グルテンフリーのタルト生地でお食事タルトを作ろう!
タルトというと甘いお菓子のイメージが先行しますが、甘くないタルトがあるのをご存じでしょうか。
今回ご紹介するのは、軽食としても楽しめるセイボリータルト。卵・乳・小麦不使用で作る簡単レシピをご提案します。
米粉を使ったタルト生地は寝かせる時間が不要なので、思い立ったらすぐに作ることができる手軽さも魅力です♪
セイボリータルトとは
セイボリータルトとは、甘くない塩気のあるタルトのこと。
「セイボリー(savory)」は塩気のある食べ物を意味する英語です。
欧米ではポピュラーな食べ物で、「塩気のある生地と具材で作る」という点を守れば比較的自由に楽しめるよう。
調べてみると、土台はパイシート・ブリゼ(練りパイ)生地・パンを活用したものなど多岐に渡り、具材もサラダ仕立てのものからお肉やシーフードなどの料理をのせたもの、卵液を流してキッシュのように焼いたものなどバリエーション豊か。
甘いスイーツのタルトも魅力的ですが、軽食としても楽しめるセイボリータルトもぜひ得意なメニューに加えたいですよね。
卵・乳・小麦不使用で作るセイボリータルトのレシピ(6個分)
すりごま入りの米粉タルト生地は香ばしく、軽くサクサクしたクラッカーのような食感。かむほどにごまと米のうまみが口いっぱいに広がる、ぜひお試しいただきたい一品です。
タルト生地を作る
材料
- 製菓用米粉…90g
- すりごま(白または黒)…10g
- きび砂糖…8g
- 塩…2g
- 米油…40g
- 水…25g
作り方
- 米粉・すりごま・きび砂糖・塩をボウルに入れ、指で均一に混ぜる。
- 水と米油を加え、手でまとめる。
- 生地を6等分にする。
- 型に生地を押し広げ、形を整える。
底にフォークで穴をあける。
- 180℃に予熱したオーブンで25分間程度焼く。
焼けたら型から外す。
仕上げる
材料
ベース
- じゃがいも…中2個分
- オリーブオイル…大さじ1
- 塩…少々
- こしょう…少々
アボカドシュリンプ(3個分)
- アボカド…3/4個
- ゆでたむきえび…6個
- レモン汁…1/4個分
- 塩…少々
- オリーブオイル…小さじ1
バジルトマト(3個分)
- ミニトマト…9個
- バジルの葉…3枚
- はちみつ…小さじ1
- オリーブオイル…小さじ1
- 塩…少々
作り方
- じゃがいもの皮をむいて適度なサイズにカットしたらやわらかくなるまでゆでる。
湯を捨てて再度火にかけ、表面が粉をふくまで加熱したら火を止める。
- じゃがいもをつぶしてオリーブオイルを混ぜ、塩・こしょうで味付けする。
- トッピングする具材を作る。
【アボカドシュリンプ】
皮をむいて種を取ったアボカドを適度なサイズにカット。ゆでたむきえび・レモン汁・オリーブオイル・塩を混ぜ合わせて味を調える。【バジルトマト】
ミニトマトを食べやすいサイズにカット。刻んだバジル・はちみつ・オリーブオイル・塩を混ぜて味を調える。 - 2のじゃがいもをタルトに入れ、具材を見栄え良く盛り付ける。
- 完成。
「セイボリータルト(卵・乳・小麦不使用)」の詳しいレシピページはこちら。
すりごまによって歯切れの良さ・食感の良さ・香りの良さがプラスされるので、ぜひ加えてください。
黒ごまと白ごまで作ると見栄えも◎テーブルが華やぎます。
レシピのポイント
ご紹介したタルト生地は冷蔵庫で寝かせずすぐに焼成でき、成形に麺棒、焼成に重しも必要ありません。
指で型に押しつけて成形するため、底や側面の生地に厚さのムラができないよう気をつけるのがコツ。
焼き色をしっかり付けて、香ばしく仕上げましょう。
のせる具材でアレンジ自由!セイボリータルト
セイボリータルトの具材はアレンジも自由。
今回のように野菜などを使ったヘルシーな具材も良いですし、ローストビーフのようなお肉をのせても良いかもしれません♪
どんな具材でもおいしくまとめてくれる懐の深い土台なので、召し上がる方の嗜好にあわせていろいろアレンジをお楽しみくださいね。
甘いものが苦手な方へのおもてなしにも、このセイボリータルトはおすすめです。