液体油脂で時短スイーツ作りませんか?
お菓子を作ろう!と思い立っても、バターをカットして、室温に戻して、クリーム状にして…と、なんだか面倒になっちゃうことありませんか?
他にも、バターをやわらかくしようとしたら溶けちゃった!とか、バターに卵を入れたら分離しちゃった!などなど、バターに関する失敗はいろいろあるはず。
そんなお菓子作りのハードルを下げてくれるのが液体油脂です。
今回は、オーブンに入れるまで5分でできる、液体油脂で作る簡単マフィンをご紹介します。
オーブンまで5分!のチョコマフィンの作り方
材料(直径7cmマフィン型6個)
- 卵…Mサイズ1個(50g)
- グラニュー糖…40g
- 太白ごま油…60ml
- 牛乳…50ml
- 薄力粉…100g
- ココアパウダー…20g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- チョコチップ…30g
*くるみ・レーズン・オレンジピールなどお好きなものでOKです。
下準備
- マフィン型にグラシン紙を入れておく。
- オーブンは180℃で予熱しておく。
作り方
- ボウルに卵を割り入れて溶きほぐしたら、グラニュー糖を入れてかき混ぜる。
太白ごま油を入れて乳化させるようによく混ぜ、牛乳を入れて混ぜる。 - 粉類(薄力粉・ココア・ベーキングパウダー)をボウルにふるい入れて、練らないように大きくかき混ぜる。最後にチョコチップを加える。
- マフィン型に生地を等分に入れる。
- 180℃に予熱したオーブンに入れて、20〜25分間焼成。
焼けたらケーキクーラーの上で冷ます。
ここまでで1分!ぐるぐるとよくかき混ぜるだけです。
ここまでで2分!生地が完成しました。
型に入れるのが一番時間がかかるかもしれません。2〜3分くらいです。
生地を作り始めて、ここまでで5分!
焼きたてはふわふわしっとり。バターのようなどっしりした感じではなく、軽い食感のマフィンです。
冷蔵庫に入れて冷やしても、かたくならずにしっとり感が持続。冷やしておけるので、夏場にもおすすめです。
「オーブンまで5分!太白ゴマ油でチョコマフィン」の詳しいレシピページはこちら。
オーブンまで5分のマフィン
でも、材料をきちんと量ってから作り始めたから5分でしょ?と思う方もいるはず。
私は結構横着なので、材料を最初に量らないで、ボウルをキッチンスケールの上にのせて量りながら、どんどん混ぜていくこともあります。
粉類だけ先に量っておけば、今回のマフィンも卵を割ったボウルをスケールの上にのせて、グラニュー糖→油→牛乳と量りながら混ぜることができます。
そうやって作れば、計量時間込みでも10分くらいでオーブンに入れられると思います!
液体油脂のメリット、デメリット
液体油脂で作るメリット
- 植物油脂はノンコレステロール。
- 液体なので計量が楽。
- 乳化性がよく、他の材料と混ざりやすい。
- 常温で保存できるので、室温に戻したり溶かしたりの手間がない。
- あっさり軽い仕上がり。
- 液体油脂なので、焼き上がった後に冷蔵してもかたくなりにくい。
液体油脂で作るデメリット
- バターのコクや香りがなく、風味に欠ける。
- ケーキならばバター特有のどっしりした食感、クッキーならばサクホロの食感が出ない。
デメリットを補うポイント
液体油脂の方が作りやすいけれども、バターで作るスイーツに人気があるのは、やはりバターのコクや風味がおいしいからだと思います。
液体油脂で作ると風味が足りなくて、若干物足りなさを感じてしまいます。
マフィンも、プレーンだと風味が少なく物足りなく感じてしまうので、ココアを入れることであっさりしすぎないマフィンにできます。
ココア以外にも抹茶・紅茶・コーヒーなどの風味を加えるとおいしいです。
もし、プレーンで作りたい時にはアーモンドプードルでコクをプラスしたり、フルーツを混ぜ込んでジューシーにしたりするとおいしいと思います。
チョコマフィンと同じ配合でココアの代わりにアーモンドパウダーを20g。チョコチップの代わりにブルーベリーとクリームチーズを加えてみました。
ふんわり軽い食感ですが、アーモンドパウダーでコクを出し、ブルーベリーの甘酸っぱさやクリームチーズのまったりした口あたりをプラスして食べ応えのあるマフィンになります。
液体油脂で気軽にお菓子作りをしてみましょう!
特別な日や贈り物のスイーツは手のこんだお菓子を作りたいですが、普段家で食べるおやつには気軽にささっと作れるお菓子が一番!
液体油脂だと、思い立ったらすぐに作れるのがいいですよね。
液体油脂を活用して、オーブンに入れるまであっという間のお菓子を作ってみましょう!