ホールケーキを選ぶときの悩みを解決!
ホールケーキのサイズとして表記されている号数。「〇号ってどのくらいの大きさ?」と悩んだことがある方は多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは号数についてお話ししつつ、人数に合わせてどのサイズのケーキを選べばよいのかをまとめてみました。
お店での注文はもちろん、サイズ感がわかりにくいお取り寄せ、そして手作りするときのサイズ決めに役立てていただける内容になっています♪
「号」とは
「号」とは、円形のケーキの直径を表すときに使われている単位。
これは、長さの単位に「尺」、質量の単位に「貫」を基本とした単位系「尺貫法」によるもの。
長さの単位に「m」、質量の単位に「kg」を基準とした単位系が、現在広く使われているメートル法です。
現在では尺貫法を取引や証明に使うことが禁止されましたが、今もいくつかの単位は身のまわりで目にすることがあり、ケーキの号数もそのひとつ。
ケーキの直径は号数×3
ケーキ屋さんでバースデーケーキやクリスマスケーキなどを注文するとき。ケーキの大きさを号数で言われてもピンとこない方、ご安心ください。
実は簡単に「cm」に換算する方法があります。
1号は直径1寸。1寸は3cm。
つまり1号は直径3cmということになります。
5号なら直径5寸=直径15cm。
号数×3(cm)で直径が何センチなのか計算できるのです!
表にまとめてみました。
8号以上の場合も、号数×3(cm)で計算してみてくださいね。
何人分?ホールケーキの目安人数は?
ケーキの大きさが分かっても、人数の目安は意外と分かりにくいもの。
そんなときは下の表を参考にしてみてください。
ケーキの大きさに対しての一般的な人数の目安を記載しています。
ロールケーキやタルトの目安人数は?
ホールのデコレーションケーキだけでなく、1本売りのロールケーキやホールのタルトはどうでしょう。
人数の目安を考えてみましょう。
ロールケーキ
ロールケーキの人数の目安は、1カットの幅で考えるとわかりやすいです。
1人分3cmでカットするのが一般的なので、人数×3cm分あれば足りるでしょう。
例えば5人家族なら、最低15cmの長さのものが欲しいですね♪
タルト
タルトはデコレーションケーキよりも高さが低いので、同じサイズでもデコレーションケーキより少ない人数を目安にするのがおすすめです。
1人分は、タルトレット(小さなタルト)として直径6~9cmくらいで扱われていることが多いと思います。人数の目安はこちら。
人数はあくまで目安に。大きさを決めるポイント
一般的なサイズと人数の目安をご紹介しましたが、これらはあくまでも目安とお考えください。
大きさを決めるポイントとして大切なのは、ケーキのボリュームや満足感です。
軽いクリームを使っていればすいすい食べられちゃうので余裕を持ったサイズにしてもいいと思いますし、濃厚なガナッシュクリームやバタークリームであれば少量で満足することもあるので大き過ぎないように気をつけたほうがいいかもしれません。
ロールケーキなら太さの違いもありますね。
また、タルトもクリームやフルーツがたっぷりトッピングされているものであれば、満足度がかなり変わってくると思います。
そして何より食べられる量(食べたい量)は人それぞれ。せっかくホールケーキを購入する(作る)なら満足できるサイズを選びたいですね♪
ぴったりサイズを選んで大満足♪
今回はケーキの号数について、大きさと人数の目安をお話ししました。
誕生日やクリスマスなど、ホールケーキを用意する機会に役立てていただければ幸いです。
ご紹介した目安を参考に、一緒にケーキを囲む皆さんが大満足できる楽しいスイーツタイムをお過ごしください。