ガスバーナーを使ってみたい!
お菓子作りに使うこともあるガスバーナー。
クレームブリュレの表面をキャラメリゼするときによく使われますよね。
他にも、シブーストの表面やタルトシトロンのメレンゲをあぶるときにも活躍します。
持っていると便利なアイテムの一つですが、使用頻度や扱いの難しさなどから購入をためらってしまう方も多いのでは?
そんな方には簡易バーナー、「ポケトーチ」がおすすめ。
今回は、ポケトーチについて詳しくご紹介します。
手軽に使えるポケトーチ
我が家にもガスバーナーはあるのですが、使うのはキャンプのときくらい。しかも主人任せで私は使いません。
なので、お菓子作りに使うときには、その火力にめちゃくちゃおびえながら使っています(笑)。
使い慣れている人は平気かもしれませんが、たまに使うとドキドキしてしまいますよね。
そんな私のような怖がりの方にもおすすめなのが、ポケトーチ。
使用燃料は市販の使い捨てライターです。
ライターをポケトーチに入れることで、火炎温度1300℃のバーナーとして使えます。
ガスバーナーと比べると非常にコンパクトで、キッチンに置いておいても場所を取りません。
ポケトーチでクレームブリュレを作ってみました
ポケトーチについて、「小さいから火力があまりないのでは?」「本当にガスバーナーのように使えるのかな?」といった、使いやすさも知りたいところ。
そこで、ガスバーナーとポケトーチを使って、クレームブリュレのキャラメリゼを比較してみました。
今回は直径6.8cmのココットで作ったクレームブリュレに、カソナード(フランス産のブラウンシュガー)を5gかけてキャラメリゼしました。
ガスバーナー
通常のガスバーナーを使用すると、約30秒間でキャラメリゼができました。
ポケトーチ
ポケトーチを使用すると、約1分間でキャラメリゼができました。
時間は少しかかりますが、キャラメリゼの出来栄えは特に変わらず。
ポケトーチの火炎温度は1300℃と高いですが、火の大きさ自体は小さいので、食品に近づけてあぶるのがこつです。
ポケトーチのメリット・デメリット
手軽で使いやすいポケトーチは、クレームブリュレくらいの大きさのものをあぶるのに最適です。
ただ、火を出すためにかたいボタンをずっと押し続けるので、疲れるのが難点。
また、連続使用できるのも1分間と制限があります。
大きな表面をキャラメリゼするとなると、通常のガスバーナーのほうが良いかもしれません。
使う頻度やお菓子の種類によって、どちらがよいかは分かれると思いますが、私はポケトーチのほうが怖くないし手軽に使えていいかな、と思いました。
おすすめのポケトーチ活用法
ポケトーチを買ったものの、クレームブリュレしか使い道がないという方に、おすすめの使い方をご紹介します。
みたらし団子
白玉粉を使って作ったお団子。ポケトーチでちょこっとあぶっただけで、あのおいしそうな焦げ目ができて、家で作ったとは思えない仕上がりに。
グリルや網などで焼くよりも、手軽にできるのでおすすめです。
作り方
- 白玉粉で作ったお団子を串に挿し、ポケトーチで一つずつあぶっていきます。
- おいしそうな焦げ目がついたら、上からみたらしあんをたらりとかけます。
- 完成!
ゆでた白玉にみたらしあんをかけるだけよりも、香ばしく満足いく仕上がりに。
見た目も味もまるでお店のものみたいですよ。
「おうちで本格みたらし団子」の詳しいレシピページはこちら。
ナポリ風ピザ
家庭用のオーブンでは、ピザが全体的にこんがりと茶色に焼けてしまい、おいしそうな焦げ目がなかなか付きません。
おうちで作るピザはおいしいですが、石窯で焼いたように仕上げるのは難しいようです。
でも、ポケトーチを使えば、おいしそうな焦げ目を手軽に作ることができます。
いつも通りにピザを作り、オーブンで焼き上がった後に、周りをポケトーチであぶるだけ。
おうちでも簡単に、ナポリ風のこんがりとした焼き目を楽しめますよ。
動画でおさらい
ポケトーチを使って楽しんで
クレームブリュレ以外にも、スイートポテトやチーズケーキの上に砂糖を振ってキャラメリゼするのもおいしいです。
また、お菓子だけでなく、お刺身やお肉をあぶったりと、お料理でも楽しむことができます。
使用頻度の低くなりがちなバーナーですが、いろいろなことに使えますので、ぜひ活用してみてくださいね。