カラフルでかわいいあんみつ羊羹を作ろう!
羊羹の上にあんみつの具材がのった「あんみつ羊羹」。目にも楽しい、華やかでかわいい和菓子を作ってみませんか。
今回は、果物を使った爽やかなあんみつ羊羹のレシピをご紹介します。
あんみつ羊羹ってどんなお菓子?
あんみつ羊羹はその名のとおり、和菓子の定番である「あんみつ」と「羊羹」を合わせた、和菓子好きにはたまらない一品。
型に流し込んだ羊羹の上に栗や求肥、寒天などがあしらわれた仕上がりが一般的で、百貨店や和菓子店で販売されています。
あんみつ羊羹のレシピ(15cmの流し缶1台分)
おすすめのあんこ
あんみつ羊羹は、あんこの存在感が大きなお菓子。なので、おいしい粒あんを準備したいもの。
私がおすすめするのは、伊勢製餡所の粒あん。
添加物不使用で、すっきりしたおいしさが特徴。300g入りで販売されていて、今回のレシピなら使い切りの量です。
こしあんがお好きな方は、もちろんこしあんで作っても◎
白玉団子を作る
求肥よりも作りやすい砂糖入りの白玉で、もちもちとした食感を楽しみましょう!
材料(12個分)
- 白玉粉…25g
- グラニュー糖…5g
- 水…20g
作り方
- 材料を全て合わせ、耳たぶくらいのかたさにする。
- 4gに分割して丸め、しっかり沸いたたっぷりの湯に入れる。
- 網ですくって冷水に取り、冷ます。
鍋の中で浮き上がり、白玉の芯に火が通るまでゆでる。
*小ぶりな仕上がりになりますが、飾りにはちょうどよいサイズです。
使う直前にザルにあげ、キッチンペーパーで水気を切っておく。
羊羹を作って仕上げる
材料
- 水…200g
- 粉寒天…2g
- グラニュー糖…60g
- 塩…ひとつまみ
- 粒あん…300g
- みかん缶…7粒
- チェリー缶…5粒
- 甘納豆(3種程度をお好みで)…適量
*甘納豆はスーパーなどで手にはいる数種類がミックスされて販売されているタイプ
下準備
- みかん缶、チェリー缶の中身をザルに開け、水気を切っておく。
- 甘納豆は軽く水洗いし、キッチンペーパーを敷いたバットにのせておく。
作り方
- 水と粉寒天を鍋に入れ、火にかける。
- 砂糖が溶けたことを確認したら火を止め、粒あんを加えてホイッパーで混ぜる。
- 中火にかけ、ゴムベラで絶え間なく混ぜ合わせながら2分間程度煮詰める。
- 型に流し、室温に置く。
- 表面が少し固まりだしたタイミングで、みかん・チェリー・白玉・甘納豆を手早くのせ、冷蔵庫で冷やし固める。
ここがポイント
固まっていない状況で具材をのせると、全て沈んでしまいます。そうなると、味はおいしいものの、見栄えが残念なことに。室温に置いておき、そろそろ表面が固まってきて具材を置いても沈まなさそう…なタイミングを見極めましょう。時間は室温によってまちまちですが、10分経過したくらいを目安に。
みかんのような面積が大きい具材のほうが沈みにくいので、ひとつのせて様子を見るのがおすすめ。徐々に小さな具材にしていくと、きれいに仕上げることができます。
- しっかり冷え固まったら型から取り出し、出来上がり。
- 好みのサイズにカットして召し上がれ!
しっかり沸いて、寒天が溶けたら砂糖と塩を加えてホイッパーで混ぜる。
*多少アクが出るので、すくい取っておきましょう。
*非常に熱い状態なのでやけどに注意。移動しやすいようにバットなどにのせておくと○
のせる具材は、他のものにしてもOK。味のバランスや配色を考えて、さまざまなアイデアでお楽しみください。
みかん缶のように酸味のある食材があると、さっぱりして飽きずに召し上がっていただけます♪
「あんみつ羊羹」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
フォトジェニックな和菓子・あんみつ羊羹
にぎやかなデコレーションのあんみつ羊羹は、思わず写真を撮りたくなる仕上がりになること間違いなし♪
果物や白玉で味の変化を楽しみながら、最後まで飽きずにおいしく楽しめるフォトジェニックな和菓子。
ぜひ作ってみてくださいね。