホットクを作ろう!
今回ご紹介するのは、韓国の屋台で人気のホットクのレシピ!
定番の黒糖ナッツの他に、チーズ、あんこの3種類のホットクを作っていきます。
日本ではまだまだ食べられるお店が少ないので、ぜひおうちで作ってほしいです!
ホットクとは
ホットクとは、日本のおやきのような平べったい形の小麦粉生地に、あんを入れて焼いた食べ物。
韓国で親しまれているおやつの一つです。
甘いあんが入ったものから、チャプチェやチーズなどが入ったものまでバリエーション豊富!
もち米粉が入っているので、モチモチ食感が特徴です。
ホットクの由来は?
ホットクという言葉は「中国の餅」という意味。
19世紀末に中国から韓国へ渡ってきた商人が考えだしたものといわれています。
今では多くの人に親しまれ、韓国の屋台に欠かせないものになりました。
ホットクのレシピ(6~8個分)
ホットクは、自宅で手作りするのもとっても簡単です!
あんを用意する
材料
- ピーナッツ…15g
- くるみ…5g
- 黒砂糖…20g
- シナモンパウダー…お好みで
- 水…2g
- あんこ…適量
- チーズ…適量
作り方
- ピーナッツとくるみを好みの大きさに砕く。
- 黒糖とシナモンを入れて混ぜる。
- 水を入れて混ぜたら、「黒糖ナッツ」の完成。
*水を入れなくても包めますが、包みやすくするために少量混ぜています。
- 他にも、あんこやチーズなど、好みのものを用意する。
画像にある蜂蜜は、後がけ用。
生地を作る
材料
- ドライイースト…5g
- 強力粉…230g
- もち米粉…70g
- グラニュー糖…10g
- 塩…1g
- ぬるま湯(40℃くらい)…250g
作り方
【ホームベーカリー使用の場合】
- 全ての材料をパンケースに入れ、発酵まで行う。
【手ごねの場合】
- ぬるま湯50gにドライイーストを入れ、混ぜる。
- ボウルに粉類を入れ、1を入れる。
- 残りのぬるま湯を2回に分けて入れ、ヘラで混ぜる。
- 粉っぽさがなくなったら、粘りが出るまで手で混ぜる。
- ラップやかたく絞った布巾をかぶせ、発酵させる。
発酵機能付きオーブンなど:35℃で50分間くらい
暖かい室内:1時間前後*発酵時間は生地の状態や環境によって変わります。生地が2倍になるまで発酵させてください。
包む・焼く
作り方
- 発酵させた生地と油(サラダ油などでOK。分量外)を準備する。
- フライパンに油を引き、火にかける。
*油を多めに使うと、外側がサクッと仕上がるのでおすすめです!
- 手のひらに油を塗る。
- 生地をちぎって軽く丸める。
- 真ん中に好みのあん(画像は黒糖ナッツ)を置き、包む。
あんを押し込みながら、周りの生地を引っ張る。あんに触らないように包み、しっかりとじる。
あんことチーズも同様に包む。
- とじた部分を下にしてフライパンに置き、中火で焼く。
- 焼き色が付いたらひっくり返し、フライ返しなどで押して平らにする。
- 両面がきつね色になったら完成!
黒糖ナッツとあんこの断面はこんな感じ♪
チーズを包んだものには、蜂蜜をかけても◎
「ホットク」の詳しいレシピページはこちら。
おいしく作るための3つのポイント!
きれいでおいしいホットクを作るためのポイントを3つ、お教えします。
ポイント1.手のひらに油を塗って手早く包む
ホットクの生地はやわらかく、手にくっつきやすいです。
油を塗るとくっつきにくくなるので、しっかり塗って作業しましょう。
ポイント2.包む直前にフライパンを温めておく
包んだらすぐフライパンへ入れるので、事前に温めておきましょう。
生地をつぶすと広がるので、大きめのフライパンを使用するか、ホットプレートがおすすめです!
ポイント3.しっかりつぶす
生地をひっくり返したら、ぎゅーっとつぶします。
「ヌルゲ」と呼ばれる、ホットクをつぶす専用の器具があるほど大事な工程なので、忘れないでくださいね。
動画でおさらい
出来たてのホットクは最高!
韓国の定番おやつ・ホットクのレシピをご紹介しました。
ホットクは出来たてが一番!黒糖ナッツは黒砂糖が熱で溶けてトロッと蜜状に。チーズもびよーんと伸びておいしさ◎やけどに注意しながら、召し上がってくださいね。
冷めたときは、オーブントースターで再加熱するのもおすすめですよ!
手軽に作れるホットク、ぜひお試しください。