人気のお菓子・カヌレをミニマフィン型で作ってみよう!
今、人気のスイーツ「カヌレ」。作ってみたいけど、専用のカヌレ型がないから作れない…という方も多いのではないでしょうか。
でも実は、ミニマフィン型があれば、モチモチ食感のおいしいカヌレが作れるんです!
今回は、ミニマフィン型で焼くカヌレのレシピをご紹介♪
カヌレ型がなくて諦めていた方も、ぜひ試してみてください。
カヌレ型ってどんなもの?
カヌレは、フランスのボルドー地方の伝統菓子で、「溝のついた」という意味があります。
カヌレ型はその名前のとおり、独特な縦の溝がついた型。
この専用の型で焼くことで、中は気泡が入ったもっちり食感、外側はしっかりと焼き色がついたカリカリ食感に焼き上がります。
ミニマフィン型で焼くカヌレのレシピ(12個分)
「cottaオリジナルマフィン型(12個取)」1台で、ちょうど焼ききれるように生地の分量を調整しました。
ミニマフィン型はマフィンはもちろん、パンやタルトなどいろいろなお菓子作りに使えるので、おうちに1つあるととっても便利ですよ。
材料
- 牛乳…200ml
- 無塩バター…15g
- バニラビーンズペースト…小さじ1/2(2.5g)
- 強力粉…20g
- 薄力粉…35g
- グラニュー糖…70g
- ブラウンシュガー…20g
- 卵黄…1個分
- ラム酒…大さじ1(15ml)
下準備
- マフィン型に分量外のバターを薄く塗っておく。
作り方
- 鍋に牛乳・バター・バニラビーンズペーストを入れ、中火で60℃まで温めます。
- ボウルに強力粉・薄力粉・グラニュー糖・ブラウンシュガーを入れ、泡立て器でよく混ぜます。
*粉をふるう代わりになるので、ダマがなくなるまでしっかりと混ぜましょう。
- 温めた牛乳を2のボウルに少しずつ加え、泡立てないよう静かに混ぜます。
- 卵黄とラム酒も加え、さらに混ぜます。
- ボウルにラップをかけ、一晩冷蔵庫で休ませます。
ここがポイント
冷蔵庫で休ませてグルテンを落ち着かせないと、焼く際に生地が膨張してあふれてしまいます。時間があれば、12時間以上休ませるのがおすすめです。
- 冷蔵庫から出して1時間ほど置き、生地を室温に戻して裏ごしします。
*裏ごしする際は計量カップに入れると、型に流し入れやすくなるのでおすすめです!
生地を室温に戻す間に、オーブンを210℃に予熱しておきましょう。
- ミニマフィン型に生地を均一に入れ、オーブンの温度を200℃に下げて40~45分間焼きます。
ここがポイント
焼き始めてから30分ほど経ったら一度オーブンから取り出し、型を何回か台にトントンと打ちつけ、浮いた生地を落としましょう。
- オーブンから出して粗熱が取れたら、逆さまにして取り出します。
完成。
「ひと口サイズがかわいい♡ミニマフィン型カヌレ」の詳しいレシピページはこちら。
失敗しないための2つのポイント
ミニマフィン型で焼くカヌレを成功させるポイントをチェックしましょう!
ポイント1.オーブンを予熱し、庫内温度を上げておく
オーブンのくせにもよりますが、庫内の温度がしっかりと上がっていないと、中が生っぽく仕上がってしまいます。
庫内温度が低い状態で焼くと、生地にスが入らず食感も悪くなるので、必ず予熱をしておきましょう。
ポイント2.焼いている途中で生地を落とす
生地が8割ほど焼けたら、一度オーブンから取り出して台に型を打ちつけます。
カヌレは焼いていると生地が浮き上がってきますが、この作業をすることで表面にきれいな焼き色をつけることができますよ。
真ん中は特に火が通りにくいので、焼きムラや焼けたあとのへこみを防ぐためにも、途中で生地を落としましょう。
ミニサイズ以外のマフィン型でも焼ける
ミニマフィン型がない場合は、通常のサイズのマフィン型でもカヌレを楽しむことができますよ。
分量はそのままで、焼き時間を10分間ほど延ばしてください。
カヌレ型やミニマフィン型で焼いたものに比べると厚さが薄いので、少しカリカリとした食感に仕上がります。
スが入ったカヌレらしいモチモチとした食感がお好みの場合は、ぜひミニマフィン型で作ってみてくださいね。
カヌレ型がなくてもカヌレは作れる!
専用の型じゃないと作れないと思いがちのカヌレですが、ミニマフィン型でもおいしく作ることができます。
カヌレ型に比べて、ひと口サイズで食べやすいのもうれしいポイント。
厚みが少ない分、中はモチっと外はカリッとした食感が楽しめます。
カヌレ型がおうちにない方も、ぜひチャレンジしてみてください。