夏に人気のお菓子・わらび餅を抹茶味にアレンジしよう
おうちでも手軽に作れるわらび餅。
定番はきなこですが、抹茶味もおすすめです!
抹茶はダマになりやすいので普通のわらび餅よりも難しいイメージがありますが、コツを押さえれば大丈夫。
今回のコラムでは、抹茶わらび餅の作り方を詳しくご紹介します。
抹茶わらび餅におすすめの抹茶
抹茶わらび餅は使用する抹茶が味を左右します。そのため、お好みの味の抹茶を選びましょう。
cottaさんには、生菓子に向いているものや焼き菓子に向いているものなど、いろいろな種類の抹茶がそろっています。
私のおすすめは「京都宇治抹茶パウダー 雅」。
鮮やかな色合いと甘い香りで、生菓子向き。
わらび餅にもとても合いますよ。
抹茶わらび餅のレシピ(約20×15cmのバット1台分)
抹茶を練り込んで抹茶きなこをかけた、抹茶尽くしのレシピです。
抹茶きなこを作る
材料
- きなこ…10g
- きび砂糖…10g
- 抹茶…3g
作り方
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全ての材料を混ぜ合わせる。
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バットの底全体が隠れるくらいの量の抹茶きなこをふるい入れる。
*残りは抹茶わらび餅の上から振りかけるのに使います。
抹茶わらび餅を作る
材料
- わらび餅粉…50g
- 水…300g
- きび砂糖…30g
- 抹茶…3g(小さじ1.5)
作り方
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ボウルに抹茶ときび砂糖を入れ、泡立て器で混ぜる。
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わらび餅粉を入れて混ぜる。
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水50gを少しずつ加え、ダマにならないように泡立て器でよく混ぜる。
*水を一気に入れると、抹茶や白玉粉が溶けきらず、ダマになりやすいので注意。
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残りの水250gを加えてよく混ぜる。
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こし器でこしながら鍋に移す。
*溶け残りがあっても、こすことでダマを取り除くことができます。
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中火で加熱し、鍋底に沈澱しないように気をつけながら、ゴムベラで優しくかき混ぜ続ける。
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だんだんとのり状になり、白っぽい緑から透明感のある濃い緑色になってくる。
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全体に透明感が出たら弱火にし、さらにヘラで2~3分間力強く混ぜ続ける。
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氷水を入れたボウルに鍋底を当て、粗熱を取る。
*完全に冷やさなくてよい。
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粗熱が取れたら抹茶きなこを入れたバットに移し、抹茶きなこをふるいながらかける。
*抹茶きなこは全部使わず、食べる直前にかけるトッピング用に少し取っておきましょう。
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カードなどで食べやすい大きさに切る。
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器に盛り、食べる直前に残った抹茶きなこをトッピングすれば完成♪
「抹茶わらび餅」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
抹茶わらび餅をおいしく作るポイントは、抹茶の扱い方。
ポイント1.抹茶と砂糖を先によく混ぜ合わせる
そのまま水に溶かすとダマができやすい抹茶。あらかじめ砂糖と混ぜ合わせておくとダマができにくくなります。
水を加えて溶いてみると、抹茶のみのほうは溶け残ってダマになったものが見えますね。
下の画像は、抹茶・砂糖・わらび餅粉をよく混ぜ合わせずに水を加えてしまったもの。やはり抹茶の溶け残りが見えます。
抹茶・砂糖・わらび餅粉は、よく混ぜ合わせてから水を加えるのが大事なポイントです。
ポイント2.鍋に移すときはこす
抹茶を溶かしきれずにダマになってしまっても、こすことで簡単にダマを取り除くことができます。
鍋に移すときは必ずこしましょう。
ポイント3.抹茶きなこは茶こしでふるう
抹茶・砂糖・きなこを混ぜて作る抹茶きなこ。
3つを合わせるだけでもよいですが、ふるうと口当たりが良くなり、美しい見た目に。
茶こしなどでふるうのがおすすめです。
おすすめの食べ方
抹茶わらび餅は、氷水でひんやり冷やして食べるのも◎
工程8で練り上がった抹茶わらび餅を氷水を入れたボウルに落とし、中までしっかりと冷やしましょう。
包丁でお好みの大きさに切り分けたら、黒蜜や抹茶きなこをかけて召し上がれ♪
つるんとした喉越しが夏にぴったりです!
抹茶好きにはたまらない!抹茶わらび餅
きれいな緑色とほろ苦い抹茶の風味が魅力的な抹茶わらび餅。
ポイントを押さえながら作れば、抹茶がダマにならず、口当たりの良い抹茶わらび餅になりますよ♪
ぜひ作ってみてください!