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セミフレッドのレシピ【混ぜて冷やすだけのイタリアンスイーツ】

date: 2022/07/29

writer: nyonta

category: お菓子作り

ひんやり冷たいイタリアンスイーツのセミフレッド

冷たいお菓子も豊富なイタリアンスイーツ。

今回はひんやりスイーツが恋しい季節にぴったりな、セミフレッドのレシピをご紹介します。

セミフレッドとは

セミフレッドとは、イタリア語で「セミ(semi)＝半分」「フレッド(freddo)=冷たい」という意味をもつ、半解凍状態のアイスケーキのようなお菓子です。

誕生したのは16世紀。
イタリアの名家メディチ家のために作られた、ズコットの中に入った冷たいクリームが、セミフレッドの原型といわれています。

攪拌しながら冷やすアイスクリームとは違い、攪拌してから冷やすのがセミフレッドの最大の特徴。

冷やし固めたら適度な厚さにカットし、半解凍状態になった頃合いで食べるスイーツです。

ナッツがカリッと！キャラメルセミフレッドのレシピ(17～18cmパウンド型1台分)

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クランブルを作る

材料

無塩バター…30g
グラニュー糖…30g
アーモンドプードル…30g
薄力粉…30g

下準備

材料を全て冷蔵庫で冷やしておく。
バターは1cm程度の大きさにカットしておく。

作り方

フードプロセッサーにグラニュー糖・アーモンドプードル・薄力粉を入れ、ザッと混ぜる。

冷えた無塩バターを入れてガッガッガッと小刻みにかけ、満遍なく混ざってポロポロのそぼろ状になるまで合わせる。
天板に広げ、170℃のオーブンで約16分間焼成し、網の上で冷ます。

キャラメルクリームを作る

材料

グラニュー糖…50g
水…大さじ1
生クリーム…60g
塩…ひとつまみ

作り方

鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかけてカラメルを作っていく。
生クリームをマグなどに入れ、レンジで軽く温めておく。

少し濃いめのカラメルになるまで煮詰めたら火を止める。
温めた生クリームを加える。
ボコボコ沸騰していたのが落ち着いたらゴムベラでムラなく混ぜ、塩も加える。

※※注意※※
生クリームを加えるとボワッと熱い湯気が出るので、鍋に顔を近づけ過ぎないように注意してください。
ボウルなどに移して常温で冷ます。
＊冷蔵庫に入れるとかたく締まってしまうので、常温に置いておいてください。

セミフレッド生地を作る

材料

ヘーゼルナッツ…50g
卵黄…20g
グラニュー糖…15g
水…大さじ1
卵白…40g
グラニュー糖…25g
生クリーム…200g

下準備

ヘーゼルナッツは160℃程度のオーブンで約10分間ローストし、粗く刻んでおく。

作り方

クランブル・キャラメルクリーム・ヘーゼルナッツ、全ての準備が整ってから作業に入るのがコツ。
ボウルに卵黄・グラニュー糖15g・水を入れ、ホイッパーで混ぜる。
湯せんにかけて絶えず混ぜながら、80℃まで温度を上げる。
湯せんから外し、ハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てる。
別のボウルで生クリームを8分立て程度まで泡立て、泡立てた卵黄を加えてよく混ぜ合わせる。

一度冷蔵庫へ入れておく。
別のボウルに卵白とグラニュー糖25gを入れ、湯せんに当ててホイッパーで混ぜながら50℃まで温度を上げる。

湯せんから外し、ハンドミキサーでかたくしっかりとしたメレンゲを立てる。
3をメレンゲのボウルに入れ、ゴムベラでザッと混ぜ合わせる。
大体混ざったら、ヘーゼルナッツを加えてしっかり混ぜる。
パウンド型に「くりかえし使えるオーブンシート」を敷く。
セミフレッド生地を1/3量入れ、その上にキャラメルクリームの半量を入れる。

さらに生地1/3量→キャラメルクリーム半量→生地1/3量とくり返し、型に入れていく。
全ての生地が入ったら菜箸などで大きくグルグルと回転させるようにして混ぜる。
底を軽くたたいて空気を抜き、カードで表面をササッと平らにする。
クランブルを満遍なく散らし、軽く押し込むようにして密着させる。
ラップをして輪ゴムで留め、冷凍庫で一晩冷やし固める。
型から外し、ひっくり返してクランブル部分を下にして好みの大きさにカットすれば、出来上がり。
冷凍しても、ナイフはスッと入ります。