みんな大好き♪フロランタンがサンドクッキーに!?
今回ご紹介するのは、フロランタンをサンドクッキー仕立てにしたレシピ。
アーモンドのあめ部分(ヌガティーヌ)とクッキー生地を別々に作って、プラリネチョコクリームをサンドしました。
薄く仕上げることでより食感が引き立ち、1個でじゅうぶん満足できる味わいなのに、もう一つ食べたくなるおいしさ♪
手軽に作れる方法をご紹介しているので、このおいしさをぜひ体験していただきたいと思います!
フロランタンサンドのポイントはヌガティーヌ
ヌガティーヌとクッキー生地でクリームをサンドするということは、通常なら生地の上に広げて焼くヌガティーヌを単独で焼かなければなりません。
炊き上げたヌガティーヌを薄く広げて焼き、熱いうちに抜き型で抜くというやり方もありますが、無駄が多く出てしまうのが難点。今回は、所持率の高いマフィン型を使ってチャレンジします。
シリコンの型や小さなセルクル・タルトリングでも作れるので、お持ちの方はご活用ください。
「薄く・軽い食感で・手軽に」を実現するヌガティーヌのレシピです。このヌガティーヌの厚みは仕上がりに大きく影響するので、後ほど比較画像を用いてお話ししますね。
フロランタンサンドのレシピ(φ65mmのもの12個分)
クッキー生地を作る
材料(型抜き用に余裕を持った分量です)
- バター…90g
- 塩…0.5g
- 粉糖…45g
- 卵…25g
- 薄力粉…150g
作り方
- レシピページを参照して、クッキー生地を作る。
- 半量ずつ2mm厚にのばし、φ68mmの抜き型で12個+予備分を抜く。
- 160℃のオーブンで約15分間焼成。
ヌガティーヌを作る
材料
- 牛乳…10g
- 水あめ…10g
- バター…25g
- グラニュー糖…30g
- ペクチン(LM)…0.5g
- アーモンドスライス…40g
作り方
- ボウルに入れたペクチンに、グラニュー糖の1/3~半量程度(目分量でOK)を加え、よく混ぜ合わせる。
- 小鍋に、牛乳・水あめ・バター・1の残りのグラニュー糖を入れる。
- ゴムべらで混ぜながら中火にかけ、材料を全て溶かして混ぜる。
周りがふつふつし始めたら1のペクチンを加え、すぐによく混ぜる。
- 全体が沸いたら火を止めてアーモンドスライスを加え、よく絡める。
- マフィン型1個につき約9g入れて薄く広げ、180℃のオーブンで9~10分間焼成。
- 冷えて固まったら、竹串で取り出す。
ここがポイント
熱いうちは外れにくいのでしっかり冷ますことがポイント。でも、底に染み出たバターが完全に固まるほど低温にしてしまうと、型にくっついて外れないので気をつけてください。縁や穴から竹串をさして上に持ち上げるようにすると、意外と簡単に外れますよ♪
- キッチンペーパーなどで型を拭き上げ、2回目を焼く。
仕上げる
材料
- スイートチョコレート…20g
- プラリネ(アーモンド)…20g
作り方
- 溶かしたチョコレートにプラリネを混ぜ合わせてクリームを作る。
- 1をクッキー生地の上に、縁を残して塗り広げる。
- ヌガティーヌをのせ、密着させれば出来上がり。
しばらく置いておけばある程度固まりますが、急ぐ場合は冷蔵庫に10分間ほど入れると〇
保存は涼しい場所で。湿気ないよう注意してください。
「フロランタンサンド」の詳しいレシピページはこちら。
作り方の詳細だけでなく、セルクルやタルトリングでの焼き方も掲載しています。
ヌガティーヌの厚みを比較
ヌガティーヌをどれだけ型に詰めるかによって厚みが変わり、食感も変わります。
厚すぎると食べたときの食感が強すぎ、全体的なバランスがよくありません。
逆に薄すぎると簡単に割れてしまい、サンドクッキーには不向き。マフィン型から取り出す時点で割れてしまうことも。
下の画像は、約3g差で焼いてみたヌガティーヌ。左から、8g・11g・14gです。
左~真ん中ぐらいがちょうどよく、レシピでは約9gに落ち着きました♪
常温保存OK!プレゼントにも
フロランタンサンドは、包装すれば常温(20℃程度)で5日間ほど日持ちするので、プレゼントしやすいお菓子。
ガス袋で個包装にしたり、円筒ケースに数個入れたりしてもすてきです。
「フロランタンサンドのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
動画でおさらい
最後に
今回フロランタンサンドを作るにあたり、さまざまな厚みや配合を試してみました。
私は薄めのクッキー生地と軽いヌガティーヌの組み合わせが一番好み。ですが人によっては、サブレ生地でもう少し厚めに焼いたり、ヌガティーヌの厚みが違ったりするほうが好み!ということもあるかもしれません。
いろいろアレンジして楽しめるフロランタンサンド。ぜひぜひお試しくださいませ!