すももを使いこなそう
甘酸っぱくてジューシーなすもも。
完熟するとあっという間に傷んでしまうので、たくさんあったら、ぜひお菓子作りにも活用したいフルーツです。
今回はそんなすももについて詳しくお話し、おいしいお菓子レシピもご紹介していきます。
すももの皮はむく?むかない?
すももの皮にはポリフェノールや食物繊維がたくさん含まれているので、ぜひとも皮ごと食べるのをおすすめします。
酸っぱいのが苦手な方や、ジューシーな甘い果肉のみを味わいたい!というときは皮をむいて楽しんでも◎
ただ、すももの皮は薄く、果肉もとてもやわらかいので、包丁でうまくむけない場合もあります。
そんな時はまず種に沿って包丁でぐるりと一周して2等分にし、種を外して皮を手でペロッとむけば、比較的きれいに取れます。
それでもきれいに取れない場合は、湯むきしてもいいでしょう。
手順はトマトの湯むきと同様で、皮に少し切り込みを入れ、熱湯にくぐらせて氷水にあけるとスルンとむけます。
個人的には皮付きのままガブッ!と丸かじりしてワイルドにいたくのがすももの好きな食べ方です!
すももでお菓子を作るには?
すももはとても水分が多いので、焼き菓子には向きません。
ジャムやコンポートにすると冷たいスイーツ作りにも活用できますし、加工することで保存期間も長くできます。
すももジャムのレシピ
材料
- すもも…(種を除いて)200g
- グラニュー糖…60g
- レモン汁…小さじ1
下準備
すももは種に沿って包丁で一周し、2等分にして中の種を包丁で取り除いておく。
作り方
- 種を外したすももを皮付きのままフードプロセッサーにかける。
- 1を小鍋に入れ、グラニュー糖を加えて火にかける。
- 中火にかけ、加熱して水分を飛ばしていく。
途中アクが出てくるので、こまめにすくい取る。 - 水分が飛んでとろみがついてくるまで混ぜる。
冷えると少し締まるので、好みのとろみ加減の一歩手前で火を止めレモン汁を加える。 - 冷やしたら出来上がり。
*煮沸消毒した瓶などに入れて密閉すれば保存がききます。
今回作った分量は少なめなので、器に入れてラップをし、冷蔵保存で数日中に使い切りましょう。
自家製すももジャムを使った簡単ジャースイーツ♪
グラスの底にグラノーラを敷き、ジャムを少量入れ、ヨーグルトを入れて仕上げにジャムをトッピングしただけの簡単スイーツ。
甘酸っぱいすももとさっぱりしたヨーグルトの相性が抜群で、おやつはもちろん、食欲の落ちる夏の朝食にもぴったりなスイーツです。
ジャムを作ったらぜひ普段のヨーグルトにもかけてみてくださいね!
すももコンポートのレシピ
材料
- すもも…8~10個
- 白ワイン…120g
- 水…350g
- グラニュー糖…120g
- レモン汁…15g
下準備
すももはジャムと同様に種に沿って包丁で一周し、2等分にして中の種を包丁で取り除いておく。
作り方
- 鍋に白ワイン・水・グラニュー糖を入れ沸騰させる。
そのまま2~3分間グラグラ沸かし、アルコールを飛ばす。 - 種を外したすももを入れ、すぐに火を止める。
レモン汁を加え、一晩寝かせる。 - 器に盛り付けて出来上がり。
*レモン汁は色止め(変色防止)のために入れています。
*皮ごとコンポートにするときれいなピンク色の仕上がりに。皮は一晩漬けると、スルッと外れます。
シロップごと食べられます。
完熟のすももはとてもやわらかいので、コンポートにすると崩れやすいです。完熟前のすももを使った方が形をきれいに保てます。
熟しすぎて食べ切れないすももはジャム用に使ってしまうのがおすすめです。
すももコンポートを使ったすももヴェリーヌ♪
コンポートを使って「すももヴェリーヌ」を作ってみました!
実とシロップの両方を使って、さっぱり爽やかなカップスイーツに。
ゼリー・ジュレ・ムースの全てにすももを使っているので、すもも感を存分に味わえます。
「すももヴェリーヌ」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
まとめ
甘酸っぱくてさっぱりとしたすももは、食欲の落ちる夏にぴったりなフルーツです。
パックにたっぷり入って売られていることが多いので、おいしいけど食べきれない!と思ったら、ぜひジャムやコンポートにしてみてくださいね。
スイーツ作りに、パンやヨーグルトのトッピングにといろいろ使えておすすめですよ~!