ピーナッツバターを使ってお菓子を作ろう!
日本ではパンに塗って食べることが多いピーナッツバター。
でも海外では、ドレッシングや炒め物などの料理やお菓子に使うこともあるんです。
今回は、ピーナッツバターを使って作る、2種類の焼き菓子のレシピをご紹介します。
ピーナッツバターとは?
ピーナッツバターとは、ピーナッツをすりつぶしてペースト状にしたもののこと。
ピーナッツには油分が50%以上含まれているため、ペースト状にすることが可能。油分の多さから、油脂としても使うことができます。
ピーナッツ100%のものは油分が分離しやすいので、使用時にしっかりと混ぜて使いましょう。
アメリカの規格では、ピーナッツを90%以上含んだものを「ピーナッツバター」と定義しています。
ピーナッツクリームとの違いは?
ピーナッツバターとよく似た商品にピーナッツクリームがあります。
これは、ピーナッツバターをベースに、砂糖や水あめなどの糖類・クリーム・植物油脂などを加えた加工食品のこと。
甘さやかたさを調整し、パンなどに塗りやすいように開発された商品です。
ピーナッツバターの分類
ピーナッツバターは大きく分けると、2つに分類することができます。
スムースタイプ
ピーナッツをすりつぶしてペースト状にしたもの。
なめらかな口当たりが特徴で、味わい深いピーナッツの香りが広がります。
チャンクタイプ
スムースタイプに砕いたピーナッツが入ったもの。
ピーナッツの食感と香ばしさも楽しめます。
ピーナッツバターで作るパウンドケーキレシピ
ピーナッツの香りが口いっぱいに広がるパウンドケーキ。
cottaでも取り扱いのある、「SKIPPY」のピーナッツバターで作るレシピをご紹介します。
材料(18cmパウンド型1台分)
- 全卵…60g
- グラニュー糖…85g
- 生クリーム…80g
- ピーナッツバター…180g
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…小さじ半分
- アーモンドスライス…10g
下準備
- パウンド型にオーブンシートを敷いておく。
作り方
- ボウルに全卵とグラニュー糖を入れてホイッパーで混ぜる。
- 40℃くらいに温めた生クリームを入れて混ぜる。
- ピーナッツバターを入れて混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、3に入れて混ぜる。
- オーブンシートを敷いた型に生地を入れ、机にトントンと打ち付けてならす。
- アーモンドスライスをのせて、手で軽く押さえる。
- 170℃に予熱したオーブンで45~50分間焼く。
- 粗熱が取れたら、しっとりさせるためにしっかりとラップをして冷ます。
- カットして完成。
少しかためのバウムクーヘンのような食感で、3日ほどたつと、なじんでしっとりします。
「ピーナッツバターパウンドケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
ピーナッツバターで作るクッキーレシピ
こちらはピーナッツ100%のピーナッツバターを使ったクッキー。
最初に、ピーナッツバターがなめらかになるまで混ぜるのがポイントです。
材料(8.5cm×1.5cm 厚み1cmのもの12本分)
- ピーナッツバター…90g
- 粉糖…20g
- 塩…ひとつまみ
- はちみつ…25g
- 全卵…20g
- 薄力粉…60g
作り方
- 除菌用アルコールをスプレーしたスプーンなどで、瓶に入ったピーナッツバターを底からしっかりと混ぜてから計量する。
*分離している場合は、なめらかになるまでしっかりと混ぜましょう。 - 1に粉糖・塩を入れて混ぜる。
- はちみつと溶きほぐした全卵を入れて混ぜる。
- 薄力粉をふるい入れてまとめる。
- 生地をラップで挟み、横幅9cm・厚み1cmになるようにのばし、冷蔵庫で30分間ほど休ませる。
*1cmのルーラーを使ってのばすのがおすすめ。 - 上下の端を少し切り落とし、1.5cmの幅でカットする。
- 生地を天板に並べて、フォークで5か所ほど穴を開ける。
- 160℃に予熱したオーブンで20分間ほど焼く。
*はちみつが入っているため焼き色が付きやすいので、途中で天板の前後を入れ替えてください。 - ざくっと歯ごたえがあり、ピーナッツの香りが広がる香ばしいクッキーの出来上がり。
「ピーナッツバタークッキー」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめのラッピング
クリスタルパックを使ったクッキーのラッピングをご紹介します。
帯シールを貼れば、シンプルでかわいいラッピングの完成です。
「帯シールで簡単 ピーナッツバタークッキーのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
自分好みのピーナッツバターでお菓子作り♪
ピーナッツバターは種類によって、香りや甘さなどが違ってきます。
自分好みのピーナッツバターに合わせて、砂糖などは微調整してもらうといいかもしれません。
ピーナッツの風味をまるごと楽しめるピーナッツバター。
ぜひ、お菓子作りに活用してくださいね。