本格的なブランマンジェを作ろう
フランスでポピュラーなデザートとして親しまれている、白く美しい「ブランマンジェ」。
現在の日本にはさまざまなブランマンジェがありますが、本来はアーモンドの風味が楽しめるデザートなんです。
今回はちょっと本格的に、アーモンド感たっぷりのブランマンジェのレシピをご紹介します。
ブランマンジェとは
ブランマンジェとは、フランス語で「白い食べ物」という意味。
フランスでは、アーモンドの風味を移した牛乳や生クリームをゼラチンで固めたものをブランマンジェと呼びます。
現在の日本では、いろいろな風味や作り方のブランマンジェがありますよね。
ココナッツ風味やミルク風味のもの、アガーやコーンスターチを使って固めたものなど。
さまざまなアレンジで楽しめるデザートとして、ブランマンジェが日本でも身近になってきたといえるのではないでしょうか。
本格ブランマンジェのレシピ
材料(直径150×高さ40mmの器1個分)
- 牛乳…350g
- 水…50g
- グラニュー糖…60g
- アーモンドダイスまたはアーモンドスライス…150g
- 粉ゼラチン…7g
- 生クリーム…120g
- 牛乳…30g
*出来上がり量は約400gです。煮出し方によって前後します。
下準備
- 氷水を用意しておく。
作り方
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鍋に牛乳350gと水、グラニュー糖を入れて火にかける。
グラニュー糖が溶けたら火を止める。
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アーモンドダイスまたはアーモンドスライスを入れる。
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沸騰させ、1~2分間炊く。
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火を止めてフタをし、10分間程度置く。
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ザルでこす。
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温度を計り、50~60℃であればゼラチンを入れる。
温度が低ければ火にかけて温め直し、高ければ冷ましてからゼラチンを入れる。*今回は、水でふやかさずにそのまま振り入れて使えるゼラチンを使用しました。
水でふやかす必要のあるゼラチンを使用する場合は、冷水でしっかりとふやかしてから入れてください。
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ゼラチンが溶けたら、氷水に当てて20℃以下まで冷やす。
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別のボウルに生クリームと牛乳30gを入れ、7を入れる。
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氷水に当ててゴムベラか木べらでゆっくり混ぜながら、とろみが出るまでしっかり冷やす。
*15℃程度まで冷えてきたら、とろみが出てくると思います。
- 容器に入れ、冷蔵庫で冷やす。
-
出来上がり。
「アーモンド感たっぷり♡本格ブランマンジェ」の詳しいレシピページはこちら。
今回は大きな容器で作り、取り分けて食べるように仕上げました。
もちろんプリンカップなどで小分けに作ってもかわいく出来上がりますよ◎
ブランマンジェにぴったり!マンゴーソースのレシピ
余力があるときは、ブランマンジェに添えるソースを手作りしてみるのはいかがでしょう♪
黄色が鮮やかなマンゴーソースは、見た目も華やか。
材料
- マンゴー…65g
- グラニュー糖…10g
*今回は冷凍マンゴーを使用しましたが、フレッシュのマンゴーやピューレなどでもOK。使用するマンゴーによって、グラニュー糖の量を加減してください。
作り方
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マンゴーとグラニュー糖を小鍋に入れ、火にかける。
スプーンなどで果肉をつぶしながら、軽くとろみが付くまで煮詰める。
*果肉のつぶし具合はお好みで。
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出来上がり!
アーモンドも余さず活用!
ブランマンジェに使ったアーモンドを捨てるのは、なんだかもったいないですよね。
私はフライの衣などに混ぜて使っているので、その方法をご紹介します。
ブランマンジェに使ったアーモンドの使い方
- オーブンシートを敷いた天板に、ブランマンジェに使ったアーモンドを広げる。
-
オーブンに入れて焼成。
ガスオーブン、150℃で20分間程度。
電気オーブン、160℃で20分間程度。オーブンの中に入れたまま、粗熱が取れるまで冷ます。
- アーモンドダイスならそのまま。アーモンドスライスなら細かく砕いてから、フライの衣などに混ぜて使う。
オーブンであぶると、湿っていたアーモンドの水分が飛び、パラパラに。いつものフライの衣に加えると、食感の楽しい一品になります。
アーモンドの風味は少し抜けていますが、そのままつまんで食べても〇
アーモンド香る♪本格的なブランマンジェを楽しんで
今回は、冷たいものが食べたくなるこれからの季節にぴったりなブランマンジェのレシピをご紹介しました。
時間があればソースも手作り!
風味付けに使ったアーモンドは捨てずに、お料理に使って♪
アーモンドとゼラチンを使った本格的なブランマンジェ、ぜひ作ってみてください。