話題のオーツミルクで簡単お菓子作り♪
じわじわと人気が高まってきている「オーツミルク」。
ヴィーガンの方も取り入れているという完全植物性の飲料で、アーモンドミルクやライスミルクなどと並んで「第3のミルク」と呼ばれています。
今回はこのオーツミルクを使った簡単バナナパウンドケーキのレシピをご紹介。
オーツミルクについても詳しく解説します。
オーツミルクとは
オーツミルクとは、「オーツ麦」から作られる飲み物のこと。
オーツ麦は麦の一種ですが、小麦などに比べてグルテンが含まれず、糖質が少ないのが特徴のひとつ。オートミールやグラノーラなどの材料にも使われています。
栄養価がとても高く、アーモンドミルクや豆乳などの他の植物性ミルクと比べるとカルシウムが豊富。
牛乳と比べても脂質や糖質が少なく、食物繊維が豊富に含まれています。
気になる味は、ほぼ無臭でクセが少なく、とってもまろやか!
どことなくミルキーで、砂糖不使用でもほんのりと甘さが感じられるため、ごくごく飲めます。
すっきりとした後味は、料理はもちろんお菓子作りにも活躍しそう!
オーツミルクとオイルで作る簡単バナナパウンドケーキのレシピ(20cmパウンドケーキ型1本分)
乳製品不使用の簡単バナナパウンドケーキのレシピです。
材料
- 全卵…100g
- きび砂糖…70g
- 太白ごま油(米油でも可)…40g
- オーツミルク…40g
- バナナ…100g
- 米粉(菓子用米粉 ミズホチカラ)…100g
- ベーキングパウダー…2g
下準備
- 型にオーブンシートを敷く。
- オーブンを190℃に予熱する。
- 卵を常温に戻しておく。
作り方
- バナナとオーツミルクをボウルに入れ、フォークでバナナをつぶす。
- バナナの大きな塊がなくなって、写真のようになればOK。
- 太白ごま油を加え、油が分離していない状態になるまでしっかりと混ぜる。
- 別のボウルに卵ときび砂糖を入れて軽く混ぜ、ハンドミキサー中速で2分間混ぜる。もったりとした状態になったら低速に切り替えて1分間キメを整える。
- 米粉とベーキングパウダーをあわせてふるい入れ、底から返すように軽く混ぜる。
- 粉気が半分程度なくなったら、3を加えて混ぜ合わせる。
- クッキングシートを敷いた型に流し入れる。
- 190℃で予熱したオーブンを180℃に下げて10分間、真ん中に切り込みを入れて170℃に下げて30分間焼く。
- 表面にしっかり焼き色が付けば完成!
「オーツミルクとオイルで!バナナパウンドケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
乳製品不使用のパウンドケーキの食感は?
オーツミルクを使用したバナナパウンドケーキ。気になる食感はどうなのでしょう?
米粉を使用しているためもっちりしっかりとした食感。
バナナが入っているのでしっとり♪仕上げのシロップを打つ必要がないくらいです。
オーツミルクと油分が半々の配合は罪悪感も少なく、油分を減らしたことによるパサつきも全くありません。
食べたあとの満足感もじゅうぶん。
焼きたても冷めてからも、どちらもおいしく召し上がれますよ。
レシピのポイント
今回ご紹介したレシピは米粉を使用しているので、グルテンフリーのレシピをお探しの方にも安心して作っていただけます。
ここで注意してほしいのが、米粉の種類!
米粉は、使用する製品によって水分の吸収率などが変わってしまいます。
このレシピでは、「菓子用米粉 ミズホチカラ」を必ずご使用ください。
小麦粉で作りたい場合は
もちろん小麦粉でもおいしく作れます。
同じ分量を薄力粉に置き換えて作ってみましたが、小麦粉ならではのグルテンの力でふんわりと焼き上がり、こちらもおすすめ!
保存方法と日持ち
パウンドケーキが焼き上がったらすぐに型から取り出し、ラップでぴっちりと包んでください。
ふわっと包むと水滴がラップに付き、衛生的によくないので注意!
完全に冷めたら冷蔵庫に入れ、一晩寝かせるとおいしく召し上がれます。
一度に食べきれないときはカットして一切れずつラップで包み、ジッパー付きのフリーザーバッグなどに入れて冷凍庫で保存しましょう。
日持ちは、冷蔵庫で3日以内、冷凍庫で2週間程度を目安に。
バナナが入ったパウンドケーキはプレーンに比べて日持ちが短め。なるべく早めに食べきりましょう。
オーツミルクを活用すれば、乳製品不使用のお菓子作りも楽しめる!
オーツミルクとオイルで作るバナナパウンドケーキのレシピはいかがでしたか?
クセが少なくそのまま飲んでもおいしいオーツミルクは、乳製品不使用で作りたいお菓子にぴったり!
栄養価も高いので、ぜひ活用してみてくださいね。