メレンゲとクリームで作る絶品スイーツ
今回ご紹介するのは、フランスで愛されている伝統菓子メルべイユのレシピ。
メレンゲ・ホイップクリーム・チョコレートというシンプルな構成ながら、その味わいは絶品です。
華やかな見た目で、普段のおやつだけでなくおもてなしにも◎
メルベイユ(メルヴェイユ)とは
メルベイユとは、メレンゲをホイップクリームで覆ってチョコレートをまぶしたスイーツ。
北フランスやベルギーで、200年以上前から愛されている伝統菓子です。
フランス語で「素晴らしい」という意味を持つ「merveilleux」が語源。
形は大小さまざまですが、卵のような丸くかわいい形のものをよく見かけます。
ベーシックなチョコレートの他に、ナッツやメレンゲチップをトッピングしたものなどもある華やかなお菓子です。
メルベイユのレシピ(6個分)
口の中に入れると、スーッと消えてしまうような口どけが楽しめます♪
材料
メレンゲ
- 卵白…60g(約2個分)
- グラニュー糖…80g
- コーンスターチ…15g
チョコレートコポー
- 板チョコレート(ビター)…1枚(50g)
クリーム
- 生クリーム(乳脂肪分40%以上のもの)…400ml
- グラニュー糖…32g
メレンゲを作る
下準備
- 天板にシルパットまたはオーブンシートを敷いておく。
- コーンスターチはふるっておく。
- オーブンを110℃に予熱する。
作り方
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メレンゲを作ります。
ボウルに卵白とグラニュー糖の1/3量を入れ、ハンドミキサーの低速で20秒間泡立てて卵白のコシを切ります。
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高速に切り替えて白くモコモコとボリュームが出たら、残りのグラニュー糖の半分を加えます。
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さらに混ぜてツノがゆるく立つ手前まで泡立ったら、残りのグラニュー糖を全て加えます。ツノがピンと立ち、つやが出るまで泡立てます。
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コーンスターチを加え、ゴムベラで混ぜます。
*泡をつぶさないように、底からすくうイメージで。
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丸口金をつけた絞り袋に入れ、天板に厚さ1cm、直径5.5~6cmの円に絞ります。
*セルクル(58mm)がある場合は、下準備のときに、薄力粉をつけたセルクルでシルパットに目印をつけておくのがおすすめです。
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110℃のオーブンで90分間焼き、冷めるまでオーブンの中においておきます。
チョコレートコポーを作る
作り方
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メレンゲを焼いている間に仕上げ用のチョコレートコポー(削ったチョコレート)を用意します。
板チョコレートの側面をピーラーやペティナイフの背で薄く削り、出来上がったコポーは冷蔵庫で冷やしておきます。
*冷たいチョコレートを使用するとうまく削れないので、室温に置いてやわらかくしておくか、側面を手で少し温めるときれいにできますよ♪
生クリームを泡立てる
作り方
組み立て
作り方
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メレンゲは形が近いものを2枚1組にしておきます。
メレンゲを置いてクリームを高さ3cmほど絞り、裏返したメレンゲをのせ、横からクリームがはみ出る程度に軽く押さえます。
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上にも2cmほど丸くクリームを絞り、パレットナイフではみ出たクリームを塗りながら全体をならします。
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スプーンで全体にチョコレートコポーを付け、冷蔵庫で30分間以上冷やします。
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お好みでピックやクリームで飾って完成です。
「天使の口どけ!メルベイユ」の詳しいレシピページはこちら。
食べごろ
30分間ほど冷やすとメレンゲとクリームはなじみますが、まだメレンゲのサクサク感が残っている状態。
3時間ほど冷やすと完全に一体化し、口の中でスーッと消えていく上品な味わいに。
ご自分の好きな食感でお楽しみください。
レシピのポイント
少ないパーツで作れるメルベイユ。メレンゲとクリームがおいしく作るポイントです!
ポイント1.メレンゲをしっかり乾燥させる
メレンゲは完全に乾燥させるのがポイント!
乾燥が足りないと、食感が悪くなってしまいます。
オーブンが冷めるまで庫内に置いておくと、しっかりと乾燥しますよ。
ポイント2.生クリームは脂肪分40%以上のものを選ぶ
かたさのあるクリームでないと、組み立てのときに崩れてしまいます。
乳脂肪分40%未満の生クリームだとしっかり泡立たないので、購入する際注意しましょう。
アレンジもおすすめ
クリームの味やトッピングを変えると、全く別の味わいが楽しめます。
メレンゲや生クリームにココアパウダーや抹茶、ストロベリーパウダーを入れると、簡単に味変できますよ。
今回は、
- ラズベリージャム入りクリーム+フリーズドライフランボワーズブリゼ(写真中央)
- キャラメル味のクリーム+キャンディングアーモンド(写真右)
でアレンジしました。
参考にしてみてください。
天使の口どけ!メルベイユを作ってみよう
気づいたら口の中から消えてしまうような不思議な口どけは、メルベイユならでは。
メレンゲとクリームというシンプルな構成だからこその味わいです。
アレンジも自由なメルベイユ。ぜひお好みの味わいで楽しんでみてください。