短時間で作れる米粉ベーグル
グルテンフリーへの関心の高まりから、注目を集める米粉パン。
今回はもちもち食感がくせになる米粉ベーグルのレシピをご紹介します。
特別な道具も必要なし◎ 小麦粉のベーグルよりも短時間で作ることができます。
基本の米粉ベーグルのレシピ(4個分)
もっちもちの食感で食べ応えばっちり♪
米粉はメーカーによって粒子の大きさや水分量が異なるのでご注意を。必ずレシピと同じ米粉を使用してください。
材料
- パン用米粉(ミズホチカラ) …200g
- 水…195g
- インスタントドライイースト…2g
- きび砂糖…10g
- 塩…3g
- 米油…10g
- オオバコ(サイリウム)…6g
- 湯(ケトリング用)…1リットル
- はちみつ(ケトリング用)…大さじ1
下準備
- クッキングシートを 10×10cmの正方形にカットする。4枚準備する。
- 材料は常温にもどす。
- 水は35℃程度に温める。
作り方
- 温めた水にドライイーストを振り入れて溶かす。きび砂糖・米粉・塩を入れて1分間程度混ぜる。
- 米油を加え、とろとろでなめらかになるまで2〜3分間よく混ぜる。
- オオバコ(サイリウム)を入れてすぐに混ぜる。
- ゴムベラを使ってボウルの中で押さえつけるようにこねる。
材料が均質に混ざってまとまればOK。
- 生地を4等分にする。手に米油(分量外)をつけて丸める。
- 台に押しつけて生地の表面がなめらかになるように手で転がしてのばしていく。18cm程度の棒状にする。
- 生地の片方を押しつぶして平らにする。
平らな方ともう一方をつなげてつなぎ目をとじ、リング状にする。
- とじ目を下にしてカットしたオーブンシートにのせ、天板に並べる。
表面に米油(分量外)をうすく塗ってラップをかぶせる。
- 湿度のある暖かい場所(35℃くらい)で10分間発酵させる。
常温(20℃くらい)の場合は20分間発酵させる。
*発酵しすぎると表面が粗くなるので注意!
- 成形が終わったら、オーブンを220℃に設定して予熱を始める。
フライパンにケトリング用の湯を準備する。 - 湯がフツフツと沸いたら(90℃)、はちみつを入れて溶かす。
焼き上がりで表面になるほうを下にしてそっと湯に入れ、片面20秒間ずつゆでる。
- 湯から取り出したらすぐにオーブンシートを敷いた天板に並べる。
220℃のオーブンで18分間ほど焼き色がつくまで焼く。
- 完成。
「米粉ベーグル」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
米粉ベーグルを上手に作るポイントは3つ。
手や生地に油を塗る
成形の際に生地がベタつく場合は手に油を塗ると作業しやすくなります。
また、米粉は小麦粉より乾燥しやすいという特徴があります。発酵の際は表面に油を薄く塗ることで乾燥を防ぎ、なめらかな仕上がりに。
オオバコを入れたらスピーディーに作業する
生地にオオバコを追加した後はすぐにかたまってくるので手早く混ぜ合わせます。
ケトリング後は早めにオーブンへ
ケトリングのあとに長く置くとしぼむ可能性が。生地をゆでたらすぐにオーブンに入れ、焼成しましょう。
すぐに食べないときは
米粉ベーグルが冷めてかたくなった場合は、電子レンジで温めたり、トースターでリベイクしたりするとおいしさが復活!
1日以上保存する場合はラップに包んで冷凍保存しましょう。
おすすめの食べ方
そのまま食べるとほんのりお米の甘みがあり、もちもちでおいしい米粉ベーグル。具材をのせたりサンドイッチにしたりするのもおすすめ♪
あんバターをトッピング
半分にカットして軽くトーストしたベーグルにつぶあんとバターをのせて。もちもちの米粉ベーグルと相性抜群。
クリームチーズサンド
定番のクリームチーズサンドを米粉ベーグルでもぜひ。ジャムやはちみつと合わせたり、サーモンなどの具材を合わせたりしても◎
和風サンド
きんぴらごぼうや大学芋など、和の惣菜を挟めば和風サンドに。ぜひお試しを!
アレンジ提案
基本の米粉ベーグルにひと手間加えるだけで簡単にアレンジができます。
米粉チョコチップベーグル
作り方5で生地を4等分した際に、1個あたりチョコチップ8〜10gを混ぜ込み、丸めて成形します。
米粉チーズベーグル
作り方12で湯から取り出してオーブンシートに並べた後、ピザチーズを適量のせてすぐにオーブンで焼きます。
食べ応え抜群!米粉ベーグル
今回のコラムでは米粉ベーグルのレシピをご紹介しました。
米粉ベーグルはもちもちでお腹にたまるので、小ぶりに見えても食べ応えがあります。
お気に入りの食べ方やいろいろなアレンジを楽しんでくださいね。