サマーシュトーレンを作ってみませんか?
シュトーレン、おいしいですよね。クリスマスシーズンではなくても食べたい!と思っている方も多いはず。
そんな方におすすめなのが、サマーシュトーレン。
冬のどっしり濃厚なシュトーレンと違い、中に入れるフルーツは南国フルーツなどをベースにし、少し軽めに仕上げるのがポイントです。
今回は、夏にも食べやすい爽やかなシュトーレンをご紹介したいと思います。
サマーシュトーレンの作り方(長さ15cmの大きさ3本分)
漬け込みフルーツを作る
材料
- ドライマンゴー…30g
- ドライピーチ…30g
- ドライアプリコット…30g
- オレンジピール…30g
- アーモンド…30g
- キルシュ…20ml
*フルーツの割合はお好みでOK。
作り方
- フルーツは大きさをそろえて小さくカットする。
- アーモンドは160℃のオーブンで10分間から焼きし、小さくカットする。
- フルーツとアーモンドにキルシュをふり、よくなじませて一晩置く。
フルーツは、パイナップルやレモンピールなどのかんきつ系もおいしいと思います。
ナッツは、油分の多いくるみを入れずに、アーモンドのみにしました。
ラム酒漬けフルーツを使うことの多いシュトーレンですが、夏なのでさっぱりとキルシュを使用。お好みでコアントローなどでも。
中種を作る
シュトーレンはドライフルーツやバターがたっぷり入るので発酵が遅くなります。
中種を先に発酵させておくことで発酵力が上がり、ふっくらとした生地を作ることができます。
材料
- 準強力粉…80g
- 耐糖性ドライイースト…3g
- 牛乳…60ml
作り方
- ボウルに準強力粉とドライイーストを入れ、人肌に温めた牛乳をイーストめがけて入れる。
- 生地をまとめて、5分ほどパンマットの上でこねる。
- こね上がったら丸くまとめ、ボウルにラップをして30℃で30分間発酵させる。
*夏場なので室温でも発酵します。
本こねをする
材料
- 準強力粉…140g
- ココナッツファイン…30g
- 耐糖性ドライイースト…3g
- 牛乳…10ml
- 細目グラニュー…糖30g
- 塩…3g
- 卵黄…15g(Mサイズ1個)
- 無塩バター…100g
- 中種
- 漬け込みフルーツ
作り方
- 無塩バターは室温に戻して、やわらかい状態にしておく。
- 人肌に温めた牛乳にドライイーストを入れて、よく溶いておく。
- ボウルにバターを入れてクリーム状にし、グラニュー糖と塩を加えて混ぜ、卵黄を入れて混ぜる。
牛乳で溶いておいたイーストと粉を入れ、ゴムベラで切るように混ぜていく。 - 粉気がなくなったら中種をちぎって入れ、まとまるまでこねる。
パンマットの上に出し、5〜10分間こねる。 - 生地を平らにして漬け込みフルーツをのせ、何度か折りたたみながら全体に行き渡らせる。
- ボウルに生地を入れてラップをかけ、30℃で45分間発酵させる。
- 三つに分けて丸め、ベンチタイムを15分間。
- 15cmくらいの円に伸ばし、折り返すところをめん棒でぐっと押さえてから折りたたむ。
- 天板の上にのせて、30℃で45分間発酵させる。
- 180℃に予熱しておいたオーブンで30分間焼成。
*下の部分が少し出るようにずらして折りたたむのがポイントです。
*焼成温度、時間はご家庭のオーブンに合わせて調整ください。
仕上げ
材料
- 無塩バター…50g(溶かしておく)
- 粉糖…適量
- なかない粉糖…適量
作り方
- シュトーレンが焼き上がったら熱いうちに溶かしバターをはけで塗る。
- 粉糖を全体にまぶす。
- 完全に冷めたら、なかない粉糖をふりかける。
きっちりラップをしてフリーザーバッグに入れて冷蔵庫で保存する。
*側面や裏面も忘れずに。
「サマーシュトーレン」の詳しいレシピページはこちら。
食べ方・保存方法
シュトーレンは冬場であれば常温保存で良いのですが、夏場はカビや食中毒などが気になります。
きっちりとラップに包み、フリーザーバッグなどに入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵庫から出し、薄くカットして食べます。
冷たいアイスコーヒーとよく合います♪
また、冷蔵庫ではなく冷凍庫で保管するのもおすすめ。バターがたっぷりなのでカチカチにはなりません。
冷凍庫から出してすぐに冷たいまま食べると、さらにさっぱりと食べられます。
夏にもシュトーレンを楽しんで
「シュトーレン=クリスマス」というイメージですが、ぜひ夏にもひんやりとおいしいシュトーレンを楽しんでください!