爽やかな香りがたまらない♪すっぱおいしいレモンゼリー
今回のコラムでは、見た目もかわいい丸ごとレモンゼリーのレシピをご紹介します。
レモンの皮を器にして果汁を使った爽やかなゼリーは、暑い日ややる気が出ない日に食べれば、元気が出ること間違いなし!
用意する材料は4つだけ!火を使わず電子レンジで手軽に作れるスイーツ、ぜひお試しください。
丸ごとレモンゼリーのレシピ(2個分)
砂糖は使わず、レモンと相性のいいはちみつを使うのがおいしさのポイント。
酸っぱいレモンとやさしいはちみつの甘さがクセになる一品です。
材料
- レモン…2個(1個当たり約110g)
- 水…レモン果汁と合わせて120g
- ゼラチン…2.5g
- はちみつ…大さじ2(42g)
*甘いものが好きな方は、お好みではちみつの量を大さじ3に調整してもOK!
作り方
- レモンの上部1/4を切り落とし、自立するように底のでっぱり部分を切ります。
*切り落とした上部はフタになるので、捨てずにとっておきましょう。
- レモンの断面の縁にペティナイフの先端を差し込み、一周して切り込みを入れます。
スプーンを差し込んで縁に沿って何回か回し、レモンの中身をきれいにくり抜きます。
- くり抜いた果肉を絞って裏ごしし、耐熱容器に入れて重さを量っておきます。
- レモン果汁に水を120gになるまで足し、600Wの電子レンジで50秒~1分間加熱します。
*次に入れるゼラチンが溶けるよう、約60℃になるまで温めます。
- ゼラチンを振り入れてよく混ぜ、はちみつも加えて完全に溶けるまで混ぜます。
*ゼラチンは、直接液体に入れられる顆粒タイプを使用しています。ふやかす必要のある粉ゼラチンを使用する場合は、事前に大さじ1の水でふやかしてから使いましょう。
- ゼリー液の粗熱が取れたら2のレモンの器に注ぎ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めれば完成です。
*そのまま冷やすと倒れやすいので、レモンをコップなどに入れるのがおすすめです。
レモンの器に入りきらなかったゼリーは、保存容器などに入れて冷やし固めると◎
フォークで細かくしてグラスに盛り付ければ、キラキラ輝くクラッシュゼリーにできます。
そのまま食べてもいいですし、丸ごとレモンゼリーの上にミントと一緒に飾ってもかわいく仕上がりますよ。
「丸ごとレモンゼリー」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント:レモンゼリーが固まらないのはなぜ?
ゼリーの失敗といえば、固まらないという場合が多いのではないでしょうか。
ここでは、失敗しないためのポイントをご紹介します。
ポイント1.ゼラチンを溶かす温度に気をつける
ゼラチンに含まれるタンパク質は熱変性するため、高温で溶かすとうまく固まらない原因に。
ゼラチンを加える液体の温度は50~60℃(かなり熱いがなんとか触れる温度)を目安にするのがコツです。
レモン汁を加熱する時間は、使用する電子レンジによって変わります。様子をみてくださいね。
ポイント2.しっかり冷やす
レモンは酸味が強く、ゼラチンを分解する作用があるため、固まる力が弱くなります。
固まるまでの目安は3時間ですが、冷蔵庫の扉をあまり開けないようにして、しっかりと固まるまで待ちましょう。
おすすめの食べ方
固まった丸ごとレモンゼリーの上にかために泡立てた無糖の生クリームを絞ると、まるでお店のようなおしゃれな見た目に。
レモンゼリーは酸っぱいので、生クリームと一緒に食べると酸味がやわらぎ、さらにおいしくなります♪
フタ部分のレモンを少し絞って食べてみてくださいね。
レモンを丸ごと楽しめる♪材料4つの爽やかゼリー
レモンのおいしさを丸ごと感じられる、ぜいたくなゼリーのレシピをご紹介しました。
レモンを丸ごと使っているので、結構酸っぱい仕上がりになります。
酸味が苦手な方は、マイルドに感じられるホイップクリームのトッピングがおすすめです。
つるんとした喉越しと、甘酸っぱい味わいの「丸ごとレモンゼリー」。
暑い日やレモンがおいしい時期の簡単おやつに、ぜひおうちで作ってみましょう♪