人気のカヌレを冷やしておいしく♪
外側はバリっと、中はもちっとがおいしい、大人気の焼き菓子「カヌレ」。
福岡発のカヌレ専門店では、クリームと一緒に冷やして食べるカヌレが話題なのだとか!
今回は冷やしてもおいしいカヌレ生地に、生クリームをたっぷりと詰めたクリーム入りカヌレのレシピをご紹介します。
クリーム入り生カヌレのレシピ(10個分)
カヌレ生地を焼く
材料
- 低脂肪牛乳…500g
- 薄力粉…130g
- グラニュー糖…200g
- 卵黄…3個
- 卵白…20~25g(卵黄と合わせて80gになるように計量する)
- ラム酒…40g
- 無塩バター…20g
- バニラペースト…小さじ2
作り方
- 鍋に低脂肪牛乳を入れて沸騰させる。
- ボウルに薄力粉とグラニュー糖を入れ、ホイッパーで混ぜる。
- 1の低脂肪牛乳を2回に分けて加え、ホイッパーで混ぜる。
- 別のボウルに卵黄を入れ、卵白を卵黄と合わせて80gになるように計量する。
- 4を3に入れ、ホイッパーで混ぜる。
- ザルで一度こし、バニラペーストを加えてゴムベラでざっと混ぜる。
- 生地を焼成する1時間ほど前に冷蔵庫から出しておき、常温に戻しておく。
- 型に10等分に流し入れる。
- 230℃に予熱したオーブンに入れて10分間焼き、200℃に下げてさらに50分間程度焼く。
火から下ろし、粗熱が取れたらラップして冷蔵庫で一晩冷やす。
*混ざればよいので、泡立てないように。
さらに、ラム酒と溶かした無塩バターを加える。
表面にぴったりラップをして、丸1日間(18~24時間)冷蔵庫で寝かせる。
粉類が沈んでいるので、ゴムベラで全体を丁寧に混ぜる。
カヌレ型にバター(分量外)をたっぷり塗って冷やしておく。
*焼成時間はオーブンによって変わってくるので、焼き色を見て微調整してください。
クレームシャンティを絞って仕上げる
材料
- 生クリーム(乳脂肪45~48%のもの)…200g
- グラニュー糖…20g
- 粉糖…適量
作り方
- カヌレが冷めたら菜箸で中央に穴を開ける。
- ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、底を氷水に当ててかために泡立てる。
- 穴を開けた部分に絞り入れ、表面にもドーム状に絞る。
- 出来上がり。
*穴の中を少し広げるようにしてください。
丸口金をつけた絞り袋に入れる。
仕上げに、粉糖を茶こしで振る。
中までクリームたっぷり!
「クリームたっぷり生カヌレ」の詳しいレシピページはこちら。
保存方法&おいしい食べ方
生クリームを絞っているので、保存は冷蔵庫で。
焼いた当日は、外側がバリっと♪翌日は、クリームが生地となじんで一体感が出ます。
どちらもとてもおいしいので、ぜひ食べ比べてみてください!
レシピのポイント
冷やしておいしいカヌレに仕上げるためにいろいろ試作してみて、ポイントを3つにまとめました◎
ポイント1.低脂肪牛乳で歯切れの良い生地に
低脂肪牛乳を使うと、普通の牛乳と比べてやや軽く歯切れの良い食感に。
クリームとのなじみが良く、一体感が出ます。
見た目は変わらず、どちらも美しい仕上がり♪
ポイント2:薄力粉でやわらかい食感に
カヌレは強力粉と薄力粉のMIXで生地を作ることが多いお菓子。
薄力粉のみで作った生地と比べてみると、強力粉入りのほうがモチっと弾力のある仕上がりになりました。
常温で保存する場合はそれでよいのですが、冷蔵庫で冷やすと、生地が締まってややかたい食感に。
とてもわずかな差なのですが、薄力粉のみで作ったほうがやわらかく、冷やしたときによりおいしく感じました。
ポイント3:生クリームは高脂肪のものを
カヌレはふわふわの生地ではなく、しっかりした食感の主張が強い生地。
あっさり軽い低脂肪の生クリーム(35%程度)よりも、高脂肪の生クリーム(45~48%程度)のほうが生地とのなじみが良く、風味もコクもより強いのでおいしく仕上がります。
アレンジレシピ:抹茶とあんこのクリームカヌレ
いろいろなアレンジが楽しめる、クリーム入りカヌレ。
カヌレのモチっとした食感にあんこがすごく合いそう!と思い、あんこ入りのクリームカヌレも作ってみました。生地には抹茶を加え、和の味わい。
こちらもおすすめです。
「抹茶とあんこのクリームカヌレ」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
夏のカヌレは冷やして味わう♪
カヌレはホットコーヒーや紅茶に最高に合う焼き菓子ですが、夏はひんやり冷やしてアイスコーヒーやアイスティーと一緒に味わってみるのはいかがでしょう。
たっぷりのクリームとラム酒の風味がふんわりと香って、とってもおいしいですよ。
ぜひ作ってみてくださいね♪