プルーンピューレでパンが作れるのを知ってますか?
プルーンピューレとは、プルーンとお湯を混ぜ合わせてピューレ状にしたものです。
このプルーンピューレを油脂代わりに使ってパンが焼けるのを知っていますか?
「聞いたことある!」という方もいると思いますが、「え?プルーンがバターの代わりになるの??」と不思議に思う方も多いはず。
プルーンには保湿効果のあるペクチンや、イーストの栄養となる糖類が含まれているので、しっとりやわらかいパンを焼くことができるんです。
今回は、プルーンピューレを使ったパンをご紹介したいと思います。
プルーンピューレの作り方
まずはプルーンピューレを作ります。
材料(作りやすい分量)
- プルーン(種なし)…200g
- ぬるま湯…90ml
作り方
- プルーンとぬるま湯をフードプロセッサーに入れる。
- 時々様子を見ながら、フードプロセッサーを回す。
- 全体的によく混ざり、ピューレ状になったら完成。
作りやすい分量なので、たくさんできてしまいます。
一回のパン作りに使う量は少しなので余ってしまいますが、清潔な保存容器や密閉容器に入れておけば冷蔵庫で約1か月保存可能です。
プルーンピューレは、パン作り以外にも、ヨーグルトにのせたり、ジャムのようにパンやスコーンにつけて食べたりと、いろいろ楽しめます。
*プルーンピューレは「カリフォルニアプルーン協会」さんのサイトを参考にさせていただきました。
プルーンピューレでチョコチップちぎりパン
プルーンがほんのり香る生地にチョコチップを混ぜ込んで作った、しっとりおいしいちぎりパンです。
材料(18cm×18cm角形1台)
- プルーンピューレ…30g
- 強力粉…250g
- 水…100ml
- 牛乳…70ml
- 塩…3g
- ドライイースト…3g
- チョコチップ…40g
作り方
- チョコチップ以外の材料をすべて合わせ、ホームベーカリーなどでこねる。
こね上がったらボウルに入れてラップなどをし、30℃で30分間一次発酵。 - 生地をガス抜きしながら広げ、チョコチップを散らす。
- 丸め直して生地を16等分し、10分間ベンチタイムを取る。
- オーブンシートを敷いた型に並べ、30℃で30分間二次発酵。
- 180℃に予熱したオーブンで20分間焼成して、出来上がり。
2〜2.5倍になったら発酵完了。
一口かじるとプルーンのフルーティーな味をほのかに感じます。チョコチップ入りでお子様にも食べやすいかと思います。
「プルーンピューレでチョコチップちぎりパン」の詳しいレシピページはこちら。
プルーンピューレでシナモンロール
同じ生地でシナモンロールです。
材料(8個分)
- パン生地はチョコチップちぎりパンと同じ
- シナモン…1g
- グラニュー糖…30g
- ワッフルシュガー…適量
作り方
- チョコチップちぎりパンと同じように、ホームベーカリーなどで生地をこねる。
こね上がったらボウルに入れてラップなどをし、30℃で30分間一次発酵。
2〜2.5倍になったら発酵完了。 - 生地をガス抜きして丸め直し、10分間ベンチタイム。
- 生地を24×35cm程度に伸ばして、あらかじめ混ぜておいたシナモンパウダーとグラニュー糖を振りかける。
- 24cmの辺をクルクル巻いていき、3cm8等分にカットする。
あれば、IFトレー(離型油を塗っておく)にのせる。
なければ、そのままオーブンシートを敷いた天板の上にのせて、30℃で30分間二次発酵。 - ひとまわり大きくなったら上にワッフルシュガーをのせて、180℃に予熱したオーブンで15分間焼成。
- 出来上がり。
通常のふんわりとしたシナモンロールとは違って、もっちりとした生地のシナモンロールです。
プルーンピューレの良いところ
- バターの代わりに使うことで、脂肪分やカロリーが抑えられます。
- ビタミンやミネラルなどいろいろな栄養素が含まれています。
食物繊維も多く含まれており、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」をバランスよく含んでいます。 - もっちりしっとりした生地になるプルーンピューレのパンは、保湿効果が高いので翌日食べてもしっとりが持続します。
プルーンピューレでパンを作ってみましょう!
プルーンピューレを使ったパン。まだ作ったことがないという方は、ぜひ一度試してみてください♪
バターを使わなくてもこんなにおいしくパンが焼けるんだ!と、きっとびっくりすること間違いなしです!