目にも楽しいアップルパイを作ろう!
りんごのおいしい季節に楽しみたいアップルパイ。
アップルパイといっても、パイ皿で作ったものや手のひらサイズのものと、その種類は多種多様。
今回ご紹介するのは、とっても簡単にできるのにインパクト大なレシピ!
りんごをまるごと包んだアップルパイの作り方をお教えします。
おすすめのりんご
アップルパイに使うりんごは、酸味が強くて崩れにくい品種がおすすめです。
今回の試作では紅玉とジョナゴールドを使用しましたが、どちらも加熱後ちょうど良い甘酸っぱさでおいしく食べられました。
ぜひさまざまなりんごでチャレンジしてみてください。
りんごまるごとアップルパイのレシピ(1個分)
手間いらず、特別な道具いらずで気軽に楽しめるレシピです。
食べやすい甘さで満足感たっぷり♪
材料
- りんご(紅玉など)…1玉
- 冷凍パイシート(10cm角のもの)…4枚
- バター(食塩不使用)…30g
- 市販のビスケット…6枚
- 卵黄…1個
- 水…少々
下準備
- バターを常温に戻してやわらかくしておく。
- 卵黄を茶こしで裏ごし、水を加えて混ぜておく。
- 冷凍パイシートを解凍しておく。
作り方
- りんごをきれいに洗って水気を拭き、皮を剥いて芯を取ります。
芯取り作業は小さなティースプーンで進めていきます。りんごのてっぺんと底から掘り進め、途中細くなる部分はスプーンの上部分で崩していきます。穴が貫通したらOK。
- 芯をくり抜いたりんごを電子レンジで加熱し、冷まします。
りんごを耐熱容器に入れてラップをして500Wで1分間加熱したら、上下逆にして1分間、さらに横に向けて30秒間、反対側に向けて30秒間。りんごを4面から加熱します。
- りんごが冷めるまでの間に、フィリングを作ります。
フリーザーバッグなどにやわらかいバターとビスケットを入れ、モミモミするだけ。*フィリングのバターとビスケットの風味は、このお菓子のアクセントになる大切なパーツ!お好みでラムレーズンなどを刻んで混ぜ込んでもおいしく召し上がれますよ。
- りんごの芯を抜いた穴に、手を使ってフィリングをぎっしりと詰めます。
- 解凍しておいた冷凍パイシートを画像のように重ね、軽くめん棒でのばします。
*パイ生地が分厚いとサクサク感が少なめになります。りんごがしっかり包める大きさを意識しながら、均等な厚さになるようのばしてください。
- 4辺の真ん中をそれぞれ画像のように切り取り、余ったフィリングを中央に置きます。
- その上にりんごを置きます。
- パイシートで包みます。
シート同士が重なる部分は水を塗って接着し、とじ目をしっかりとじます。
- 切り取ったパイシートをまとめてのばし、葉の形にカットします。
- フォークで全体に空気穴をあけ、葉の形に整えたパイシートを水で接着します。
下準備で水と混ぜておいた卵黄を塗り、葉に模様をつけます。
- 200℃のオーブンで30分間焼成したら、出来上がりです。
「まるごとアップルパイ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
このレシピ最大のポイントは、レンジでのりんごの加熱具合!
なぜレンジでの加熱が必要かというと、りんごをそのまま焼くだけだとコンポート感が足りないからです。
レンジで形が崩れない程度に加熱することで、しっかり形を保ちながらもジューシーなりんごを味わうことができます。
この工程は、上記で説明したようにりんごの向きを変えて加熱するのが大切。
同じ方向だけで加熱すると、底だけがぐずぐずになって形が悪くなってしまうので注意してくださいね。
作り方にある時間を参照して作業すれば、難しくはないのでご安心ください。
動画でおさらい
ちょい足しでアレンジも♪おいしい食べ方
このレシピは出来たてアツアツはもちろん、冷めてから食べてもりんごの上品な甘みが引き立っておいしく召し上がれます。
個人的に好きなのは、フィリングとパイ生地が一体化してカリカリ香ばしく仕上がった底部分なので、その部分を楽しんでいただけたらと思います。
ちょい足しアレンジを楽しむなら、ぜひバニラアイスを♪
ほんのり温かいアップルパイにバニラアイス。お好みではちみつやメープルシロップをかけると、カフェで提供されるスイーツのような一皿が楽しめます。
見た目もボリュームも◎丸ごとアップルパイでおうちカフェ気分
りんごをまるごと包んだアップルパイは、おうちカフェにもぴったりの一品。
りんごのおいしい季節に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!