手土産にするお菓子に何を作る?
このコラムを読んでくれている方はきっと、普段から誰かのためにお菓子を作ってプレゼントすることがあると思います。
年末年始といえば、何かと人が集まる機会が多いので、何を作ろうか悩みますよね?
クッキー・パウンドケーキ・マフィン・シフォンケーキ・チーズケーキ・チョコレートケーキ・タルト。こういったお菓子は、形も崩れにくいので、手土産としてぴったりですよね。
でも、今回は誰もが大好きないちごのショートケーキを、少しの工夫でお土産にできてしまう方法をご紹介してみたいと思います。
いちごのショートケーキレシピ
シロップを作る
材料
- 砂糖…10g
- 水…20g
- 洋酒…大さじ1
*キルシュ・ブランデー・ラム酒など自宅にあるもので代用してください。
作り方
- 小鍋に砂糖と水を入れて沸騰させたら火を止め、冷ます。
- 粗熱が取れたら、洋酒を加えます。
組み立て
材料(150ccのプラスチックカップ4個分)
*カップがなければテープ付ムースフィルムでも代用できます。
- 市販のスポンジケーキ…12cm1台
- 生クリーム…100g
- 砂糖…12g
- 無糖ヨーグルト…大さじ1
- 練乳…小さじ1
- いちご…6~7粒
- いちごジャム(ソース)…あれば適量
下準備
- いちごをカットしておきます。
- いちごジャム(ソース)に細かくカットしたいちごを混ぜておきます。
*2個は縦半分にカット、1個は細かくカット、残りはスライスします。
作り方
- スポンジケーキを4枚にカットします。
- 使用するカップの直径に合わせたサイズのセルクルで、スポンジをくり抜いていきます。
- 下準備しておいたいちごジャム(ソース)をカップの底に入れます。
- 2で抜いた4.5cmのスポンジの両面にシロップをうち、
- 生クリームに砂糖を入れて7分立てになったら、練乳とヨーグルトを加えてさらに混ぜます。
- 2で抜いた6cmのスポンジの両面にシロップをうち、5の上にかぶせ、生クリームをのせます。
- 余ったスポンジ生地で、デコレーションに使うケーキクラムを作ります。
- 下準備で縦半分にカットしたいちごとケーキクラムを飾り、完成です。
*カットの方法はいろいろありますが、アクリルルーラーを使うと厚さを均等にカットできてとても便利です。
今回は、6cmと4.5cmの2種類のセルクルを使用し、各4枚ずつ用意します。
*中途半端に余った部分も使えるので、必要な枚数を抜き終わるまではきれいに残しておきましょう。
一部欠けてしまった生地の足りない部分を埋める生地を集めます。
生地をくっつけてセルクルでくり抜いていきます。
いちごジャム(ソース)の上にかぶせます。
4のスポンジの上にのせます。
その上にスライスしたいちごをのせます。
さらに生クリームをのせていきます。
少し粗めのザルに、スポンジを擦り付けながらほぐせばOK。
デコレーションしたときにきれいなので、茶色い部分は使わず白い部分だけを擦るようにしていきましょう。
*余ったケーキクラムは冷凍庫で保管できます。
テープ付ムースフィルムを使用する方法
- テープを剥がし、丸くなるように接着してカップ代わりの型を作ります。
- 工程2のようにスポンジ生地をくり抜く。
- ケーキの組み立て方はプラスチックカップの場合とほぼ同じですが、いちごジャム(ソース)は使いません。
*同じサイズのセルクルがなければ、ムースフィルムでくり抜けばOK。
一番下のスポンジは片面のみにシロップをうち、その上に生クリーム・いちご・生クリーム・スポンジ・生クリーム・いちごと重ねていきます。
いちごはお好みでスライスやカットしてお使いください。
仕上げのデコレーションも、自分好みに楽しんでみてくださいね。
ラップなどに包めば、持ち運びすることができます。
崩れる心配のないお土産用ケーキ
他の荷物と一緒に運ぶから、長時間の電車に乗って移動するから…ということが気になり、お菓子といっても持ち運びのしやすいものになりがちではないでしょうか?
今回ご提案した方法は、持ち運びで崩れる心配もなく楽しんでもらえるので、お土産用のケーキのバリエーションが大きく広がります。
いちごのショートケーキが食べたい!とリクエストされたけれど、ナッペが苦手だから作らないと断っていた人にもおすすめの裏技です。ぜひ、お試しください。