「日清 ナチュブラン」とは?食パン・スコーン・クッキーで使い勝手を検証してみた【PR】
機能性表示食品でおいしい♪「日清 ナチュブラン」
お菓子・パン作りに使う「粉」には、たくさんの種類がありますよね。
よく使う粉では、薄力粉や強力粉。ほかにも、準強力粉・中力粉・ライ麦粉・グラハム粉・大麦粉・セモリナ粉などなど。
今回ご紹介するのは、機能性表示食品としておいしく進化した日清製粉ウェルナの小麦ブラン「日清 ナチュブラン」。
小麦粉に混ぜて使えるという「ナチュブラン」の使い勝手を、食パン・スコーン・クッキーを作って検証してみました!
「ナチュブラン」とは
「ナチュブラン」とは、小麦の表皮を食べやすく加工した「小麦ブラン」を、より細かくさらさらにし、よりおいしくなるよう作り上げた製品。
もともと小麦ブランには、食物繊維が豊富♪
日清製粉グループが独自の加工技術で開発した「ナチュブラン」は、機能性表示食品であり、使いやすく、おいしさと機能性も兼ね備えた画期的な食材なんです。
キメが細かい「ナチュブラン」は、小麦ブラン特有のボソボソした食感がないため口当たりが◎
小麦粉に3割程度混ぜて、パンやお菓子に使うのがおすすめです。
「ナチュブラン」の3つの特徴
「ナチュブラン」がどんな製品なのか、3つの特徴を取り上げて解説します。
特徴その1.小麦ブラン特有の香ばしい風味が楽しめる
「ナチュブラン」は、小麦ブランのいいところである、粉の甘さや香ばしさが楽しめます。
「小麦ブランは味が苦手…」なんて方にも、おいしく召し上がっていただけますよ。
特徴その2.キメが細かく、小麦粉のようにさらさら
キメが細かくさらさらとしている「ナチュブラン」。小麦粉と並べても、粒子の細かさに違いが感じられないほど。
強力粉や薄力粉ともきれいに混ざり、使いやすさも抜群です。
食べたときもなめらかで、粒が口に残るなんてことがありません。
特徴その3.機能性関与成分を含んでいる
もともと小麦ブランには食物繊維が多く含まれていることは、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
この小麦ブランを日清製粉グループが独自の加工技術で開発した「ナチュブラン」は、機能性関与成分である「小麦由来アラビノキシラン」を含んでいる機能性表示食品です。
小麦由来アラビノキシランは、腸内で善玉菌(酪酸菌)を増やすことで、腸内環境を改善することが報告されています。また、食後の血糖値の上昇をゆるやかにすることも報告されています。
「ナチュブラン」は、このように良いことずくめ♪
「ナチュブラン」を使ってみた!食パン・スコーン・クッキーで大検証
では実際に、「ナチュブラン」の使い勝手を検証してみましょう。
ベーシックなレシピを使って、食パン・スコーン・クッキーの3種類を作ります。
それぞれ、
- 小麦粉100%のもの
- 「ナチュブラン」15%配合のもの
- 「ナチュブラン」30%配合のもの
の3パターンで、作業工程や出来上がりの状態などを比較しました。
※今回は、比較のために粉以外の材料の分量は変えていません。
食パン
基本の配合
- 強力粉…300g(「ナチュブラン」15%・「ナチュブラン」30%置き換え)
- ドライイースト…3g
- 塩…6g
- 砂糖…25g
- 牛乳…150g
- 水…65g
- 無塩バター…20g
こね~一次発酵
小麦粉100%
- やわらかくフワッとした感じ。
- 「ナチュブラン」を配合したものに比べると、少しべたつくように感じる。
- 通常通り発酵する。
「ナチュブラン」15%配合
- 30%配合のものよりかたさはないが、しっかりした生地。
- フワッとしたやわらかさもありつつ、べたつきはない。
- 一次発酵については、小麦粉100%のものと大差なし。
「ナチュブラン」30%配合
- こねや成形など全ての工程において、しっかりとした生地感。
- 少しかたく、弾力もある。
- べたつきは全くない。
- 一次発酵については、小麦粉100%のものと大差なし。
二次発酵
小麦粉100%
- 通常通り発酵する。
「ナチュブラン」15%配合
- 小麦粉100%のものよりは、発酵による生地の延び・膨らみが控えめ。
- しかし、しっかりふわっと発酵している。
「ナチュブラン」30%配合
- 他の2つの生地に比べると、発酵による生地の延び・膨らみが弱い。
焼き上がり
小麦粉100%
- しっかり釜伸びして、ふわっとした焼き上がり。
- やわらかでしっとり。
