種類さまざま、チーズケーキ
チーズケーキといってもさまざま。
スフレにベイクド、ニューヨーク、レア。
これはベイクド?ニューヨーク?何が違う??って疑問に思ったことありませんか?
今回は、一般的に言われているチーズケーキの違いをまとめてみました。
おすすめのチーズケーキレシピもご紹介します。
チーズケーキの違い
スフレチーズケーキ
「スフレ」はフランス語で「ふくらんだ」という意味があるそうですが、フランス発祥ではなく、日本発祥のチーズケーキといわれています。
ふわふわしていて軽い食感。口に入れたらシュワシュワと溶けるような優しくさっぱりとしたチーズケーキです。
作り方の特徴として、卵白を泡立ててメレンゲを作って生地に混ぜこみ、湯せんで蒸し焼きにします。
ベイクドチーズケーキ
最もポピュラーなチーズケーキ。「ベイクド」は英語で「焼く」という意味です。
チーズに卵・砂糖・粉類を擦り混ぜ、しっかりきつね色になるまで焼き上げた濃厚な味わいが特徴です。
ニューヨークチーズケーキ
ベイクドチーズケーキの分類に属するチーズケーキ。
ベイクドチーズケーキとの区別が難しいですが、湯せん焼きするのが特徴です。
ニューヨークチーズケーキの方が、やわらかくクリーミーでまったりとしているように思います。
レアチーズケーキ
オーブンを使わず、冷やし固めるのが特徴のチーズケーキ。
ゼラチンで固めるタイプや、卵を使わないレシピが多いように思います。
さっぱりとしていますがチーズのクリーミーな感じもしっかり感じられます。
chiyo流ベイクドチーズケーキレシピ
ちょっと変わったチーズケーキをご紹介します。
卵白でしっかりとかためのメレンゲを作って生地に加えて焼く、ベイクドチーズケーキ。
スリムパウンド型で焼いて、気軽につまめるイメージで作りました。
材料(20cm×5.5cm高さ4.5cmのパウンド型1本分)
- クリームチーズ…60g
- バター…44g
- 薄力粉…15g
- 卵黄…27g
- グラニュー糖…55g
- パルメザンチーズ(エダムチーズ)…25g
- 卵白…70g
- グラニュー糖…5g
- レーズン…20g
- くるみ…20g
- くるみ・レーズン・粉糖…各適量
作り方
- 常温に戻してやわらかくなったクリームチーズをボウルに入れ、やわらかくしたバターを加えて混ぜる。
- パルメザンチーズ、グラニュー糖を加えて混ぜる。
- 卵黄を加えて混ぜる。
- 別のボウルに卵白とグラニュー糖を入れて泡立て、ツノが立つメレンゲを作る。
- 3に、メレンゲを3回に分けて加える。
- ふるっておいた薄力粉を入れて混ぜ、くるみ、レーズンも入れて混ぜる。
- 型に入れ、くるみとレーズンを表面に飾り、粉糖を振る。
- オーブンに入れて焼成。
- お好みの大きさにカットして、出来上がり。
電気オーブン170℃で30分間。
ガスオーブン160℃で30分間。
焼き上がり後、表面は割れ、側面もくぼみます。
一度膨らんだ生地が縮むことによってできる濃厚な食感を楽しんでもらえますよ。
クリームチーズとパルメザンチーズを使ったチーズケーキはちょっと塩気が感じられて、ついつい手が伸びる、ある意味、危険なケーキです。
割れて、くびれているからこそおいしいチーズケーキ。
気軽な気持ちで作れますよ。
「甘じょっぱいが後を引く!ベイクドチーズケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
チーズケーキを楽しもう!
チーズケーキの特徴などを簡単にまとめてみましたが、全てのチーズケーキが当てはまるわけではありません。
いろんな製法や、作り手の好みでさまざまなチーズケーキが作られています。
卵を使ったレアチーズケーキや、湯せん焼きしたベイクドチーズケーキなどもたくさん見かけます。
それが間違っているなんてことはなく、それはそれでレアチーズケーキですし、ベイクドチーズケーキです。
作り手の思いによって名前や形が変わるのがチーズケーキの良いところであり、面白いところだと思います。
いろんな種類があるチーズケーキ。
好きな味や食感を見つけて、楽しんでもらえたらうれしいです。