つるんとおいしい水ようかん
つるんとして喉越しが良い水ようかん。
暑くなってくると、冷た〜く冷やした水ようかんが無性に食べたくなります。
水ようかんは、あんこと水を寒天で固めた和菓子。
シンプルなのでアレンジもしやすく、ポイントさえ掴めば簡単に手作りすることができるんです♪
今回は基本の水ようかんのレシピと、さまざまなアレンジ方法をご紹介します!
基本の水ようかんレシピ
材料(16×7.5×H6cmの容器1台分)
- こしあん…200g
- 水…250ml
- 粉寒天…3g
- 塩…お好みでふたつまみ程度
- 砂糖…20g(あんの甘さにより調整してください)
*型から出すことを想定して水の量を調整しています。
カップのまま召し上がる場合は、水300mlで作るとやわらかく仕上がります。
作り方
- 粉寒天と水を鍋に入れ、ヘラでゆっくり混ぜながら寒天を溶かしていく。
- 沸騰してきたら弱火にし、寒天が完全に溶け切るまで絶えず混ぜる。
- 砂糖と塩を入れしっかり溶かしたら、こしあんを入れゆっくり混ぜ溶かす。
- 完全に溶けたらすぐに火を止め、鍋の底を水に当ててヘラで混ぜながらとろみがつくまで冷ます。
- 型をさっと水にくぐらせ、液を流し込む。
- 冷蔵庫に入れて冷やし固め、しっかり冷えたら型から取り出して好きな大きさにカットする。
- 出来上がり!
*弱火にしてからおよそ1分間。
*粗熱が取れて、人肌よりも少し温かいくらいになればOK。
*ヘラなどを使って、水ようかんと型の間に少し空気を入れると、スルッと取り出すことができます。
レシピの水の半量を牛乳に置き換えると、コクのあるミルキーな水ようかんが作れます♪
水ようかんを作る際のポイント
あんを煮詰めない
水ようかんは練りようかんと違い、煮詰めません。あんを入れた後は、ようかん液が煮詰まらないよう気を付けましょう。
水で冷やしながら、粗熱が取れるまで混ぜる
あんこと水の分離を防ぐため、粗熱が取れるまで絶えず混ぜるのが大切。
“氷水”を当てれば早く冷えますが、急激に固まってしまうため、“水”でゆっくりと冷やしましょう。
型をぬらす
型離れを良くするため、型は使う直前に水にくぐらせてぬらしましょう。
グラスに入れればパフェ風に♪
グラスに入れて固めた水ようかん。抹茶寒天と二層にして、白玉団子や生クリームをのせるとおもてなしにも◎
材料(cottaスタッキングワイングラス4つ分)
- 基本の水ようかんの材料…1回分
- 牛乳…160ml
- 砂糖…35g
- 抹茶パウダー…2g
- 粉寒天…1g
- お好みのトッピング素材
作り方
- 基本の水ようかんを工程4まで作り、グラスに4等分して冷やしておく。
- 鍋に牛乳と寒天を入れ火にかけ、寒天を完全に溶かしたら砂糖を加えて混ぜ溶かす。
- 火を止め、抹茶パウダーに寒天液を大さじ2程度入れ、ダマが残らないように混ぜ溶かす。
- 3を鍋に戻し入れ、しっかり混ぜたら網でこし、粗熱が取れるまで混ぜながら冷ます。
- 4等分に分けてグラスに注ぎ、冷やし固める。
- 白玉や粒あんなど、お好きなトッピングをして出来上がり!
「ひんやりつるん♪基本の水ようかん」の詳しいレシピページはこちら。
白あんを使えば、いちごや抹茶の水ようかんも♪
水ようかんに使うこしあんを白あんにすると、白い水ようかんに。
いちごパウダーや抹茶パウダーを加えれば、色や風味をプラスすることができます。
小豆のあんより味も控えめなので、他の食材を邪魔しませんよ。
いちご水ようかん
ストロベリーパウダー10gとフランボワーズブリゼを混ぜ込んだいちご水ようかん。
抹茶水ようかん
抹茶パウダー5gを混ぜ込んだ抹茶水ようかん。
「白あんで♪“いちご水ようかん”と“抹茶水ようかん”」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
手作りの水ようかんは格別!
簡単でとってもおいしい水ようかんは、シンプルだからこそアレンジもしやすい和菓子。
夏のおやつの定番にしてみては?