簡単・おいしいココナッツロッシェ
ココナッツ好きにはたまらないお菓子、ココナッツロッシェ。
材料3つを混ぜて焼くだけと作り方も簡単。
今回はココナッツロッシェのレシピと、作り方のポイントをご紹介します。
ココナッツロッシェとは
ココナッツロッシェとは、ココナッツを使ったカリカリとした歯応えのひと口サイズの焼き菓子。
「ロッシェ」はフランス語で「岩山」という意味で、三角形の岩のような見た目が特徴です。
ココナッツファインとココナッツロングの違い
ココナッツの果肉を乾燥させたココナッツファインとココナッツロング。2つの違いを解説します。
ココナッツファイン
ココナッツファインはココナッツの果肉を粗挽きにし、乾燥させたもの。
パン粉くらいの大きさです。
焼き菓子の生地に混ぜ込んだり、トッピングにしたりすると、ザクザクとした食感が楽しめます。
ココナッツロング
ココナッツロングはココナッツの果肉を1cmくらいの長さにカットし、乾燥させたもの。
ココナッツロングも焼き菓子の生地に混ぜ込んだり、トッピングにしたりします。
ココナッツファインよりもシャキシャキとした食感で存在感があります。
ココナッツロッシェのレシピ
材料は卵白・グラニュー糖・ココナッツファイン(またはココナッツロング)の3つだけ。
材料を混ぜるだけで作れるので、とても簡単です。
材料(約20個分)
- 卵白…30g
- 砂糖(細目グラニュー糖)…30g
- ココナッツファイン…70g
下準備
- オーブンを160℃に予熱しておく。
作り方
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ボウルに入れた卵白に砂糖を加え、泡立て器で混ぜる。
*砂糖が卵白になじんでサラサラになるまで混ぜます。
泡立てる必要はありません。
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ココナッツファインを加え、ゴムベラで全体になじむように混ぜる。
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1個当たり6~7gの円錐状に成形する。
*手のひらに生地をのせ、親指と人差し指で優しく形を整えるとやりやすい。
底面の直径3cm、高さ2cmくらいが目安です。
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シルパット(またはオーブンシート)を敷いた天板に均等に並べる。
大きさが違うと焼き加減にムラができてしまうので、同じくらいの大きさにそろえる。
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160℃に予熱したオーブンで30分間焼き、天板の上で冷ます。
*ザクザクの食感を出すために、しっかりと焼き色が付くまで焼きます。各オーブンにあわせて温度と時間は調整してください。
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冷めたら出来上がり。
「ココナッツロッシェ」の詳しいレシピページはこちら。
ココナッツの種類はお好みで選べばOK
今回のレシピではココナッツファインを使用しましたが、ココナッツロングで作ってもおいしいですよ!
ココナッツロングは、ココナッツファインで作るものよりザクザク感がアップ。
レシピの分量は、ココナッツファインもココナッツロングも同じでOKです。
ちょっと成形しにくく、食べるときにボロボロこぼれやすいですが、ココナッツファインとはまた違ったおいしさがあるので、おすすめです♪
レシピのポイント
ココナッツロッシェ作りのポイントを2つ、お教えします。
ポイント1.ふんわり成形する
成形するときは、指で優しく形を整えるのがポイント。
ぎゅっと強く押してしまうと、食感が悪くなります。
断面を見てみると、優しく成形したほうはココナッツファインの間に隙間ができていますが、強く押して成形したほうはみっちり詰まった状態に。
強く押して成形すると、食べたときにザクザク感がなく、ねっちりとした食感になってしまいます。
ポイント2.焼き上がった後は湿気に注意
卵白を使ったココナッツロッシェは他のクッキーよりも湿気やすいので、保存に気をつけたいところ。
焼き上がって完全に冷めたら、密閉容器に入れて保存しましょう。
乾燥剤を入れておくと、なお良いです。
チョコがけアレンジもおすすめ
そのまま食べてもおいしいココナッツロッシェですが、チョコレートをかけるのもおすすめ。
溶かしたコーティングチョコをココナッツロッシェの底面に付けて、
オーブンシートを敷いたバットなどにのせて冷蔵庫へ。
チョコレートが固まったら出来上がり!
チョコレート×ココナッツは相性抜群です◎
ザクザク食感がやみつきに♪ココナッツロッシェを作ろう
用意する材料も少なく、特別な道具も必要ないココナッツロッシェ。
卵白が余ったときにも手軽に作れておすすめです。
ココナッツの香りと甘みが口に広がる絶品スイーツ、ぜひお楽しみください。