チャバタを作ろう!
イタリアの食事パン、チャバタ。
シンプルな材料で作れて、しっとりもちもちとした食感がなんとも魅力的。
今回は、チャバタを手軽に作れるレシピとおすすめの食べ方をご紹介します。
手ごねOKの扱いやすい生地ですよ。
チャバタとは
チャバタとは、「スリッパ」という意味を持つイタリアの食事パン。
スリッパのような形をしているため、そう呼ばれるようになったそう。
水分量が多く、しっとりもちもちとした食感のチャバタ。
使う材料は、粉・酵母・塩など。
バターや牛乳は使わず、他のパンに比べてヘルシーなところも人気の理由のひとつです。
基本のチャバタのレシピ
水分量が多いため、難易度が高そうに見えるチャバタ。
今回は、手ごねでも手軽に作れるように調整しました。
チャバタは冷蔵でゆっくり発酵させることも多いのですが、今回のレシピは気軽に作れる冷蔵発酵なしのレシピです。
材料(3個分)
- 水…180g
- イースト…2g
- 強力粉…250g
- 塩…5g
- オリーブオイル…4g
下準備
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
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ボウルに水とイーストを入れる。
*ぬるま湯を使うと発酵が早くなります。
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1に強力粉・塩・オリーブオイルを入れる。
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ゴムベラまたはスプーンなどで粉気がなくなるまで混ぜ、ラップをかけて10分間程度置いておく。
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こね台に生地を出し、こねていく。
*こね始めはべとべとします。
手の力だけではなく、体重をかけて生地をこね台にすりつけながらこねるのがポイント。3~4分間こねると、まとまるようになってきます。
水分が若干多めの生地のため、たたきつける作業は少々やりにくいかもしれません。
できるようなら行ってもOKです。最後は軽く丸めて形を整えます。
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生地をボウルに入れてラップをかけ、一次発酵。
生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させる。
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生地を押さえて空気を抜き、丸めてパンマットの上に置く。
ぬれ布巾をかぶせて15~20分間、ベンチタイム。
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生地を上から軽く押さえて、空気を抜く。
長方形のような形に軽く整える。
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スケッパーで3つに分割する。
*今回は3つに分割しましたが、小さめにカットしてもOK。
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軽く分量外の強力粉を振り、35℃で30~40分間、二次発酵。
生地が2倍程度に膨らむまで、しっかり発酵させる。*発酵時間は温度や湿度によって変わるため目安です。
常温でゆっくり発酵させる場合は、ぬれ布巾をかぶせて発酵させてください。
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分量外の強力粉を振り、焼成する。
ガスオーブン、200~210℃で12~14分間。
電気オーブン、210~220℃で14~15分間。*お使いのオーブンによって火力が違うので、温度と時間は調整してください。
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出来上がり。
「気軽に楽しむチャバタ」の詳しいレシピページはこちら。
今回はフィリングなしで作りましたが、フィリングを入れて作るのもおすすめ。
ナッツやドライフルーツなどを入れても、おいしいと思います。
おすすめの食べ方
チャバタはシンプルなパンなので、どんな食事にもよく合います。
オリーブオイルと塩を付けて食べるのが一般的。
サンドイッチにしても◎
サンドイッチにおすすめの具材は、たっぷりのお野菜とサーモン。
生ハムなど味の濃いものやクリームチーズなどを合わせると、いっそうおいしくなります。
冷蔵庫から出したばかりでクリームチーズが塗りにくいときは、挟むのがおすすめ。
クリームチーズをラップで挟んで、パンの大きさに合わせて薄く伸ばしてみて。
カットしたパンの上にのせてラップを外したら、簡単に挟むことができますよ。
簡単に作れるお食事パン チャバタ
シンプルにオリーブオイルと塩を付けるだけでも、サンドイッチにしてもおいしいチャバタ。
簡単に作れて、どんなシーンにもぴったりです。
ぜひお試しください。