余りがちなゼラチンを使って
ゼリーを作ったりババロアを作ったり、今の季節は特に活躍しそうなゼラチン。
手軽に使える便利なゼラチンですが、とかくゼリーなどを作ったらそのまま数か月…なんて事はないでしょうか。
そんな眠っているゼラチンで、今回はお菓子ではなく、夏野菜を使ったゼリー寄せを作ろうと思います。
夏野菜。旬のうちにいっぱい食べておきたい野菜たちです。
今回作るのは、夏らしい緑と赤がメインのゼリー寄せ。野菜の彩りも楽しみたいですね。
いつもと違うサラダ感覚
まずはグリーンサラダのような緑がメインのサラダ感覚なゼリー寄せです。
いつもと違うサラダを作ってみましょう。
夏野菜のゼリー寄せの作り方
コンソメ液を作る
材料
- 粉ゼラチン…5g
- 塩…小さじ1/4
- コンソメ(固形)…1/2個
- 水…200ml
*顆粒コンソメの場合は小さじ1
作り方
1.粉ゼラチンは水(大さじ2)に入れて混ぜ、ふやかしておく。
2.残りの水にコンソメと塩を入れ、火にかけ溶かしておく。
3.ふやかしたゼラチンを電子レンジ500Wで30秒間加熱して溶かし、2と混ぜる。
*ふやかす必要のないタイプのゼラチンの場合は60℃以上のお湯に直接振り入れ、塩とコンソメも溶かしておきます。
組み立て
材料【パウンド型(約600mlのもの使用)1本分】
- キュウリ…1/2本
- オクラ…70g(約7本)
- インゲン…80g
- 枝豆…正味30g
- ひよこ豆(水煮)…30g
作り方
- インゲン・オクラ・枝豆は塩ゆでにして冷ましておきます。
- 画像のように、パウンド型の外側にはみ出るくらいラップを敷きます。
- キュウリは縦半分にカットしてから台の上に置き、ピーラーでスライスします。
- スライスしたキュウリを1/3~半分ほど重なるようにしながら、型に敷きます。
- カットしたときの断面をイメージしながら野菜を入れていきます。
キュウリの長さにもよりますが、今回は型の七分目ほどまで入れました。 - コンソメ液を流し入れます。
- キュウリで包むように覆い、外側のラップで包みます。
- 冷蔵庫で2時間以上しっかり冷やし固めます。
- 完全に固まったら、そっとラップを持ち上げるように型から出し、ラップをはがしてカットします。
*今回枝豆は事前にゆでて冷凍しておきました。
*手持ちでのスライスは危険ですので、台の上に置いて作業してくださいね♪
*大きな野菜を入れ、小さな野菜を隙間に入れるようにした方が、カット面がきれいに見えるように思います。
「夏野菜のゼリー寄せ」の詳しいレシピページはこちら。
もっと簡単に。プチトマトのゼリー寄せの作り方
パウンド型で作るのはちょっとハードルが高そう…!?そう思ったら手持ちのカップに野菜を入れ、ゼリー液を流し入れて冷やし固めれば簡単♪普段作るゼリーのように。
今回は枝豆とプチトマトを湯むきして入れました。
コンソメの代わりに「麺つゆ」でもおいしいですよ。
パウンド型で作ったゼリー寄せでは「コンソメ1/2個」を使いましたが、このゼリー寄せはちょっと和風に「麺つゆ」で作りました。
「白だし」を使うとより野菜の彩りも映えますね♪
麺つゆで作ったゼリー寄せ、夏らしく素麺と一緒にいただきました。
「プチトマトのゼリー寄せ」の詳しいレシピページはこちら。
サラダと同じくドレッシングで
何をかけて食べるの?
サラダ感覚となればお好みのドレッシングでOKです。
今回はレモン汁とブラックペッパーをかけ、オリーブオイルでいただきました。
パンとサラダと
サラダのようなゼリー寄せを作ったら、パンを焼く私はやっぱり「パンとサラダ」です。
カンパーニュをスライスして、チーズと一緒にのせて食べるのも素敵だな。
そう思ってカンパーニュを焼きました。
ちょっと気分を変えてサラダ感覚で食べるゼリー寄せ。
眠っているゼラチンで夏らしいサラダを作ってみてください。