「ナチュブラン」15%配合
- 小麦粉100%のものに比べると窯伸びは若干少なめだが、きれいに焼き上がっている。
- 自然な甘い香りが広がり、香ばしさを感じる。
- ふわっと感もあり、やわらかく食べやすい感じ。
- 小麦ブランの風味が感じられる。
「ナチュブラン」30%配合
- 窯伸びはほぼなく、若干の焼き縮みがあるように見える。
- 甘い香りと香ばしさを感じる。
- 他の2つの生地に比べると、ふわっと感は少なめで少しパサつきがある。
- 自然な甘みがしっかり感じられ、噛めば噛むほど深みのある味わい。
スコーン
基本配合
- 薄力粉…100g(「ナチュブラン」15%・「ナチュブラン」30%置き換え)
- 無塩バター…30g
- グラニュー糖…25g
- ベーキングパウダー…2g
- 全卵…25g
- 牛乳…20g
生地作り
小麦粉100%
- いつも通りのスコーン。
- 生地をしっかり冷やさないとべたつきがあり、扱いにくくなる。
「ナチュブラン」15%配合
- 小麦粉100%のものより、べたつきが少なめ。
- 冷やす工程を行ったほうが扱いやすい。
「ナチュブラン」30%配合
- べたつきが最も少なく、扱いやすい。
- 他の2つの生地より重たく感じられ、のばすのに力がいる。
焼き上がり
小麦粉100%
- きれいに腹割れしている。
- 焼き上がりは、バターの香りが中心。
- しっとり感もある、いわゆる「スコーン」という味わい。
「ナチュブラン」15%配合
- きれいに腹割れしている。
- 小麦ブランの甘い香りがある。
- 小麦粉100%のものに比べるとしっとり感は減るが、ザクッと感が増す。
「ナチュブラン」30%配合
- きれいに腹割れしている。
- 色が濃く、最も香ばしく焼き上がる。
- ざくっと感があり、素朴な感じ。
- 小麦ブランの自然な甘さがあるため、甘みを感じる。
アイスボックスクッキー
基本配合
- 薄力粉…100g(「ナチュブラン」15%・「ナチュブラン」30%置き換え)
- アーモンドプードル…10g
- 無塩バター…50g
- 粉糖…30g
- 卵黄…7g
- 塩…1g
生地作り
小麦粉100%
- 基本のアイスボックスクッキーのレシピなので、成形もしやすい。
「ナチュブラン」15%配合
- 「ナチュブラン」が入るぶん、生地の繋がりが弱い。
- 「ナチュブラン」30%配合のものよりは扱いやすい。
「ナチュブラン」30%配合
- 「ナチュブラン」が入るぶん、繋がりが悪い。
- 円柱に整えるのが他の2つより難しく、短めのものを何本か作って対応。
焼き上がり
小麦粉100%
- 若干、横に広がって焼き上がったように見える。
- バターをしっかり感じるサクッとクッキー。
- 口どけやなめらかさなどは、最も良い。
- 「ナチュブラン」配合のものと比べると、粉の風味が控えめに感じる。
「ナチュブラン」15%配合
- 広がることなく、成形時の状態で焼き上がる。
- 小麦ブランの甘い香りを感じる。
「ナチュブラン」30%配合
- 広がることなく、成形時の状態で焼き上がる。
- 小麦ブランの甘い香りを感じ、最も香ばしく焼き上がる。
- 素朴で自然な甘みがあり、ザクッと感が強い。
まとめ
「ナチュブラン」を加えるだけで、シンプルな味わいの食パン・スコーン・クッキーにも特長が出て、また食べてみたいと思える風味が表現できることに驚きました。
基本的な配合の粉と置き換えるだけで、味や食感の変化がかなり出てきます。
個人それぞれの好みがあるので、どの配合が良いとは言いにくいですが、どれもぜひ一度試していただきたい仕上がりでした。
15%前後の置き換えから始めると、初心者さんでも気軽にできるように思います。
「ナチュブラン」を扱う上での注意点
小麦粉100%のレシピは、そのまま作ることで作りやすさやおいしさが計算されています。
「ナチュブラン」に限らず、別の粉の配合比率を高くすると、生地の扱いにくさや味のバランスなどに影響してくるレシピもあります。
「ナチュブラン」を多く使って作りたい場合は、水分など他の材料の配合や作り方の調整をいろいろと試してみてもよいかもしれません。
また、最初からその配合のレシピを探すと、失敗せず作れると思いますよ。
おいしさも機能性も◎「ナチュブラン」を活用しよう!
小麦粉と置き換えるだけで、おいしいパンやお菓子が作れる「ナチュブラン」。
自然な甘みは、クセになるおいしさです。
おうちでのお菓子作りやパン作りに、ぜひ取り入れてみてくださいね。