梅雨でもマカロンを楽しもう!
こんにちは!
梅雨に入り気温も湿度も高くなる6月、作りにくくなるお菓子も増えてきましたね…。
その筆頭がマカロン!
今回は、梅雨時期でもマカロンが楽しめる、「ラピッド(=速成)マカロンミックス」をご紹介します。
マカロンの作り方をおさらい
私たちになじみがある、つるっとした肌にかわいらしいピエ、カラフルな見た目が特徴のマカロンパリジャンの作り方は、大まかにいうと、この流れ。
メレンゲを作る→メレンゲにアーモンドプードルと粉砂糖を合わせ、マカロナージュする→天板に絞る→表面を乾燥させ、オーブンで焼く。
「乾燥させる」。
さらっと書きましたが、マカロンを作るうえで、とても重要な工程です。
表面がしっかり乾燥し、触れても生地が手につかないくらい乾燥させないと、あの魅力的なつるっと感は出ません。中途半端に乾燥していると、ひび割れてしまいます。
湿度はマカロンの天敵
マカロンパリジャンの生まれ故郷のフランスよりも湿度の高い日本。
特に夏場はなかなか乾燥せず、やきもきした経験がある方、かなりいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者も昔、梅雨時期にマカロンを作ろうとして、絞ったマカロン生地に延々と扇風機とドライヤーを当て続けたこともありました。あの時は、ジメジメしていたので乾燥に数時間かかった気が…(涙)。
このように、夏場に挑戦するには骨の折れるマカロン。
それを乾燥なしで簡単に作れるのが、マカロンミックスを使用したラピッドマカロンです。
ラピッドマカロンを作ろう
材料
- マカロンミックス
- 水
- アーモンドプードル
- 粉糖
今回使用したコッタさんで販売しているマカロンミックスは、裏にレシピがついていますので大変便利!
作り方
- マカロンミックスと分量の水を混ぜ合わせ、液体状にしたものをハンドミキサーで立てていきます。
- 徐々にかたくなっていき、高速で4分間程度混ぜていくと、しっかりしたメレンゲ状になります。
- 分量のアーモンドプードルと純粉糖を合わせて2度ふるったものの上に、メレンゲを入れる。
- ゴムベラでさっくり混ぜます。
- 粉気が少し残った状態で、ゴムベラからカードに持ち替えて、いよいよマカロナージュ。カードですくい上げるように生地を上に持ち上げ、カードを返して生地同士を擦りつけます。
- 今回は、カードに持ち替えてから65回程度マカロナージュして、滑らかな生地が完成。
- 丸口金を付けた絞り袋に生地を入れ、シルパットやベーキングシートに均一に絞り出します。
- 絞り終えたら乾燥時間なしで、140℃に予熱したオーブンに入れて、14分間程度焼成します。
*色粉は最初から入れてもよいですし、メレンゲが完成した後に混ぜても、どちらでも大丈夫!
*一連の動作を繰り返すと徐々にボリュームのあった生地の状態が滑らかになり、かさが減ってきます。
*マカロンガイドマットなど便利な商品もたくさんありますので、そちらを使ってもよいでしょう。
焼き上がり。ピエもきれいに出ています。
冷めたらシートから取り外し、ペアを作って、お好みのコンフィチュールやガナッシュ、バタークリームを挟み、冷蔵庫などでなじませて完成です。
作ってみた感想
本当に手軽です。やはり乾燥させる必要がないことが何よりのメリット。
きちんと分量、手順を守れば、お子様と一緒に楽しく作れると思いました。
マカロンガイドマットにはくまやハート型などもありますから、きっと喜ばれるはず!
卵白を必要としないので、卵白ストックがなくても気軽にマカロンを楽しめることもポイントが高いです!
夏場、ゼリーやムースばかり作って卵白ストックができなくても、気軽にマカロンが作れますね。
マカロンのストックが便利!
マカロンを作るときに、小さなサイズのものも絞って焼成しておきます。
密閉容器やジップロックに入れて冷凍庫で保管しておくと、気軽に飾りとして楽しむことができます。
1か月程度持ちますが、保管状態が良くないと表面に湿気のシミのようなものが出るときがありますので、注意してください。
アイスを器に盛って、果物やマカロンを飾り付けると、それだけで豪華なスイーツになりますよね!ムースなどに盛り付けてもかわいいです。
気軽に作れるラピッドマカロン
カラフルでかわいいマカロンパリジャン。
気軽に作れるラピッドマカロンを活用して、梅雨のお菓子作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。