ババロアやムースより手軽!チョコレートでゼリーを作ろう
バレンタインやホワイトデーのあるこの時期は、一年の中でも特にお菓子作りが盛り上がる季節。
「製菓用にチョコレートをたくさん買った」という方もいらっしゃるのでは?
チョコレートがまだ残っていたら、今回ご紹介するゼリーを作てみてはいかがでしょう♪
チョコレートを使った冷菓といえばババロアやムースなど、ちょっと手をかけたものが多い印象。でもゼリーなら、難しい工程がなく気軽に作ることができるのが◎
ゼラチンだけでなく、アガーを使う場合の作り方もお教えします。
ゼラチンを使ったチョコゼリーのレシピ
とろけるような、なんともいえないなめらかな食感。よく冷やして召し上がれ♪
材料(cottaスタッキングワイングラス3つ分)
- 粉ゼラチン…5g
- 水…30g
- グラニュー糖…25g
- ココアパウダー…8g
- 牛乳…250g
- クーベルチュールチョコレート(カカオ分51%)…50g
- 生クリーム…100g
作り方
- 粉ゼラチンを水に振り入れて10分間ふやかす。
- 500Wのレンジに30秒間ほどかけて溶かす。
- グラニュー糖とココアパウダーを小さな容器で混ぜ合わせてから、牛乳とともに小鍋に入れる。
- チョコレートと半量の生クリームを小さめのボウルに入れ、40~50℃の湯せんで溶かす。
- 3を混ぜながら中火にかけ、沸騰させないように注意しつつ、グラニュー糖を溶かす。
- 火を止めて2と4を加え、よく混ぜ合わせて全体がなじんだら、こしながらボウルに移す。
- 氷水に6のボウルの底をあて、とろみがつくまで底をなぞるように混ぜながら冷やす。
- 容器に流し、冷蔵庫で3時間冷やし固めて、完成!
*水を粉ゼラチンに加えると、ダマになりうまくふやけない場合があります。必ず、粉ゼラチンを水に振り入れましょう。
チョコレートが溶けたら、湯せんにかけたまま少しずつ残りの生クリームを加え、よく混ぜ合わせる。
アガーを使ったチョコゼリーのレシピ
アガーはゼラチンのようにふやかす手間がなく、固まるのも早いのですぐに食べたいときにぴったりです。
材料(cottaアルミプリンカップ6個分)
- アガー…5g
- グラニュー糖…25g
- ココアパウダー…8g
- 水…100g
- 牛乳…200g
- クーベルチュールチョコレート(カカオ分51%)…50g
- 生クリーム…100g
作り方
- 小さめの容器で、アガー・グラニュー糖・ココアパウダーを混ぜる。
- 小鍋に水・牛乳・1を入れて混ぜ合わせる。
- チョコレートと、生クリームの1/3を小さめのボウルに入れ、40~50℃の湯せんでゆっくりと溶かす。
- 2を混ぜながら中火にかけ、煮立ちそうになったら火を弱める。
- 火を止め、3を加えてよく混ぜ、一度こす。
- 容器に流し、粗熱を取る。
- 冷蔵庫で1~2時間冷やし固めて、完成!
*アガーは先に砂糖などと混ぜておくことで、ダマにならず溶けやすくなります。
チョコレートが溶けたら、湯せんにかけたまま少しずつ残りの生クリームを加えて、ボウルの中が30~40℃になるまで軽く混ぜながら温める。
30秒間ほど縁が軽く煮立つ状態を維持し、アガーとグラニュー糖を完全に煮溶かす。
*気温が低い時期は、固まり始めるのが特に早いので、手早く流しましょう。
【表面をきれいにする方法】
容器に流して数分の間に表面が固まってくるので、その部分をスプーンで沈めると見た目がきれいに。
型から出し、くまの形にはチョコペンで顔を描いても♪
アガーは固めたままの形を保ちやすいのが特徴。
型の縁をスプーンなどで押して少し空気を入れるだけで、つるんと取り出すことができます。
おいしく作る2つのポイント
1.牛乳だけでなく生クリームもプラスする
チョコゼリーというと、チョコレートを牛乳に溶かして、ゼラチンで固めたシンプルなレシピをよく見かけます。
でも牛乳は脂肪分が少なく、チョコレートと完全になじませるのは難しいもの。簡単そうに見えても、溶けきらないチョコレートが浮いたり沈んだりと、舌触りに影響しがち。
今回のレシピでは牛乳だけでなく生クリームも使い、失敗しにくいよう調整。
生クリームが入ることで作りやすいだけでなく、プリンやババロアにも負けないリッチな味わいになるのもうれしいポイント♪
2.使うチョコレートはカカオ分51%程度がおすすめ
今回使ったチョコレートは、カカオ分が51%のクーベルチュールチョコレート。
ですが、もう少しカカオ分の低い、市販の板チョコでもおいしく作ることができる配合になっています。
カカオ分が高い苦めのものを使う場合は、ココアパウダーやグラニュー糖の量を調整してください。
動画でおさらい
普段のおやつからおもてなしまで
ご紹介したチョコゼリーは、一つひとつの工程が難しくないので、お菓子作りを始めたばかりという方にもおすすめのレシピです。
クリームやフルーツを飾って、おもてなしにもいかがでしょうか。