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ハードパン入門に♪リュスティックレシピ

date
2018/10/29
writer
chiyo
category
パン作り

気軽にリュスティックを楽しみたい!

リュスティックの生地は水分量が多いので生地が扱いにくく、まとまりにくいのが難点。

どちらかというと、私はリュスティクのような水分量の多いハードパン作りは苦手。でも食べるのは大好き。

なんとか簡単に気軽に、そしておいしく家で作ることができないか…。

今回は、扱いやすく作りやすい、リュスティックレシピをご紹介します。

リュスティックってどんなパン?


「リュスティック」はフランス語で「田舎風」という意味。

フランスパンの一種で、水分量が多いためベタベタとして成形がしにくいので、生地を分割したあとは成形せずに、そのまま発酵させて焼成するのが一般的です。

成形しないため、不ぞろいな形が素朴な感じ。
クラストはパリッとして香ばしくて、中身はしっとりとしてとってもおいしいパンです。

リュスティックレシピ

材料(6個分)

  • 準強力粉…250g
  • インスタントドライイースト…2g
  • 砂糖…10g
  • 塩…5g
  • 水…180g

下準備

オーブンは天板を1枚入れた状態で予熱しておく。

作り方

  1. こね機、ホームベーカリーなどに材料を入れてこねる。
  2. お使いの機械によってこね時間は前後しますので調整してください。

  3. こね上がったらボウルなどに移し、ラップをかけて一次発酵。
  4. ボウルに移すときにベタつくようなら、生地に打ち粉(強力粉)をする。
     
    *常温で50~60分間。2~3倍の大きさになるまでしっかり発酵させてください。
    季節、室温によって時間は前後しますので、大きさを見て判断してください。

  5. パンマットの上に生地を置き、軽く丸め直してぬれ布巾などを被せて、15~20分間ベンチタイム。
  6.  
    ベタベタしてくるようなら、打ち粉(強力粉)をする。
    手にも粉をつけておくと扱いやすくなります。

  7. 成形。
  8. 生地に打ち粉をする。
     
    図のように横長の長方形になるように手で整える。
    生地を押さえて、6等分になるようスケッパーで点線のところをカットする。

    生地の角を中に入れるようにして、一つずつ形を整える。
    *カットしたままで整えなくても大丈夫です。

  9. オーブンシートを敷いた天板に生地をのせて、室温で30~40分間二次発酵。
  10. 季節や室温によって変わりますので大きさをみて判断してください。
     
    *発酵が遅いようでしたら発酵機をお使いください。
    発酵器なしの場合は、ビニール袋に入れるか、ぬれ布巾をかぶせてください。

  11. 発酵が終わった生地にクープを入れる。
  12. クープはなしでも大丈夫なので、お好みで。

  13. 予熱してある天板の上に、生地をオーブンシートごと移動させて焼成。
  14. 蒸気の入るオーブンの場合は蒸気焼成。
    蒸気が入らないオーブンの場合は霧吹きをかけて焼く。

    電気オーブン、220℃20分間。
    ガスオーブン、200℃15分間。

今回の作り方だと、天板が2枚必要になります。
もしお持ちでなければ、オーブン皿と同じくらい大きさのトレーなどにオーブンシートを敷いて、パン生地を二次発酵させてください。
オーブンへ入れる際に、移動しやすいです。

「リュスティック」の詳しいレシピページはこちら

素朴なパンだからこそ、アレンジもしやすい!

リュスティックは、油脂も入らず砂糖も少なめで食べやすいです。

フィリングとして秋の食材のサツマイモや、レーズンなどを入れてもおいしい。
チーズなどももちろん合います。

また、焼き上がったプレーンのリュスティックは、サンドイッチなどにしてもとってもおいしいんですよ。

素朴だからこそ、いろんなアレンジもできますし、無限においしさが広がります。

ハードパンの入門に…


ハードパンに苦手意識がある方、多いかと思います。

まずは、成形の楽なリュスティックから始めてみてください。
きっとハードパンが近く感じられるようになるはずです。

date
2018/10/29
writer
chiyo
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

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