あんこを使ったパンといえば?あん食パンを作ってみよう!
あんこを使ったパンといえば、何が思い浮かびますか?
パン生地で包んだあんぱんや、トーストにバターと一緒にのせたあんバタートーストなども人気ですよね。
今回ご紹介するのは、あんこを使ったパンとして外せない“あん食パン”のレシピ。
ポイントを押さえて、おいしいあん食パンを作りましょう♪
あん食パンってどんなもの?
あんこ×パンは相性が良く、人気のある組み合わせ。
その中でも、あん食パンは知る人ぞ知るパンで、有名店も存在するほど。
見た目は普通の食パンですが、カットすると生地に巻き込まれたあんこが顔を出します。
シンプルな食パン生地としっとり甘いあんこが相性抜群で、後を引くおいしさなんですよ。
あん食パンのレシピ
甘さ控えめで生クリーム入りのふんわり食パン生地に、粒あんを巻き込んだあん食パンのレシピです。
材料(一斤食パン型1台分)
- 強力粉…240g
- 牛乳…156g
- 生クリーム…35g
- 塩…3g
- セミドライイースト…3g
- 砂糖…20g
- 無塩バター…20g
- 粒あん…200g
下準備
- 材料は常温にする。
- 型にオイル(分量外)を塗る。
- 牛乳と生クリームは合わせて、人肌程度に温める。
作り方
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ボウルにバターと粒あん以外の材料を入れて混ぜ、水気がなくなれば手でこねる。
生地がつながってきたらバターを入れて、表面がなめらかになるまでこねる。*ホームベーカリーを使用してもOK!
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生地をひとつに丸め、とじ目を下にしてボウルに入れる。
ラップをして暖かい場所で一次発酵をする。生地が2〜2.5倍の大きさになれば発酵完了。
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生地を手で押さえてガスを抜き、丸め直す。
乾燥しないようにボウルをかぶせ、15分間休ませる。 - めん棒で生地を30×30cmの正方形にのばす。
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生地の左右5cm・上下2cmを空けて、粒あんの3/4量(150g)を塗り広げる。
左右の生地を中心まで折りたたんでとじ目をとじ、手で押さえて生地と粒あんをなじませる。
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めん棒で生地を約32×16cmの大きさにのばし、上下を5cm空けて残りの粒あん(50g)を塗り広げる。
手前から生地を巻いていき、とじ目をとじる。
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とじ目を下にして型に入れ、生地を上から押さえて形を整える。
湿気のある暖かい場所で、生地が乾燥しないようにして二次発酵。生地が型の高さのすぐ下まで膨らめば発酵完了。
発酵が終わる少し前に、オーブンを200℃に設定して予熱を始める。
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ふたをして200℃のオーブンで28分間〜焼く。
焼き上がったら、型ごとまっすぐ台に落として空気を抜く。 -
型からパンを出して、冷ましたら出来上がり。
「あん食パン」の詳しいレシピページはこちら。
ポイントは4つ!あん食パン作りで気をつけること
1. あんこは常温に戻す
あんこが冷えていてかたい状態だと、成形の際に薄く塗り広げることができません。
冷蔵庫に入っている場合や冬場は、電子レンジで少し温めるとよいでしょう。
2. あんこの水分量に注意
水分の多いあんこを使って焼き上げると、生地とあんこの間に空洞ができる可能性があります。
水分が多くべちゃっとしているあんこは、加熱して水分を飛ばしましょう。
3. あんこを入れすぎない
あんこを欲張って入れすぎると、生地が沈んでしまう原因に。
今回のレシピは、生地とのバランスを考えたあんこの分量にしています。
4. あんことパン生地をなじませる
あんこは包むのではなく、パン生地となじませるイメージで。
生地にあんこを塗り広げ、生地を重ねた後は手で押さえて空気を抜いてください。
生地とあんこの隙間がなくなるようにするのがポイントです。
おすすめのあん食パンの食べ方
このパンは、まずカットしたものをそのまま食べてみてください。
ふんわりしたパンとしっとり甘いあんこのハーモニーが楽しめます♪
その次はぜひトーストに。
サクッと香ばしくなり、やみつきになるおいしさです。
バター・ジャム・クリームチーズなどを塗っても◎
ぜひいろいろな組み合わせをお試しください。
動画でおさらい
ポイントを押さえれば簡単!手作りのあん食パン楽しんで♪
あんこ好きにも食パン好きにもおすすめのあん食パン。
ポイントを押さえれば、おうちでも簡単に作れます。
ぜひ作ってみてください。