メロンパンと食パンのどちらも楽しめるパン
メロンパンといえば、サクッとしたビスケット生地がのった丸い形が一般的な人気の菓子パンです。
今ではクリームが入っていたり、メロン果汁が練り込まれていたり、さまざまなアレンジメロンパンも見かけますよね。
今回はパウンド型で焼くメロンパンのレシピをご紹介します。
食パンのような見た目の大きなメロンパンは、インパクト抜群♪
パウンド型で焼くメロンパンのレシピ(内寸17×8×6cmのパウンド型1台分)
食パンのふんわり・しっとり感と、クッキー生地のサクサク食感のいいとこどり!パウンド型で焼く、新食感のメロンパンです。
クッキー生地を作る
クッキー生地は、パン生地の一次発酵中に作ると作業がスムーズです。
材料
- 薄力粉…35g
- グラニュー糖…15g
- 無塩バター…12g
- 全卵…10g
- アーモンドパウダー…5g
下準備
- 材料を常温に戻す。
作り方
- バターをクリーム状に練る。グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜる。
- 溶いた全卵を2回に分けて入れ、その都度しっかりと混ぜる。
アーモンドパウダーを入れてさらによく混ぜる。薄力粉をふるい入れ、さっくりと混ぜる。
- 生地がまとまればラップで包む。冷蔵庫で30分間以上休ませる。
パン生地を作る
材料
- 強力粉…150g
- 牛乳…84g
- 全卵…20g
- 砂糖…20g
- インスタントドライイースト(耐糖性)…2g
- 塩…2g
- 無塩バター…15g
- グラニュー糖(成形用)…適量
下準備
- 材料を常温に戻す。
- 型に油脂(分量外)を塗る。
- 暑い時期以外は、水を人肌程度に温めておく。
作り方
- ボウルに牛乳を入れ、ドライイーストを加えて溶かす。全卵と砂糖を入れて混ぜる。
強力粉と塩も加え、ドレッジでよく混ぜる。
水気がなくなれば台に出して手でこねる。
- 生地がつながってきたら無塩バターを混ぜ込み、押したり台にたたきつけたりしてこねる。
*ホームベーカリーなどこね機を使用してもOK。
- 表面がなめらかになればこね上がり。生地をひとつに丸め、とじ目を下にしてボウルに入れる。
ラップをかけ、暖かい場所(30℃くらい)で一次発酵(45分間~)。生地が約2.5倍の大きさになれば発酵完了。
*環境によって発酵のスピードが変わるので、時間ではなく生地の大きさで判断を。
- 冷蔵庫で休ませておいたクッキー生地を2等分にする。
クッキー生地をラップではさみ、めん棒で直径12cm程度の円形にのばす。ラップに包んだまま冷蔵庫で休ませる。
*生地をのばす際に中央を厚め、縁を薄めにするのがコツ。 - 一次発酵が終わったパン生地を手で押さえてガスを抜き、ドレッジで2等分にして丸める。
乾燥しないようにボウルをかぶせ、10分間ベンチタイムを取る。 - パン生地のガスを抜いて丸める。
クッキー生地の片方のラップを取り、とじ目を上にしたパン生地をのせる。
クッキー生地でパン生地を包む。
- 容器に入れた成形用のグラニュー糖にクッキー生地全体を押しつける。
ドレッジで表面に格子模様をつける。
- 型に入れる。
30℃くらいの暖かい場所で、型から少しはみ出すくらい膨らむまで二次発酵(40分間~)。
*発酵が終わるタイミングにあわせてオーブンを190℃に予熱しておく。
- 190℃に予熱したオーブンで18分間程度焼く。
焼けたら型から出し、冷まして出来上がり。
*冷めてからカットしましょう。
「パウンド型で焼く大きなメロンパン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
食パンのような形のメロンパンをきれいに仕上げるコツをご紹介します。
型に油脂をしっかりと塗る
クッキー生地が型と接する部分があります。油脂をしっかり塗っていないと、生地が引っ付いて崩れることがあるので注意しましょう。
クッキー生地は必ず冷蔵庫で休ませる
作ってすぐのクッキー生地は、扱いづらく成形がうまくできない場合があります。また、生地がダレてしまうと、きれいに焼き上がらないことも。
クッキー生地は冷蔵庫で休ませ、生地を安定させてから成形しましょう。
クッキー生地は多めに作って冷凍OK
今回紹介したレシピは、一般的なメロンパンと比べてクッキーの部分は少なめで、使う材料も少量です。まとめてクッキー生地を作って1回分ずつ冷凍しておくのがおすすめ。
冷蔵庫で解凍すれば、いつでもパン作りに使えますよ。
新食感の大きなメロンパンを作ろう♪
今回はパウンド型で焼く大きなメロンパンのレシピをご紹介しました。
ふんわりしっとりした口当たりに、サクサク食感のクッキー生地の両方を楽しめる大きなメロンパン。
おいしいのはもちろん、見た目もかわいくてインパクトがあるので、プレゼントにも喜ばれるでしょう。
ぜひ味わってみてくださいね。