モーモーチャーチャーって知ってる?
話題のアジアンスイーツ、モーモーチャーチャーをご存じでしょうか。
今回は日本で人気の、“あのスーパーマーケット”のモーモーチャーチャーそっくりに作れるレシピをご紹介します。
モーモーチャーチャーとは
モーモーチャーチャーとは、ココナッツミルクのプリンに、お豆やサツマイモなどの具をたっぷりのせたスイーツ。
シンガポールやマレーシアで昔から食べられている「ボボチャチャ」というスイーツがもとになっているんだとか。
モーモーチャーチャーというかわいくて不思議な名前は、中国語に由来するものだそうですよ。
モーモーチャーチャーのレシピ(大きめカップ4~5個分)
やわらかなココナッツミルクプリンにカスタードソースをかけて、たっぷりのトッピングと一緒に楽しみましょう!
ココナッツミルクプリンを作る
材料
- 水…30ml(大さじ2)
- ゼラチン…5g
- ココナッツミルク…250ml
- 牛乳…350ml
- 砂糖…60g
- 片栗粉…小さじ2
ココナッツミルクの風味をしっかり出すために、缶詰のココナッツミルクを使うのがおすすめ。缶を開けると油分と水分に分離していることがありますが、温めてよく混ぜると、その後は分離しにくくなります。
片栗粉を加えることでも、分離を防ぐことができます。
作り方
- 水にゼラチンを振り入れ、ふやかします。
- 鍋にココナッツミルク・牛乳・砂糖・片栗粉を入れてかき混ぜながら温め、とろみがついたら火を止めます。
- 冷水にあててかき混ぜながら冷まし、カップに入れて冷蔵庫で冷やし固めます。
ふやかしたゼラチンを加えて溶かします。
*決して沸騰させないでください。分離を避ける大切なポイントです。
*熱いプリン液をそのまま固めると分離しやすいので、混ぜながら冷ましてから、カップに移すのがポイントです。
カスタードソースを作る
材料
- 卵…1個
- 砂糖…35g
- 薄力粉…10g
- 牛乳…200ml
作り方
- 鍋に卵・砂糖・薄力粉を入れてよく混ぜ、牛乳を少しずつ加えて混ぜます。
- かきまぜながら中火で熱し、とろみがついたら火からおろします。
- 容器に移し、落としラップをして冷やします。
サツマイモの甘露煮を作る
材料(作りやすい分量)
- サツマイモ…100g
- 砂糖…50g
- 水…100mlくらい
作り方
- 鍋に1cm角に切ったサツマイモ・砂糖・ひたひたの水を入れます。
- サツマイモがやわらかくなるまで煮えたら(5分間程度)、冷まします。
白玉を作る
材料(作りやすい分量)
- 白玉粉…60g
- 水…40ml
作り方
- ボウルに白玉粉を入れて水を加え、混ぜてまとめます。
- 小さめに切り分け、丸めます。
- 沸騰したお湯に入れ、ゆでます。
- 浮き上がってきたら、冷水に取ります。
仕上げる
材料
- 甘い煮豆…適量
- 塩ゆでの豆…適量
作り方
- ココナッツプリンにカスタードソースをかけます。
- サツマイモの甘露煮・白玉・甘い豆・塩豆をトッピングして、完成。
「モーモーチャーチャー」の詳しいレシピページはこちら。
おいしい食べ方
モーモーチャーチャーの元になったボボチャチャは、よく混ぜてから食べるのが正式な食べ方。
それに倣って、モーモーチャーチャーも思い切り混ぜましょう。
ボボチャチャはどんなスイーツ?
モーモーチャーチャーはプリン状のデザートですが、元になったといわれるボボチャチャはココナッツミルクのおしるこ。液状のデザートです。
ボボチャチャの具は、色とりどりのサツマイモに白いタロイモ、タピオカに似たサゴが定番。その上にカラフルなゼリー菓子をトッピングすることもあります。
お芋がたっぷり入っているので、食事になりそうなほどボリューム満点で、冷やしたものより、常温や温かいものが一般的。
野菜がとれて、お腹にもやさしいヘルシー・スイーツといえるのではないでしょうか。
日本でも手に入りやすい材料を使ったボボチャチャをご紹介しますので、こちらもぜひ味わってみてください。
「ボボチャチャ」の詳しいレシピページはこちら。
思い切りかき混ぜて、おいしく食べよう!
きれいに盛りつけたモーモーチャーチャーを崩すのは惜しい気もしますが、ぜひ思い切りかき混ぜて!
ぐるぐる混ぜて、とろんとしたココナッツミルクのプリンとたっぷりの具が織りなすハーモーニーをお楽しみください。