パンプディングは電子レンジでも作れる!
パンプディングは、残ったパンで作れるメニューの中でも人気スイーツのひとつ。
オーブンを使うレシピが多いですが、1~2人分くらいをちょっとだけ作りたいときには、電子レンジを使えば短時間で作れます。
今回は、電子レンジを使った簡単なパンプディングのレシピをご紹介♪
いろいろなアレンジ提案も必見です。
簡単パンプディングのレシピ(1~2人分)
食パンで作るパンプディングの簡単レシピです。
電子レンジに対応した耐熱容器をご用意ください。
直径18~20cmのもの1枚分でちょうどの分量です。
材料
- 食パン…70~80g
- 牛乳…130ml
- 生クリーム…30ml
- 卵(Mサイズ)…1個
- 砂糖(細目グラニュー糖)…15g
- メープルシロップ…適量
- トッピング用粉糖…適量
*食パンの目安量は、5~6枚切だと1~1.5枚程度、4枚切だと3/4枚程度です。
*生クリームはコクを出すために加えています。同じ分量の牛乳に置き換えるとあっさりとした仕上がりになります。
下準備
- 分量外の油脂を容器に薄く塗っておく。
作り方
- 食パンを2〜3cm四方のサイコロ状にカットし、耐熱容器に並べる。
- ボウルに卵入れ、ほぐしたらグラニュー糖を混ぜる。
牛乳と生クリームを少しずつ加えて泡立て器でよく混ぜ合わせ、卵液を作る。
- 1に卵液をゆっくり注ぎ、全体に行き渡らせる。
たまにパンを返しながら、10分間ほど置いて染み込ませる。*一気に注ぐとパンが浮いてしまうことがあるため、少しずつ注ぐのがコツ。
- ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで4分間加熱する。
*加熱しすぎると冷めたときにかたくなりやすいので、少しやわらかめで取り出しましょう。取り出す際はやけどに注意!
追加で加熱する際は、10秒間ずつ様子を見てください。
- 完成。
甘さは控えめなので、メープルシロップやケーキシロップ、ジャムなどを添えてどうぞ。
粉糖を振る際は、溶けにくいタイプがおすすめです。
レシピのポイント
レンジで失敗なくパンプディングを作るためのポイントをお教えします。
容器は1つずつ電子レンジにかける
大きな器ではなく1人分ずつ分けて作りたい場合は、1つずつ電子レンジにかけるのがおすすめ。むらなく仕上がりやすくなります。
加熱時間に気をつけ、ある程度卵液が固まるまでは様子を見ながら調整してください。
乾燥したパンを使うときは水分量を調整する
パンの水分が少ないと、卵液が足りなくなる場合があります。
牛乳を10~20ml増やしたり、パンを少なめにしたりと水分量を調整してください。
食パン以外でも作れる!
上記では食パンで作るレシピをご紹介しましたが、パンの種類はバゲットやクロワッサンなど、プレーンなものならなんでもOK。
やわらかいパンでも、かたくなってしまったパンでも、もともとかたいパンでも、おいしく出来上がりますよ。
パンのやわらかさや乾燥具合にあわせて、染み込ませる時間を調節してください。
プレーンなもの以外だと、甘い食材が入っていたり、生地に甘い風味がついていたりするパンでも作れます。
ドライフルーツやチョコチップ入りを使うと、簡単にひと味違った仕上がりに♪
アレンジ提案
そのまま食べてもおいしいパンプディング。さらにおいしくなるおすすめのアレンジをご紹介します♪
パンの種類とトッピングの組み合わせを工夫するとバリエーションが広がりますよ。
バナナ+チョコチップ
卵液を染み込ませたあと、薄切りにしたバナナを所々にさしこみ、チョコチップを散らしてレンチン。
チョコチップは多めがおすすめです。
写真は黒糖風味のテーブルロールで作ったもの。
レーズン+シナモンパウダー
卵液にシナモンパウダーを小さじ1ほど混ぜ合わせ、パンと一緒にひとつかみのレーズンも浸してレンチン。
スライスアーモンドを散らしたら、仕上げにシロップをかけてどうぞ。
スライスアーモンドは、トースターやオーブンの低温(100℃程度)で、薄く焼き色が付きパリッとした食感になるまで10~15分間ほどローストしたものをお使いください。
写真はデニッシュ食パンで作ったもの。
冷凍のミックスベリー+バニラアイス
卵液を染み込ませたあと、ミックスベリーを冷凍のまま散らしてレンチン。
出来たてにバニラアイスをのせて食べると、温度差のコントラストが楽しめます。ベリーの色と酸味も程よいアクセントに♪
写真はバゲットで作ったもの。
時短おやつのレパートリーにおすすめ!
オーブンがなくてもできる!短時間でできる!といいことずくめの電子レンジで作るパンプディング。
思い立ったらすぐに出来たてが楽しめるのはうれしいですよね。
パンの種類やトッピングとの組み合わせで、手軽にバリエーションを増やせるのも魅力◎
自分好みのパンプディングをお楽しみください。