豆花(トウファ)を知っていますか?
豆花は人気の台湾スイーツ。豆乳を固めたものに、シロップとタピオカ、豆やお芋などをトッピングして、いただきます。
シンプルで素朴な豆花を提供しているお店は日本では多くありません。
そこで、今回は豆花をご家庭で楽しめるレシピをご紹介します。
豆花の作り方(3~4人前)
豆花を作る
材料
- 豆乳(成分無調整)…300ml
- てんさい糖…大さじ1と1/2
- 新田ゼラチンニューシルバー…5g
材料選びのポイント
- 豆乳は飲んでおいしいと思うものを用意してください。
- 砂糖はコクのあるてんさい糖を使用しました。
- 水でふやかす必要がないゼラチンを使用すれば、豆乳100%の豆花を作ることができます。
作り方
- 豆乳(成分無調整)をボウルに入れて、600Wの電子レンジで2分間加熱する。
- てんさい糖を加え、泡立てないようにヘラを使って優しく混ぜる。
- 液が50~60℃であることを確認し、ゼラチンを振り入れてヘラで混ぜる。
- 容器に液をこしながら移し、十分に冷ましてから冷蔵庫で冷やし固める。
シロップを作る
材料
- 水…100ml
- てんさい糖…大さじ2
作り方
- 水とてんさい糖を鍋に入れて火にかける。
てんさい糖が溶けたら火を止め、容器に移し十分に冷ましてから冷蔵庫で冷やす。
仕上げ
材料
*おすすめのトッピングについて、次の章でご紹介しています。
作り方
- 器に豆花をすくい入れてシロップをかけ、仕上げに具材を好きなだけトッピングして完成!
「台湾スイーツ・豆花(トウファ)」の詳しいレシピページはこちら。
豆花のおすすめトッピング
さつまいもの甘煮の作り方
とても簡単な自家製トッピング、「さつまいもの甘煮」をご紹介しますね。
塩味をきかせた甘煮は味のアクセントになり、ほくほくとした食感も楽しめます。ぜひ、手作りして豆花にトッピングしてみてください。
材料
- さつまいも(小さく細長いもの)…3本
- てんさい糖…大さじ3
- みりん…大さじ1
- 塩…小さじ1/2
作り方
- さつまいもは両端を切り落とし、1cm幅にスライスする。
- 鍋にさつまいもとひたひたにかぶるくらいの水・てんさい糖・みりん・塩を入れて火にかける。
- 煮汁が鍋底に少し残る程度まで煮詰め、冷ましておく。
水に5分間ほどさらしておき、この時点で変色しているものがあれば取り除いておく。
「さつまいもの甘煮」の詳しいレシピページはこちら。
豆花にトッピングするなら、食べやすいように角切りにしてもよいと思います。
さつまいもの甘煮は冷凍保存できます。豆花のトッピングはもちろん、マフィンやパンの具材として活用できます。また、冷凍のままお弁当のおかずにするのもおすすめです。
常備できるトッピング
豆花を楽しむためには、トッピングを数種類用意するのがおすすめ。
タピオカや、甘く炊いた豆やお芋と一緒に豆花を食べるとおいしさ倍増。さまざまなトッピングを乗せると、すくう度に違う食感や味わいを楽しめます。
とはいえ、数種類のトッピングをすべて手作りするのはとても手間暇がかかります。
もっと気軽におうちで豆花を楽しんでほしい!そこで常備しておけばすぐに使えるおすすめのトッピングを紹介します。
TAPICO
豆花にはもちもちのブラックタピオカを入れてほしい!でも、乾燥したものはゆで時間が長く、「豆花を食べたい!」と思ってもすぐにはブラックタピオカを用意できません。
このTAPICOは数分間湯せんにかけるだけで食べられる冷凍タイプのタピオカなので、食べたいときにすぐにブラックタピオカ入りの豆花が作れます。
冷凍タヌマかのこ豆ミックス
甘く煮た豆が冷凍されたもの。大納言・金時・とら・うぐいす・手亡の5種の豆がミックスされていてカラフル。
豆花にトッピングするととても華やかになりますし、程よい甘さでとてもおいしいのです。
糖分があるので冷凍でもカチカチにならず、そのまま自然解凍でトッピングできます。
素朴な甘さで活用しやすく、冷凍庫に常備しておくとパンや蒸しパンなどの具材としても楽しめますよ。
トッピングで楽しみ方は無限大
豆花はベースがとてもシンプルなレシピなので、ぜひトッピングをいろいろ用意してみてください。それだけでグッと台湾スイーツ感が出ますよ。
シロップを工夫して楽しむのもオススメです。
シロップにすりおろしたショウガを加えたり、砂糖を黒糖やきび砂糖に代えると、また違った味わいになります。
台湾スイーツの豆花。ぜひおうちで作ってみてくださいね。