インパクト大!話題のパン「コグマパン」
「コグマパン」という名前を耳にしたことはありませんか?
今回ご紹介するのは、身近な材料で作れて特別な型も必要ない、コグマパンの作り方。
秋冬にぴったりな、さつまいもをたっぷり使ったパンを作りましょう!
コグマパンとは
コグマパンとは、韓国で話題となったさつまいもそっくりなパンのこと。
「コグマ」は韓国語で「さつまいも」。「動物のくまの子」のことではありません。
コグマパンは、むらさきいもパウダー入りの生地にたっぷりのさつまいもあんが入った、さつまいも好きにはたまらない味わいのパン。
加えて一番の特徴は、その見た目!
さつまいもそっくりのかわいい姿がSNS映えすると話題になり、コンビニでも販売されるなど、日本でもじわじわと存在感を高めている一品なんです。
コグマパンのレシピ(6個分)
さつまいもが満喫できる、かわいい見た目のコグマパン。
生地のこね方から丁寧に解説しているので、パン作り初心者さんもチャレンジしてみてくださいね。
さつまいもあんを作る
材料
- さつまいも…正味330g
- 上白糖…30g
- 塩…ひとつまみ
- バター(食塩不使用)…20g
- 牛乳…10g
作り方
- さつまいもの皮を剥き、水にさらしておきます。
- 鍋に入れてやわらかくなるまでゆで、水気を切って熱いうちにつぶします。
- 上白糖・塩・バター・牛乳を加え、なめらかになるまでゴムベラで混ぜます。
- 完全に冷めたら6等分し、約8cmのいも形に成形します。
パン生地が完成するまで、ラップして置いておきます。
パン生地を作る
材料
- 強力粉…200g
- むらさきいもパウダー…14g
- 上白糖…20g
- 塩…3g
- ドライイースト…3g
- 水…140g
- 無塩バター…20g
- むらさきいもパウダー(仕上げ用)…適量
下準備
- バターは室温に置いておき、やわらかくしておく。
- 二次発酵が終了したらすぐに焼成できるよう、オーブンを200℃に予熱する。
作り方
- 強力粉・むらさきいもパウダー・上白糖・塩・イーストをボウルに入れます。
*イーストと塩は、重らないように注意!
- ホイッパー(もしくは指)で全体を混ぜます。
- 水を加え、ゴムベラである程度まとめます。少々粉っぽいくらいでOK。
- 台に出し、こねます。
手の付け根でこすりつけるように生地をまとめます。ある程度まとまったら、台にたたきつけて畳むのを繰り返します。
- こねた生地がまとまり、引っ張ると薄くのびるようになったらバターを加え、さらにこねます(こね方は工程4と同じ)。
- 生地を指で薄く広げてのばし、グルテン膜が確認できたら生地を丸めます。
- バター(分量外)を薄く塗ったボウルに入れてラップを張り、30℃で40分間程度発酵させます。
2倍くらいまで膨らんだら、一次発酵完了です。
- 生地を6等分します。
台に生地をあて、手を猫の手に丸めて台に押し付けるように優しく丸めます。
- 大きめの清潔なビニール袋をかぶせたり、かたく絞った布巾をかぶせたり、乾燥しないようにして15分間ベンチタイム。
- めん棒を使って生地を平らにします。
- 生地を12cm幅にのばし、さつまいもあんを置きます。
- 生地をあんにかぶせるようにのばし、とじ目をぴったりととじます。
- 軽く転がし、形を整えます。
- とじ目を下にして天板にのせ、軽くつぶします
- 表面にむらさきいもパウダーをふるいかけ、箸とスプーンの先端を使ってさつまいもらしい模様を付けます。
*箸で穴を開けるわけではないですが、しっかりと跡を付けてください。
スプーンでややカーブのついた線を付けると、“さつまいものしわ”が表現できます。
- 35℃で30分間程度、一回り大きくなるまで二次発酵させます。
- 200℃に予熱したオーブンで10分間焼成すれば、完成。
「コグマパン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
さつまいもらしい仕上がりにするために、使用する素材にも注目したいところ。
むらさきいもパウダー
パン生地に練り込む「むらさきいもパウダー」は、コッタオリジナル商品がおすすめです。
私のお気に入りポイントは、その風味と色鮮やかさ。紫芋らしさがじゅうぶん楽しめます。
さつまいも
さつまいもには、ほくほくしたものからねっとりしたものまで、さまざまな品種がありますよね。
さつまいもあんに使う品種は、お好きなものを選んでいただいてOK。
今回私が使ったのは、ねっとりとした食感と甘みが強い安納芋です。
コグマパンで秋の味覚を楽しもう♪
さつまいもを使ったパンはさまざまありますが、コグマパンのインパクトは抜群。
本物のさつまいもみたいな見た目が、話題の中心になること間違いなしです!
ぜひお試しください。