レモンケーキのレシピ、どれを選ぶ?
レモンケーキを作りたいけれど、レシピがいろいろあってどれがいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
「製法によって食感はどう違うの?」「コーティングはチョコとアイシングどっちがいいの?」と悩んでしまいますよね。
今回は、レモンケーキの製法による違いや、コーティングとの組み合わせなどをご紹介します。
レモンケーキとは
日本でいうレモンケーキとは、主にレモンの形をしたスポンジ生地やバターケーキ生地をチョコやアイシングでコーティングしたお菓子。
このレモンの形をしたレモンケーキは、日本が発祥といわれています。
諸説ありますが、昭和40年代頃にレモンの型ができたことで、いろいろなお店で作られるようになったそう。当時は、レモン香料を使用した生地にホワイトチョコをコーティングしたものが主流でした。
その後、ブームを繰り返し、今また人気が再燃。
今では素材や製法もいろいろ。一言で「レモンケーキ」といっても、さまざまな味わいのものが楽しめるようになっています。
おすすめレモンケーキ型
コロンとした形がかわいいレモンケーキ型。
いろんなタイプがありますが、中でもおすすめなのがcottaで販売中の「cotta レモンケーキ型」。
一つひとつの型がバラで使え、必要数購入できるのがうれしいところ。
重ねられるのでコンパクトに収納でき、保管場所を取りません。
一気に複数個焼ける天板タイプや、冷菓も作れるシリコン製もあるので、使い勝手にあわせてご検討ください。
製法で見た目や食感はどう変わる?
レモンケーキは、レシピによって製法が違うので、どれを選ぶか迷いますよね。
特に、「ジェノワーズ法」と「シュガーバッター法」の2種類のレシピが多いようです。
まず、ジェノワーズ法とシュガーバッター法がどんな製法なのかを確認し、見た目や食感がどう変わるのかを比較してみましょう。
ジェノワーズ法(スポンジケーキタイプ)
卵と砂糖を泡立ててから、小麦粉を加え、最後に溶かしバターを加える手法。
シュガーバッター法(バターケーキタイプ)
クリーム状にしたバターに砂糖を加え、ほぐした全卵を混ぜ合わせて最後に粉を加える手法。
見た目
ジェノワーズ法は表面が平らなのに対して、シュガーバッター法はおへそが出やすい。
食感
ジェノワーズ法
- 断面はきめ細やか
- ふわふわやわらかく、ほどけるような食感
- 食べ頃は当日〜翌日
シュガーバッター法
- 空気の通り道がおへそに向かってできていて、マドレーヌのような断面
- しっとり食感
- 焼きたてよりも翌日以降のほうが、しっとり感が増す
コーティングはどうする?
レモンケーキは、表面のコーティングもレシピによってさまざま。コーティング用チョコやアイシングが多く用いられます。
代表的なものを見ていきましょう。
レモンチョコ
爽やかな香りと酸味がある、レモン果汁パウダー使用のパータグラッセ。
湯せんで溶かして使える。
ホワイトチョコ
コーティング用のホワイトチョコ。
湯せんで溶かして使える。
レモンアイシング
粉糖をレモン果汁で溶いたもの。
アイシングを塗っただけだと白い仕上がり。
塗った後に200℃のオーブンで2分間ほど加熱すると透明な仕上がりに。
製法×コーティングの組み合わせ8パターンを食べ比べ!
ジェノワーズ法とシュガーバッター法で作った生地に、レモンチョコ・ホワイトチョコ・レモンアイシングをそれぞれ組み合わせ、食べ比べてみました。
※焼いた当日に食べた感想です。
1.ジェノワーズ法×レモンチョコ
軽い口溶けの生地とレモン風味のチョコレートの組み合わせ。
生地からもチョコからもレモンの味をしっかりと感じる。
ふわふわ生地とチョココーティングの相性が良い。
2.ジェノワーズ法×ホワイトチョコ
軽い口溶けの生地とホワイトチョコの組み合わせ。
ホワイトチョコが甘いので、そのぶん生地のレモンを感じやすい。
3.ジェノワーズ法×レモンアイシング
軽い口溶けの生地とキュンと甘酸っぱいアイシングの組み合わせ。
シャリッとしたアイシングとやわらかな生地のバランスが良い。
4.ジェノワーズ法×レモンアイシング(オーブン加熱あり)
軽い口溶けの生地とパリッとしたアイシングの組み合わせ。
食べた瞬間、アイシングと生地の食感が異なるのが楽しい。
おへそも出ず、ツヤツヤとしたアイシングで見た目がかわいい。
5.シュガーバッター法×レモンチョコ
しっとりとした生地とレモン風味のチョコの組み合わせ。
しっかりめの生地にチョココーティングだが、レモン味なのでそこまで重くはない。
6.シュガーバッター法×ホワイトチョコ
しっとりした生地とホワイトチョコの組み合わせ。
生地がしっかりしていてホワイトチョコの甘さもあり、8つの組み合わせの中で一番甘さを感じる。
7.シュガーバッター法×レモンアイシング
しっとりした生地と甘酸っぱいレモンアイシングの組みあわせ。
生地の食感とシャリっとしたアイシングに一体感があり、食べやすい。
8.シュガーバッター法×レモンアイシング(オーブン加熱あり)
しっとりした生地と甘酸っぱくパリッとしたアイシングの組み合わせ。
ウィークエンド・シトロンを思わせる味。
どれが一番おいしいと感じるかは個人の好みになるかと思います。
選び方としては、ふわふわ派はジェノワーズ法、しっとり派はシュガーバッター法を選ぶと外れがないと思います。
その他、見た目や日持ちなどを考えて選ぶとよいでしょう。
【ライターイチオシ】レモンケーキレシピ
製法とコーティングの組み合わせを試してみて、個人的に最も好きなのは「ジェノワーズ法×レモンチョコ」でした。
しっとりふわふわのレモンの酸味の効いた生地に、爽やかなレモンチョコが楽しめるレシピをご紹介します。
バターのみでも作れますが、太白ごま油を加えることで冷やしてもかたくなり過ぎないようにしました。
夏場は冷蔵庫で冷やして食べるのがおすすめです!
「昔懐かしのレモンケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
キュンと甘酸っぱいレモンアイシングも大好きなのですが、レモンケーキといえばチョココーティングが懐かしく感じます。
ラッピングしてプレゼントに!
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レモンモチーフのガス袋なら、入れるだけで爽やかなラッピングが完成!
レモンケーキのレシピ選びの参考に
今回は、さまざまなレシピがあるレモンケーキの製法やコーティングについて詳しく解説しました。
たくさんあるレモンケーキレシピの中から好みのレシピを探すのは意外と大変。
ぜひコラムを参考にしてみてください!