スーパーフード・デーツについて詳しく知ろう!
近年、健康面や美容面において注目されている「デーツ」。
天然のキャンディーともいわれ、ねっとりした食感と甘さが特徴の果物です。
今回は、デーツについて詳しく解説!デーツの甘さをいかして作る、砂糖不使用のマフィンのレシピもご紹介します^^
デーツとは
デーツとは、ヤシ科のナツメヤシの実。中近東やアメリカなどで生産されているドライフルーツです。
旧約聖書に登場する「生命の樹」のモデルといわれ、古代から愛用されてきたことが伺えます。美の象徴といわれる、クレオパトラも愛した果実なのだとか。
コク深い味わいは、「オタフクソース」の原料としても使用されているそうです。
デーツの栄養素
「生命の樹」といわれるだけあって、栄養豊富なデーツ。
特に食物繊維はレーズンの約2倍!プルーンと同じくらい含まれています。
他にも、老廃物の排出に役立つといわれるマグネシウムなどのミネラルも豊富。
デーツの食べ方
デーツには干し柿や黒糖のような甘味とコクがあり、そのまま食べてもとってもおいしい!
コーヒーやお茶のお供にしたり、ヨーグルトに入れたりも◎
栄養価も満足度も高いため、ダイエット中のおやつや、小腹が空いたときに食べるのにもおすすめです。
砂糖不使用!デーツマフィンのレシピ(ミニマフィン8個分)
甘くておいしいデーツを、お砂糖の代わりに使用!バターと小麦粉も使わず、ヘルシーで体に優しいおやつに仕上げました。
材料
- ドライデーツ…50g
- 豆乳…30g
- 太白ごま油…20g
- 卵…50g(M1個)
- オーツパウダー…40g
- ベーキングパウダー…2g
- ミックスナッツ…15g
- オートミール…10g
下準備
- 型にグラシンカップを入れておく。
- トッピングのミックスナッツをざっくりと刻んで、オートミールと合わせておく。
作り方
- ドライデーツの種を取り、小さめにほぐす。
*ムラなくやわらかくするための準備です。
- 耐熱容器に1のデーツと豆乳を入れ、混ぜ合わせる。
- 電子レンジ500Wで1分間、ラップなしで加熱する。
*加熱後、少し豆乳が残った状態でよいです。
- 加熱後すぐに、フードプロセッサーでペースト状にする(多少粒が残っていてもよい)。
*冷えるとペーストになりづらいため、必ず熱いうちに作業するのがポイント!
- 粗熱が取れたら太白ごま油を加え、フードプロセッサーでさらになめらかにする。
- ほぐした卵も加え、よく混ぜ合わせる。
- なめらかなピューレ状になればOK(デーツの粒が多少残っていてもよい)。
- オーツパウダーとベーキングパウダーを合わせてボウルにふるい入れる。
- 7のピューレを全て加える。
- ゴムベラで粉気がなくなるまでさっくりと混ぜ合わせる。
- 粉気がなくなれば、生地の完成。
*ぽってりとしたかたさの生地です。
- 絞り袋に入れ、型の8~9分目ほどまで絞り入れる。
- ミックスナッツやオートミールをのせ、上から軽く押さえる。
*トッピングは、好みのナッツやドライフルーツなどでも◎
- 焼成。
200℃で天板ごと予熱。180℃で15分間焼く(ミニマフィン型の場合)。*使用する型やオーブンによって焼成時間は異なります。様子を見ながら焼いてください。
つまようじなどを刺し、べたついたやわらかい生地が付かなければ焼き上がりです。
- 型から外して冷ませば、出来上がり。
粗熱が取れたら、乾燥防止のためプラスチックの保存容器などに入れてください。
「砂糖・バター・小麦粉不使用デーツミニマフィン」の詳しいレシピページはこちら。
デーツの状態はお好みでアレンジOK!
デーツはペースト状にするだけでなく、刻んでフィリングとして入れるのもおすすめ。
お好みに合わせて、アレンジして楽しんでいただけたらうれしいです。
もしフードプロセッサーがない場合は、包丁を使って、なるべくなめらかなデーツペーストを作ってください。
おいしくて栄養価抜群!デーツで楽しむスイーツ作り
スーパーフードと呼ばれるほど栄養豊富なデーツ。
デーツの甘さをいかせば、砂糖を使わず、自然な甘さのお菓子作りが楽しめます♪
健康と美容を意識したおやつ作りに、デーツを活用してみてください。