プラントベースフードについて、わかりやすく解説します!
皆さんは「プラントベース」という食のスタイルをご存じですか?
近年、海外だけではなく日本でも注目され、取り入れる方も増えているプラントベース。
今回のコラムでは、「プラントベース」と「プラントベースフード」についてご紹介。
初めて聞いた!という方や、気になっているけど実際どうなの?という方はもちろん、すでに取り入れているよ♪という方にも、楽しんでいただけたらうれしいです。
プラントベースフードとは
プラントベースフード(Plant-Based Food)とは、野菜や果物・豆類・ナッツ・海藻・穀物など、植物を由来とする食品のこと。
肉や魚、乳製品などに似せて作られた代替食品を始めとする、さまざまな種類のプラントベースフードが目まぐるしい勢いで開発されています!
大豆ミートやソイミルク、アーモンドミルクなどは、なじみがある方も多いのではないでしょうか。
そして、こういった植物由来の食品を積極的に取り入れようという食のスタイルがプラントベースです。
つまり、「毎食必ず!!」というものではなく、時々でもよいのです♪
プラントベースということを意識しなくとも、すでに植物性食品を選択されている方もいらっしゃるでしょう。
ちょっとでも取り入れていくことで、体の調子を整えたり、環境への負荷を減らしたりとサステナブルな食生活に繋がります。
ヴィーガンとの違い
植物由来の食のスタイルと聞くと、ヴィーガンとはどう違うの?と思われるかもしれませんね。
ヴィーガンは動物性食品を摂取しないということだけにとどまらず、毛皮や革製品などの動物性の素材のものは使用しないなど、動物愛護の精神や脱動物搾取という観点から取り入れられることも多いライフスタイル。
一方でプラントベースは、プラントベースフード(植物由来の食品)を取り入れようとする、あくまでも食の選択肢。
健康や環境保護の観点から取り入れる人が多く、できる範囲で気軽に始められるところも特徴の一つではないでしょうか。
注目のプラントベースフード4選
数あるプラントベースフードの中から、食べやすくて取り入れやすいプラントベースフードを4つご紹介します。
大豆ミート
大豆ミートはその名の通り、大豆から作られた見た目も食感もお肉に似せた植物性ミート。
高たんぱくで低カロリー、そして圧倒的な低脂質!
さまざまな形状・色調・食感のものがあり、牛肉・豚肉・鶏肉といった肉の種類や、調理法にあわせた形状のものが開発されています。
また、調理前のもの・調理されたものどちらもあるので、お好みに合わせて手軽に取り入れられる食品です。
肉類の変わりに大豆を使用することで、畜産による環境負荷(温室効果ガス排出量・水資源消費量・森林伐採)を減らしたり、食資源不足(タンパク質危機)にも対応したりできると期待されています。
おすすめアイテム1:大豆と蒟蒻のSoyっとバーグ
「大豆と蒟蒻のSoyっとバーグ」は、大豆と蒟蒻100%のプラントベースハンバーグ。
お肉入り?と思ってしまうような食感や弾力。ジューシーですが脂っこさや重さがなく、満足感はありつつさっぱり食べられます。
程よくスパイスの効いたプレーンタイプなので、お好みのソースをかければさまざまな味付けに。私は和風あんかけがお気に入りです♪
おすすめアイテム2:大豆ミートのキーマカレー
「大豆ミートのキーマカレー」は、大豆ミートを使ったカレー。
炒めた野菜(たまねぎ・にんじん・セロリ)やトマトペースト、野菜だしが溶け込んでいて、野菜のうまみがたっぷり!
大豆ミートのミンチ感がばっちりで、ひよこ豆入りとボリュームも◎
動物性原料不使用なのに、満足度の高い商品です。
植物性ツナ
植物由来の原材料のみで作るツナ。
大豆ミート同様、高たんぱくで低カロリー、低脂質!
過剰漁獲や地球温暖化による海水温の上昇によって、海洋資源の減少が問題になっていますが、プラントベースフィッシュは代替品として期待されています。
おすすめアイテム:OMNIツナ
「OMNIツナ」は大豆を主原料とし、100%植物性の原材料でできています。
食感と風味は、まるで本物のオイル漬けのツナ缶!これは驚き。
サラダやサンドイッチなど、さまざまな料理に取り入れられます。
豆乳クリームバター「ソイレブール」「ソイレブール ラフィーネ」
世界初の特許製法で作られた豆乳クリームを使用し、バターのように仕上げたソイレブール。
有塩タイプだけでなく、低塩タイプもあります。
トランス脂肪酸はバターの半分、コレステロールもバターより低くてヘルシー。健康志向の方にもぴったりです。
あっさりした後味で他の素材の風味を引き立ててくれ、パンに塗ってもおいしく召し上がれます。
もちろん、お菓子やパンを作る際もバターと同様に使えます。
冷凍保存でもすぐにカットでき、扱いやすいのも高ポイント!
cottaでは、いろいろなお菓子やパンのレシピが見られます。
豆乳クリーム「マメマージュ」
「マメマージュ」は動物由来の原料を使わずに、芳醇な発酵風味を再現した豆乳クリーム。クリームチーズのように使用できる食材です。
クリームチーズより少しやさしい味わい。ほのかな塩味と発酵風味は、そのままスプレッドにしてもおいしい♪
冷蔵庫から出してすぐ使えるなめらかさもうれしいですね。
この食材を使ったレシピも、cottaで検索できます。
豆乳クリームには、マスカルポーネタイプの「マメマージュmou」も。マメマージュよりさらにやわらかく、やさしい風味。作るものに応じてお選びください♪
無理せず自由に♪プラントベースフードを楽しもう
特にルールがあるわけではなく、自由に取り入れることができるプラントベースという食のスタイル。
あまり意識したことがなかった方も、「一日一食だけ」「週に一日だけ」「ちょっと疲れたときに」「食べすぎちゃった翌日に」「お菓子作りに時々」というような考え方で実践してみてもよいかもしれません♪
内臓にかかる負担が少ないので、体がリセットされる気がするプラントベースフード。
食生活から、体や地球にいいことに繋がっていくのはうれしいですね。