トルティーヤを手作りしてみませんか
最近スーパーなどでもよく見かけるトルティーヤ。実は家で簡単に作ることができるんです。
トルティーヤから手作りして、タコスやブリトーを楽しんでみませんか?
今回は手作りトルティーヤのレシピをご紹介。
タコスとブリトーの違いなども解説します。
トルティーヤとは
トルティーヤ(tortilla)とは、メキシコで食べられている薄焼きのパンのようなもの。
コーンフラワーで作られたコーントルティーヤと、小麦粉で作られたフラワートルティーヤがあります。
メキシコではコーントルティーヤが多いようですが、日本ではフラワートルティーヤになじみがあるのではないでしょうか。
また、パリパリに揚げたコーントルティーヤを想像する方も多いと思いますが、「ハードシェル」と呼ばれる揚げトルティーヤはアメリカで進化したもの。メキシコではやわらかいソフトシェルのトルティーヤが主流です。
タコスとブリトーとの違いは?
混同されがちですが、トルティーヤは皮の名称で、タコスやブリトーは料理としての名称。
タコスとブリトーはどちらもトルティーヤを使っているので違いがわかりにくいのですが、食べ方と生地に違いがあります。
タコス
タコスは、コーントルティーヤとフラワートルティーヤの両方を使用(メキシコではコーントルティーヤが主流)。
トルティーヤに具材をのせ、半分に折って食べます。
ブリトー
ブリトーはフラワートルティーヤを使用。
トルティーヤに具材をのせ、巻いて食べます。
トルティーヤのレシピ(直径15cmのもの10枚分)
日本でもなじみのあるフラワートルティーヤのレシピです。
フライパンで本格的なトルティーヤが焼けますよ。
材料
- 強力粉…100g
- 薄力粉…100g
- 塩…小さじ1/2
- 米油…10g(オリーブオイルなど好みの油で可)
- ぬるま湯…100g
作り方
- ボウルに強力粉・薄力粉・塩・油・ぬるま湯を入れる。
- 手でこねやすいように、ゴムベラでざっと混ぜる。
- 手で2~3分間こねる。
- なめらかになったらラップに包み、常温で30分間休ませる。
- 生地を10等分し、丸める。
- 1枚ずつ麺棒を使ってのばしていく。
*生地を少しずつ回しながらのばすとよい。
- 直径15cmくらいまでのばす。
- 油を引いていない、熱したフライパンに生地をのせる。
しばらくすると生地が膨らんでくる。軽く焦げ目がついたらひっくり返す。
- 両面焼けたらフライパンから取り出し、完成。
トルティーヤの保存方法
生地は冷蔵保存できるので、前日に焼いておくこともできます。
乾燥しないようにラップで包むかフリーザーバッグなどに入れて保存。
食べる直前にレンジで温めるか、一枚ずつフライパンで軽く焼いて温めましょう。
冷凍保存も可能
冷凍する場合は、ラップに包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
冷蔵庫に移して解凍し、召し上がってください。
タコスの作り方
トルティーヤを作ったら、具材を用意してタコスを食べましょう!
具材は何でもOK♪メキシコ風のソースは簡単なので、ぜひ用意してみてください。
サルサ・メヒカーナ
サルサはスペイン語で「ソース」。サルサ・メヒカーナはメキシコ料理に欠かせないソースです。
材料
- トマト…1個(約150g)
- 玉ねぎ…1/2個(約50g)
- ピーマン…1個
- レモン汁(またはライム汁)…小さじ2
- 塩…小さじ1/2
- パクチー…好みで
- 青唐辛子…好みで
- にんにく…好みで
作り方
- トマト・玉ねぎ・ピーマンをみじん切りにする。
- レモン汁と塩であえれば出来上がり。
*冷蔵庫で半日〜1日置いておくと、味がなじんでおいしくなります。
お子さまも食べることのできるシンプルな味付け。
より本場の味に近づけるなら、青唐辛子やにんにく、苦手でなければパクチーもお好みの量を加えてください。
サルサ・メヒカーナはタコス以外にも、ポークソテーや魚のムニエルにトッピングするなどいろいろな料理に合います。
ワカモレ
アボカドのソースです。
材料
- アボカド…1個
- 玉ねぎ…1/4個(約25g)
- ミニトマト…2個
- レモン汁(またはライム汁)…小さじ2
- 塩…小さじ1/4
作り方
- アボカドの皮をむいてタネを取り、フォークで粗くつぶす。
- みじん切りにした玉ねぎと小さく切ったミニトマトを加え、レモン汁と塩であえれば出来上がり。
こちらも、青唐辛子やパクチーを好みで加えてください。
具材
タコスの具材は、メキシコ風のものを用意しなければと難しく考えなくても大丈夫。
例えば、牛肉を焼いたもの・サラダチキン・ソーセージ・チリコンカン(ミートソースなどでも)・好みの野菜(レタス、パクチーなど)。
トルティーヤに具材をのせ、半分に折って召し上がれ!
ブリトーの作り方
ブリトーはコンビニでも売られているので知っている方も多いのではないでしょうか。
定番のハム&チーズは簡単なので朝食にもおすすめ。
トルティーヤでハムとチーズを巻いたら、フライパンかレンジで温めてチーズを溶かして召し上がってください。
野菜をたっぷり巻いてヘルシーに仕上げるのも◎
具材を巻いたらラップでキャンディ包みにすると、カットしても崩れませんよ。
手作りトルティーヤでメキシコ料理を楽しんで!
今回はトルティーヤのレシピと、タコス・ブリト―でのおいしい食べ方をご紹介しました。
トルティーヤをたくさん焼いてお好みの具材を用意すれば、おもてなしにもぴったり♪
日本の手巻き寿司みたいに各自で仕上げて食べると楽しいですよ。
フライパンで手軽に焼けるトルティーヤは、具材次第でアレンジも自由!
ぜひ自宅でトルティーヤ作りに挑戦してみてください。
「手作りトルティーヤ」の詳しいレシピページはこちら。