ティグレというお菓子をご存じですか?
チョコチップを混ぜ込んだフィナンシェ生地のくぼみにガナッシュを流し込んだ、なんともリッチなお菓子・ティグレ。
ティグレは、「トラ」という意味を持つフランス語。生地に混ぜ込んだチョコチップがトラの模様のように見えることから名付けられたのだそう。
今回は冷やしても固くならず、しっとりおいしいティグレのレシピをご紹介します♪
夏に◎ 冷やしてもやわらかなティグレのレシピ
フィナンシェ生地を作る
材料(シリコマートオーバルサバラン[10個取り]一台分)
- 無塩バター…80g
- 卵白…80g
- 粉糖…30g
- はちみつ…20g
- アーモンドプードル…65g
- 薄力粉…20g
- ベーキングパウダー…2g
- チョコチップまたは板チョコ…50g
下準備
- アーモンドプードル・薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
- チョコチップ(板チョコ)は細かく刻んでおく。
- 型にスプレーオイルを振るかバターを薄く塗っておく。
作り方
- 鍋にバターを入れ中弱火にかけて溶かし、ホイッパーで混ぜながら好みの色になるまで焦がし、“焦がしバター”を作る。
- 好みの色になったら素早く鍋底を水に当ててバターの温度を下げ、使うまで置いておく。
- 卵白・粉糖・はちみつをボウルに入れ、ホイッパーで泡立てないように優しく混ぜ合わせる。
- ふるっておいた粉類を入れ、ホイッパーで優しく混ぜ合わせる。
- 完全に混ざったら、焦がしバターを少しずつ加えながら混ぜ合わせる。
- 刻んでおいたチョコチップを入れ混ぜ、絞り袋に生地を入れ、冷蔵庫で最低1時間寝かせる。
- 寝かしておいた生地を袋の上から軽く揉み、型の8分目まで絞り入れる。
- 焼き上がったらオーブンシートにひっくり返し、型を持ち上げて取り出す。
- 粗熱が取れたら乾燥防止のためひとつずつラップで包んでおく。
190℃に予熱したオーブンを180℃に下げ、17分間焼成する。
仕上げる
材料
- チョコレート…50g
- 生クリーム…20g
- 水あめ…20g
作り方
- チョコレートを湯せんで溶かし、温めた生クリームと水あめを加えてよく混ぜ、乳化させる。
- 常温まで冷めたら絞り袋に入れ、生地のくぼみに絞り出す。
- 乾燥しないようにプラスチックの保存容器や「保存用ケーキボックス」に入れ、ガナッシュが固まるまで冷蔵庫で冷やす。
- 出来上がり!
「冷やしてもしっとり柔らか♪簡単ティグレ」の詳しいレシピページはこちら。
ポイントを押さえてきれいに焼こう!
きれいに焼き上げるためのポイントが3つあるので、確認してみましょう。
ポイント1.チョコチップも刻んで使う
チョコチップを刻まずに混ぜ込むと、重みで沈んでしまう原因に。
板チョコでもチョコチップでもどちらでも作ることができますが、チョコチップを使う場合も刻んで使うのが◎
ポイント2.チョコは冷やしておく
製菓用に作られたチョコチップは簡単に溶けませんが、その他のチョコはとても溶けやすい食品。
生地にチョコが溶けて混ざってしまわないよう、事前に冷やしておきましょう。
ポイント3.型に絞り出したら空気抜きを!
型に入れたら空気抜きをしないと、焼き上がりが写真のようにでこぼこに。
台に打ち付けたり竹串を使ったりして、空気抜きをしましょう。
夏のティグレを楽しんで
いかがでしたか?
暑い時期に特におすすめの、冷やしてもおいしいティグレのレシピをご紹介しました。
アイスコーヒーと一緒に食べると最高ですよ♪
ぜひお試しくださいね。