ビスコッティとは
ビスコッティとは、イタリアの伝統菓子のひとつ。
大きくまとめた生地を焼き、スライスしたのち再度焼くという、二度焼きが特徴のユニークな焼き菓子です。
今回は、基本のシンプルなビスコッティからアレンジまで、3つの味のビスコッティのレシピをご紹介。
他のお菓子にはない、しっかりとかたいザクザクした食感がやみつきになるかもしれませんよ。
アーモンドとバニラのビスコッティ
アーモンドとバニラの風味が楽しめる、シンプルな基本のビスコッティです。
材料(約38個分)
- グラニュー糖…70g
- 塩…ひとつまみ
- 全卵…40g
- バニラオイル…4滴
- アーモンドパウダー…80g
- 薄力粉…80g
- ベーキングパウダー…1g
- アーモンドスライス…80g
下準備
- アーモンドパウダー・薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
- オーブンを160℃に予熱する(1回目の焼成の直前)。
- オーブンを170℃に予熱する(2回目の焼成の直前)。
作り方
- グラニュー糖・塩・全卵・バニラオイルをボウルに入れ、ホイッパーで混ぜます。
- ふるっておいた粉類を加え、ゴムベラでさっくり混ぜて、まとめます。
- アーモンドスライスを加え、生地内に均一に散るまで混ぜます。
- ラップで包み、20×6cmの大きさに成形します。
- 冷蔵庫から出してラップを外し、オーブンシートを敷いた天板にのせます。
- 熱が完全に取れるまで冷まします。
- 波刃包丁で5mm厚にカットします。
- 少し間をあけて天板に並べ、170℃で15分間程度焼成。
- おいしそうな焼き色が付いたら、出来上がり。
*混ざりにくければ、手を使ってもOK。
*混ざりにくければ、手を使ってもOK。
冷蔵庫で1時間以上休ませます。
160℃で15分間程度焼成します。
*温かいうちにカットすると崩れやすいので、しっかり冷めるまでぐっとがまんしてください。
「アーモンドとバニラのビスコッティ」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめのアレンジレシピ2選
ビスコッティは、生地の配合はほとんど変えずに、加える副材料を変えるだけで雰囲気の違いが楽めるお菓子。
いろんな味で試したくなりますよ。
ナッツとシトラスのビスコッティのレシピ
くるみ・アーモンド・ピスタチオなどのナッツ、オレンジやレモンの表皮を加えたビスコッティ。
ホールのナッツを加えることでカラフルになった断面と、爽やかなかんきつの香りが食欲をそそります。
材料(約38個分)
- グラニュー糖…70g
- 塩…ひとつまみ
- 全卵…40g
- オレンジ果皮のすりおろし…1/2個分
- レモン果皮のすりおろし…1/2個分
- アーモンドパウダー…80g
- 薄力粉…80g
- ベーキングパウダー…1g
- アーモンドホール…50g
- くるみ…30g
- ピスタチオ…20g
「ナッツとシトラスのビスコッティ」の詳しいレシピページはこちら。
くるみとチョコレートのビスコッティのレシピ
チョコレート風味のビスコッティも人気。粉の一部をココアに変えて、くるみやチョコレートを混ぜるだけ♪
材料(約38個分)
- グラニュー糖…70g
- 塩…ひとつまみ
- 卵…40g
- アーモンドパウダー…80g
- 薄力粉…60g
- ココア…20g
- ベーキングパウダー…1g
- くるみ…40g
- チョコレート(スイート)…30g
「チョコとくるみのビスコッティ」の詳しいレシピページはこちら。
失敗しやすいポイントを押さえてきれいに作ろう!
生地は混ぜるだけと難しい工程はさほどなく、一度に大量生産できるのもうれしいビスコッティ。
ビスコッティの工程の中で一番失敗しやすいポイントは、1回目の焼成後。
スライスするときに温かいままカットすると、生地が崩れてしまう原因に。
しっかり冷まして、崩れにくくなってからカットしてくださいね。
2回目の焼成は、生地が香ばしく香るまで、しっかり火を入れることが大切です(もちろん、焦がさないように気をつけて)。
おすすめの食べ方
ザクザク、ガリガリとした食感が楽しいビスコッティのメジャーな楽しみ方をご紹介しましょう。
それは、「コーヒーに浸して食べる」というもの。
温かいコーヒーにビスコッティを食べるぶん浸して、かじって、また浸して。
コーヒーを吸収して、風味と食感の変わったビスコッティは、手が止まらないおいしさ♪
ワインやミルクなどに浸すのも◎
ビスコッティを召し上がる際、ぜひ試していただきたい食べ方です。
手作りビスコッティを楽しもう!
香ばしく風味豊かな手作りビスコッティ。
お気に入りの飲み物と一緒に、お楽しみくださいね!