割れ目が特徴的なアメリカのクッキー♪
クリンクルクッキーというお菓子をご存じでしょうか。
割れ目が入った表面はカリッと、中はふわっとやわらかい食感が楽しめるクッキー。
今回は、旬の国産レモンを使った爽やかなレモンクリンクルクッキーのレシピをご紹介します。
クリンクルクッキーとは
クリンクルクッキーとは、表面が「crinkle(クリンクル)=しわくちゃ、波模様」に割れることから名前が付いたといわれるアメリカで人気のスイーツ。粉砂糖をかぶった様子から、「雪の帽子」と呼ばれることもあります。
特徴的なのは、やはり砂糖の使い方!
お好きな方も多いスノーボールクッキーは、焼けた生地に粉糖をまぶして仕上げますよね。
クリンクルクッキーはグラニュー糖と粉糖をまぶしてからオーブンで焼き上げることで、ひび割れた見た目になるんです。
表面の砂糖の部分はカリッと、中はふわっとした食感が楽しめます。
レモンクリンクルクッキーのレシピ(約19枚分)
レモン皮と果汁を使って、爽やかな香りのクッキーに仕上げました。
材料
- グラニュー糖…50g
- レモン皮…1個分
- 無塩バター…35g
- 全卵(Mサイズ)…50g
- レモン汁…16g(約1個)
- 薄力粉(★)…125g
- 塩(★)…ひとつまみ
- ベーキングパウダー(★)…4g
- グラニュー糖…適量
- 粉糖…適量
下準備
- 卵を常温に戻す。
作り方
- 無塩バターを湯せんで溶かし、粗熱を取っておく。
- ボウルにグラニュー糖50gを入れ、レモン皮をすりおろしてよく混ぜておく。
*レモン皮の白い部分を入れると苦くなってしまうため、黄色の皮の部分だけすりおろしましょう。多めに入れるとレモン感が増しておいしいです♪
- 溶かしバターを加えて混ぜ合わせる。
- 卵を2~3回に分けて加え、その都度混ぜる。
- レモン汁を絞って加え、混ぜていく。
- ★をふるい入れ、粉気がなくなるまでゴムベラで混ぜる。
- ラップに包み、半日~一晩冷蔵庫で冷やす。
- オーブンを210℃で予熱開始。
冷やしておいた生地をカードで15gずつ分割する。
*生地がかなり手に付く場合は、計量したあとで冷蔵庫に10分間程度入れると丸めやすくなります。
- 生地を丸め、グラニュー糖をまぶしていく。
- 続いて粉糖をしっかりめにまぶしていく。
- 天板にシルパットやクッキングシートを敷き、間隔をあけて生地を置く。
- そのまま冷蔵庫で5分間ほど冷やす。
- 210℃で予熱したオーブンを200℃に設定し、約10分間焼成。
*オーブンによって焼き時間が異なるため、調節してください。 - クッキー生地がぷっくり膨れ、周りと底にうっすらと焼き色がついていれば焼き上がり。
粗熱が取れるまで天板の上に置いておく。
- 完成。
「レモンクリンクルクッキー」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
シンプルで作りやすいレシピですが、上手に作るためのポイントがあります。
生地は冷蔵庫でしっかり冷やす
レモンクリンクルクッキーの生地は、他のクッキー生地と比べてやわらかくて緩いので、しっかりと冷蔵庫で冷やしましょう。
冷やすと作業しやすいのはもちろんのこと、中がふわっとした食感に焼き上がります。
焼き過ぎない
焼き過ぎると粉糖が溶けてしまい、食感もかたくなってしまいます。
クッキーの底と周りにうっすらと焼き色がついたらOK!
焼き上がったばかりのクッキーはとってもやわらかくて崩れやすいので、天板にのせたまま粗熱を取りましょう。
粉糖の種類によって見た目が変わる!
クリンクルクッキーは焼いた際のひび割れが特徴的ですが、粉糖の種類によって割れ目が変わってきます。
オリゴ糖入りの粉糖を使用したものは割れ目が大きく、トッピング用の粉糖を使用したものは細かな割れ目になりました。
お好みの見た目になるよう、粉糖を使い分けるのもおすすめです。
アレンジレシピ
細かく刻んだホワイトチョコを生地の中に入れ、レモンカードをたっぷり絞ったアレンジレシピ。
ホワイトチョコの濃厚な甘さと酸っぱいレモン味は相性抜群です。
作り方
- 上記のレシピに刻んだホワイトチョコを入れて作った生地を丸める。砂糖をまぶしてスプーンを押し込んでくぼみを作る。
- 焼成後、冷ましたクッキーのくぼみにレモンカードを流したら完成♪
アレンジバージョンもぜひお試しください。
レモンの風味が爽やか!クリンクルクッキーを作ろう
今回は、アメリカのお菓子・クリンクルクッキーをレモン風味で楽しむレシピをご紹介しました。
食感も見た目も楽しめる爽やかなレモンクリンクルクッキー、国産レモンが収穫される時期にぜひ作ってみてくださいね!