お正月のお餅、余っていませんか?
お正月に家族や親戚で食べるために、お餅をたくさん用意しておいたけれど余っちゃった、というご家庭も多いのでは。
お雑煮やぜんざい、磯辺餅やきなこ餅で食べるのはもう飽きちゃったという方は、お餅を使ってちょこっとアレンジしたスイーツを楽しんでみませんか?
いも餅
今回はじゃがいもを使った北海道のいも餅ではなく、さつまいもを使ったいも餅です。鹿児島の郷土料理で、さつまいもと餅を練り合わせ、きな粉をまぶして食べます。
材料(8個分)
- さつまいも…150g
- 切り餅 (1個50gのもの)…2個
- 水…200ml
- 砂糖…大さじ1
- 塩…ひとつまみ
- きな粉…大さじ4
- 砂糖…大さじ3
作り方
- さつまいもは皮をむいて1cm角程度に切り、5分くらい水にさらしておく。
- 鍋にさつまいもと水を入れてふたをしたら、中火で5分ほど加熱。
- さつまいもに火が通ったら、上に切り餅をのせて弱火で5分ほど加熱。
- 切り餅が柔らかくなったらボウルにうつし、砂糖と塩を加えて木べらなどでなめらかになるまでこね混ぜる。
- きな粉と砂糖を混ぜ合わせておいたものに4を全部入れて、きな粉をまぶしながらスプーンなどでとりわけ、丸める。
*こねるのは少し力がいります。
*きな粉をつけながら丸めないとべたつきます。
餅とさつまいもを混ぜ合わせると、素朴な味わいに。
きなこ餅に似てますが、冷めても固くならないし、伸びて喉に詰まったりもしないので、お子様のおやつにも最適です。
キャラメルあられ
余ったお餅を乾燥させてあられにするのはご存知の方も多いですよね。
今回は簡単にレンジで作り、キャラメル味にアレンジしてみました。キャラメルポップコーン風の味わいです。
材料
- 切り餅…2〜3個
- 砂糖…50g
- バター…10g
- 水…小さじ2
作り方
- 切り餅は5mm程度の厚さにスライスして、1cm角に小さく切る。
- 1をオーブンシートの上に間隔を空けて並べ、600wのレンジで2分ほど加熱する。
- 丸く膨らんだものは取り出し、まだ膨らんでないものは再加熱する。
- フライパンまたは小鍋に砂糖・バター・水を入れて中火にかける。砂糖が溶けて泡が小さくなり、色が茶色く変わってきたら火を止め、3を入れて混ぜる。
- オーブンシート上に広げて冷ます。
*間隔を空けて並べるため、2〜3回に分けてレンジにかけます。
*加熱が足りないとサクサク感がなくべたつき、加熱しすぎると焦げてしまうので、様子を見ながら加熱してください。お餅を切る大きさ、お餅の状態、レンジ内の火の通りによっても、加熱時間は多少変わってきます。
お餅を天日干しにして油で揚げるという手間を省き、レンジで手軽に作れます。レンジで作る事でサクサクの軽い食感になりますし、キャラメル味が後を引き、お子様受けも抜群!
味付けを砂糖醤油などにしても、もちろんおいしいですよ。
生チョコ餅
チョコレートとお餅と牛乳をレンジにかけるだけ。白玉粉などを使って作る求肥よりもお手軽に作れます。
材料
- 切り餅(1個50gのもの)…1個
- 牛乳…50ml
- チョコレート…40g
- ココアパウダー…適量
作り方
- 耐熱のボウルに切り餅と牛乳半量(25ml)を入れて、600wのレンジで1分間加熱。
- 残りの牛乳とチョコレートを入れて、さらに1分間加熱。
- ゴムベラやスプーンでよく練り混ぜる。
- ココアパウダーを敷いたラップの上にのせ、さらに上からココアパウダーを振りかけて形を整える。
- 作りたては伸びてカットしにくいので、冷蔵庫で1〜2時間冷やして、好みの形にカットする。
*ココアパウダーが少ないとラップにくっついてしまうので気をつけて。
チョコレートをホワイトチョコレートにして、ココアパウダーの代わりに抹茶をかけたりとアレンジも可能です。
冷えても固くならないので、冷蔵庫に入れて冷たくするとおいしいですよ。
動画でおさらい
お餅の保存方法
真空パックのお餅は賞味期限が長いですが、お正月に家でついたお餅などは気をつけないとすぐにカビが生えてしまいます。
長期保管はできませんが、お餅は冷凍保存ができますので、食べきれなくて余ったお餅はすぐにラップに包んでフリーザーバックに入れ、冷凍してしまいましょう。
余ったお餅のアレンジを楽しんで!
お餅を無駄にすることなく食べられるように、アレンジをいろいろ楽しんでみてください。